今年の最終話

2017-12-30 22:22:22 | Weblog
2017年ももうおしまい。
相変わらず1年が過ぎるのは早いが、だんだんそのスピード感に慣れて来た気がする。
今年はまたしても転勤・引越しがあり、生活環境が大きく変わる年だった。
1年を振り返るとやはり引越し前後の差に想いが至る。
今住む大阪は私にとって住み易く、通勤は楽だし、車の渋滞にイライラする事も少ない。
テニスは安価で楽しめ、テニ友も多数。
そして休日に時間をゆるり過ごすことの出来る田舎が近くにあり、自然が身近だ。
それはそれでいいのだが、休日の移動範囲は見知った土地の中で、新鮮味はない。



引越し前に住んでた神奈川は、近辺の有名観光地はもちろんのこと、商業施設や公園なんかの佇まいも目新しく、休みの日は出掛ける気になれば行ったことのない遊び先はいくらでもあった。
東京は近く、中心地でなくてもそこらじゅうに大きな街があり、それぞれに大きくなってきた歴史の集積が伺え、興味をそそる催し物があちこちで開かれる。
東京という超巨大都市を体感できた。
少し気を入れて足を伸ばせば近県の未訪問の観光地で遊べたし、関東平野の淵は未踏峰の山ばかり並ぶ。



こう書くといつも思うのが、関西でも京都や奈良なら有名どころでもまだ行ってない所はいっぱいあるではないか、大阪に住んでいてもまだまだ遊び先に不自由はしないぞ、ってこと。
でも単純にそう思えない自分がいる。
この差は目的地までのアプローチにあるのではと気付いた。
大阪からは東西南北あらゆる方向に幾度も遊びに行った過去があり、何度も同じ道同じ路線を使用していて、見知らぬ景色に出会うにはだいぶ出発地から離れないといけない。
神奈川からは住まいから少し離れればそこはもう処女地。
日常から離れるのに時間がかからず、非日常の場所に長くいられる。
この違いなのだろう。



さて来年も大阪をベースに旅しなければならない。
訪問先は行ったことの無いところをうまく選択し、行ったことのあるところも工夫を加えて楽しみたい。
記憶に残る旅が出来ることに期待して、2017年を見送ろう。


年末ですな

2017-12-24 21:31:46 | Weblog
毎月20日発売の写真雑誌。
なんで各誌同じ日なのだろう。
業界の取り決めだろうか。
ひとつ今号が欲しい雑誌があり、近くの書店に買いに行った。
発売3日目なのに、いつも山と積まれている平置き台に見つからない。
んん??
平置き台の奥にある立て差し棚になんとか一冊見つけ出し事無きを得た。
他誌もほぼ売切れ状態で1~2冊残ってればいい方。
各誌輪ゴムが掛かっていて、なんか付録が挟んであるようだ。
ははあ、なるほど。
来年のカレンダーが付いてるんだ。
みんな付録狙いで早々に買い求め、売れ行きがいいんだな。
得心した。




ある晴れた冬の土曜日

2017-12-23 22:19:42 | Weblog
冬の陽は低い。
少し西を向いた我が部屋。
お天気良い日、お昼頃になると窓から部屋の奥まで光が差してくる。
冬って夏みたいに太陽はギラギラしていないし高度が低いから、少しでも日が陰ると晴れた日でも暗いイメージがある。
でも室内は夏より明るくて、寒くても光溢るる穏やかなイメージがもたらされる。
そんなことも手伝ってかお出かけしなくても、部屋で過ごすのが心地良い。



最近ハマっている休日の朝寝。
昨日は遅くまで残業して、0時を過ぎてから晩酌を始めたので、今朝は昼前に起きればいいつもりで床に就いた。
さすがにこの時間には起きねばと余裕を持って11時に目覚ましをセットしたが、こんな時は反対に早い時間にスッキリ目覚めてしまう。
ふと目を覚ましたら、あるシリアスな思考が頭に浮かび、頭が冴え渡ってしまった。
もう二度寝できないなと思い起床。
それでも9時だったけど。
いいお天気だ。
2時間儲けたのでシーツを洗濯し、布団を乾した。
これで今晩はまた気持ち良く眠れるかな。



サブタイトル抹消

2017-12-19 23:56:23 | Weblog
もうずいぶんと自転車に乗っていない。
自転車の記事がご無沙汰だ。
冬場は乾燥肌で、お風呂上がりに脚や腕にローションを塗るのだが、太ももやらふくらはぎを間近に見ると、その細さに愕然とする。
もう坂道は上れない。
大事にしていた自転車も、いまや屋根の下ではあるが屋外の駐輪場に置いている。
先日少し様子を見たら艶やかだったサドルはカピカピに乾いて、フレーム各所にサビが増殖しているみたいだった。
ハンドルに巻かれたテープは2度の引越しで傷つけられ、えぐれ破れた箇所多数。
一度総点検してあげねば。

テニスは変わらず楽しんでいるが、ほとんど上達しなくなってダメダメな話題ばかり。
これでは筆が進まず、記事にできない。
山行きの数も減ってしまった。
早出早着が基本の山登りだが、朝がめっきり弱くなった。
前日夜に出発するとか、朝早く出掛けるなんて、やってみようか、とも思わない軟弱者になってしまった。
そんなこんなで、ブログ記事のサブタイトルが現状とだいぶかけ離れてきている。
見直ししよう。

ブログの話題も変わったが、文章も変わった。
書き始めた頃は書きたい事が当然いっぱいあって、いくらでも書ける気がしていたが、記憶力が衰えて昔話が書けなくなった。
直近の出来事・想いしか文章にできないからネタが絞られる。
その文章表現もずいぶんと平易になった。
文章も短くなったから、昔より読み易くはなってるだろう。
何かの拍子に昔の記事を読むと、これは自分で書いたのか?と、もう自力では念頭に浮かばない単語を使ってたりする。
酒を飲みながらでもバババっと書いてアップしてたなあ。
今は酒が入ったらもう一から書くなんて不可能だ。
最終チェックや写真選択にくらいしか頭が回転しない。

悲しいけど仕方ない。
今の生活にあった内容で掲載して行くしかないな。




掃除機が壊れてしまった。

2017-12-13 00:17:36 | Weblog
お休みの日の夕刻、遊んで帰ってきて、いつも出かける前にしていく掃除をその日は寝坊してできていないのを思い出した。
掃除せんといかんなあ。
しばしゆっくりしたいところだったが、一息入れたらもう動けなくなる。
よし、荷物を片付けてそのままの勢いで、掃除するぞ! と気合いを入れて掃除機を取り出した。
電源コードを引き出し、コンセントに差し、スイッチを入れた、…けど静かだ。
いつものプィーンというモーター音が聞こえてこない。
ありゃりゃ、壊れてしまったか。

接触が悪いだけなのかと外れて配線が覗く接続部を圧迫しても、バンバン叩いてみても動かず。
試しに普段使わぬノズルの回転ブラシのスイッチを入れたらこちらはブィーンと回った。
電気は来てるが本体のモーターが逝ってしまったようだ。
この掃除機、いつ買ったのかなと思い出してみた。
かれこれ二十数年前だ。
途中使ってなかった時期もあったが、長く役に立ってくれたなあ。
ありがとよ。
せっかく気合いを入れたが掃除機が動かないことには仕方がない。
正当な理由を得て掃除をサボり、夕食を買いに出た。

さて翌週の土曜日、早速電気屋さんへ。
カメラのレンズ評価しか読んだことのない価格ドットコムの掃除機の口コミを事前に見て、今どんな掃除機が人気なのか調べてみた。
けど、実際手にとってみないと分からんな。
という結論を得て、家電売場で実機を触り、店員さんの説明を聞いた。
欲しい掃除機のタイプとしては、充電式のスティックタイプ。
いちいちケーブルを引き出してコンセントに差して、という手間なく掃除にかかれるのがいい。
そうすれば目立つゴミを見つけた時、すぐにスイッチオン、ちょろっと吸い込むことができて、週末まで気になるゴミがいつも目につくストレスから解放される。
充電式だと使用可能時間が短いらしいので、ある程度持ちが良く、後は軽量だったら言うことなし。

で、選択したのがエレクトロラックスのスティック型掃除機。
こんなメーカーがあったのね。
知らんかった。
そんな至れり尽くせりな機能を付けると結構なお値段になった。
昔なら掃除機にそんなお金は絶対かけなかったな。
ずっと畳の部屋に住んでたから目立たなかったホコリや髪の毛が、薄い色味のフローリングに変わって気になるようになったからか。

買ってきた翌日、早速使ってみた。
快適である。
これまでのキャニスター型のは、ホースに繋がった本体部を引きずって、曲がり角で壁にぶつけないよう気をつけたり、電源コードに乗り上げて動かなくなったり、なんて面倒があったが、それがなくなった。
動きも軽い。
とてもフットワークが良くなった。
こりゃいいなあ。
高いだけのことはある。
これで掃除を始めるのに気合いを入れる必要がなくなったな(と思う)。

唯一面倒なのが吸い取ったゴミの後始末。
これまでのは紙パック式で容量も大きかったから掃除が終わってもそのまま放っておけばよかったが、今度のはゴミの溜まる場所が小さい。
ゴミ捨てはどんな感じかやってみたが、フィルターに綿ぼこりが幕となって張り付いているので、長く取り除かず使い続けると吸引力低下をもたらしそうだ。
たびたびゴミ捨てしないといけないな。
さて、どんな掃除機ライフ(なんだそりゃ)が待っているだろう。


長岡天満宮

2017-12-07 00:28:28 | その他旅行き
光明寺の見学を終えたがまだ時間はたっぷりあった。
長岡天満宮もお詣りしよう。
お天気良いし、歩いて行くことにした。
約30分、青空の下、暖かい日差しを浴びてぽくぽく歩く。





モミジの木がポツポツと赤を散らす大きな池に到着。
長岡天満宮の八条ヶ池だった。
パンとコーヒーを買ってきて池畔のベンチで遅い昼食にした。
風はなく、お日様はさんさんと熱を送ってくれて、日曜日にこんな穏やかな日になったのは久しぶりだよな。





ゆっくりと食べていたらだいぶ日が傾いてきた。
おっと、そろそろお詣りせねば。
池を囲む堤には桜の木が並んでいて、春も綺麗なんだろうなと想像する。
大きな石の鳥居をくぐり、キリシマツツジの生える石の道をすすむ。
社殿は山裾にあるため早くも日の光は遮られ、参道は日陰に沈んでいた。
境内にもモミジが多く、日の差す時刻に来たらまた雰囲気が違っていたことだろう。





祭神は菅原道真公。
前に談山神社の記事で藤原鎌足公に絡めて話題にしたが、菅原道真公のつもりで藤原道真公と間違って記載していた。
ああ、恥ずかしい。
賢く生きていけるよう祈願した。






晴天下の紅葉

2017-12-05 00:44:36 | その他旅行き
晴れてくれたよ。
水曜日頃の関西地方の週末天気は、一時晴れな予報だったのに、金曜日には土曜・日曜と予報に変わった。
土曜日はまだ白い雲が浮かんでいたが、日曜日はほぼ晴天。
ありがたく、紅葉の写真撮影を楽しませてもらった。

<石畳みの石段>


今年はこれまで、奈良、大阪で紅葉狩り実施済み。
次は京都だ。
この週末で関西の紅葉は南の方を除いてほぼ終了だろう。
そしてこのお天気である。
京都の名だたる紅葉の名所は人で溢れるのは自明の理。
紅葉を撮りに行ったのか人を撮りに行ったのか分からない事態を避けるべく行き先を少し外し、長岡京の光明寺に出かけた。

<葉雲たなびく>


駅から臨時バスが用意されていたが、狙い通り溢れるほどの人はおらず、マイペースで撮影を楽しめた。
ただ、紅葉はやはり終わりかけ。
木に残るモミジの葉は縮れて落葉寸前。
落ち葉の方がキレイな所多数。

<このモミジはちょうど見頃だった>


このお寺の紅葉の見所は境内見学順路の最後、もみじ参道である。
モミジのトンネルが小径を覆い、通路の両脇に散った落ち葉が踏まれずに、ふんわりと残っているのがいい。
斜めに差す秋の日差しを透かし見て、まずまず楽しむことができて良かった。

<御影堂>


<ムクロジの木>


<コケの海に吹き寄せらるる>


<信楽庭>


<光陰>


<もみじ参道>



全麹

2017-12-02 22:07:12 | お酒
富山は岩瀬で買い求めた日本酒の封を開けた。



透明な器に注いでびっくり。
黄色くなってる?
それも薄っすらとではなく琥珀色だ。
冷蔵庫で保管してたけど、その前に持って帰る時に痛めちゃったかな。



盃についで匂いをかいでみたが、特に酸っぱい匂いがするわけでは無い。
というか、匂いがほとんどない。
恐る恐る口に含んでみた。
良かった、腐ってはいなかった。



けどその口当たりとお味に衝撃。
これって日本酒なの?
まず口に含んでいきなり「むむっ」と異様なのが、トロリとした舌触り。
そして舌先に、抑えられた甘さが、幕厚く乗る。
幕が徐々に奥に伸び舌の根に届くと、カラメルの苦味の様な香りを感じ、甘さがカラメルの焦げ臭い甘みに変わる。
後口は穏やか。
なんだこれは、なんだこれは。



精米歩合は50%だ。
燗になんてしないんだろうけど、気になったのでやってみた。
熱燗はさすがによろしくなかろうと人肌くらいで。
盃についで鼻を近づけると、カラメル香が立つようになった。
口に含む。
さらっとした口当たりに変わり、すぐにカラメルの甘さが広がる。
辛みがプラスされ、甘さと辛さの余韻がとても長くなった。
やっぱり燗は、おもしろいな。



ところで、そもそもなんでこんな色になるのだろう。
まるでウィスキーみたいだ。
オーク樽かなんかに貯蔵してるのだろうか。
それとも日本酒の場合、普通より長く醸せばこうなるのだろうか。
味覚も視覚も不思議な日本酒である。


曇天下の紅葉

2017-12-01 00:18:50 | その他旅行き
近場でいいからもう少し秋を感じようと、万博記念公園を散策してきた。
紅葉まつりの最中だが、そろそろ終わりかけ。
お天気はまたしても曇り時々雨だった。
今年は青空の下の鮮やかな紅葉黄葉を透かし見ることはできないかもしれない。
今週末が最後のチャンスだな。

<サンドイッチを食べたベンチの下にはドングリが>


<柿とドウダンツツジ>


<園内を周遊する「森のトレイン」>


<落ち着く色ですな>


<「ソラード」登り口あたり>


<カシワの葉の色付き方>


<カラスが鳴くから帰ろ>