カカオとコーヒー展

2023-02-28 06:33:58 | その他旅行き
カカオとコーヒーの催しをやるという情報を入手していたので、鶴見緑地の咲くやこの花館にまた行ってきた。
ここはこの冬二回目の訪問である。
今回は連れが別件で車を使うというので、電車&徒歩で向かう。
あいにく雨のお天気だったが、降ったり止んだりで酷く濡れることはなく助かった。



咲くやこの花館の入り口にはキッチンカーが二台止まっていた。
イベントがあるとき呼ばれるのだろうけど、雨なのでお客さんは少なそう。
お昼前でお腹も空いたし、中のレストランは前回食事したので、どちらかのお店で買うことにした。
問題は雨で、食べるところをどうするかだったが、建物の入り口へのスロープに屋根があり、ひとつだけベンチがあるのを見つけた。
ここで食べよう。



キッチンカーはカレー屋さんとオムライス屋さん。
ふわとろオムライスにした。
柔らかいたまごと歯応えのある十六穀米の口応えの差が面白い。
ベーコンやキノコ、トマトなんかも入っていて賑やかだ。
とても美味しくいただいた。



食後のコーヒーは当然館内で。
入館し、温室は後で巡ることにして、イベントスペースのある方へ歩く。
高い天井の広場は催しの出し物で賑やかだった。
カカオやコーヒーの木が展示してあり、実の採取から食べられるようになるまでが説明されていた。
コーヒーは常設のテントのお店と特別出店しているお店の二択。
当然特別出店の方を選択し、ぶぶっくコーヒーというのをいただいた。



これは細かく挽いた豆をコップに入れて、そのままお湯を注ぎ、しばらく置いて粉を底に沈め、上澄みを飲むというもの。
豆の味をダイレクトに感じられるそう。
前に岡山の芸術祭を見に行った時、美術館の喫茶室で同じようなのを飲んだことがある。
紙コップに入れてもらい、ベンチに腰掛け写真撮影。
この時間で粉は沈んだかな。



豆は浅煎りのようで、苦味はなくやさしい味だった。
ベンチの隣の舞台上では、何かのワークショップが行われていた。
テーブルに置かれたガスコンロで何かを作るようだ。
数組の家族連れがスタッフのサポートを受けつつ作業するのを見つつ、ホッとコーヒータイム。
コーヒーを飲み終え、世界のチョコレートを並べたお店で連れにお土産を買った。



お店が沢山出店しているわけでもなく、買い物を楽しむというより、各種ワークショップに参加してコーヒーまたはカカオに関する知識を取得する目的で来るべき催しだなと思った。
温室へと向かい、室内を巡った。
展示する植物は入れ替えが行われるのか、前回来た時の記憶と違う場所がいくつかあった。
雨が上がったので、温室外の植物も見に行ってみる。
寒いのにサボテンが屋外で頑張っていた。




鳥たちも知っている

2023-02-24 07:01:33 | Weblog
これまた通勤道の途中にある柿の木の話し。
毎年小降りの実が大量になるのだが、食べられる柿ではないようで、収穫されずに放って置かれている。
鳥が食べないのかと思うがそんな様子もなく、実を付けたまま秋が終わる。
ずっと木についたままなのでどんどん熟れて色も濃くなっていく。
しかしある時から枝から実が無くなっていく。
鳥たちが食べにやってくるようになったのだ。
柔らかくなったのもあるだろうが、多分冬の寒さで柿の渋が抜け、食べられる甘さになったのではないかと思っている。
天然の干し柿状態だな。
食べられ出すと早い。
あんなに沢山付いてた実が、あれよあれよと無くなって、すっかり皮とヘタだけになってしまった。
秋には見向きもしなかったのに、鳥たちも食べられる柿と食べられない柿が分かるんだなと感心。

<残り柿>



冬咲く花は春を呼ぶ

2023-02-22 06:23:21 | Weblog
1月の終わりの寒かった時、2月もこんなに寒いのかな、春はまだまだ先だな。
と思っていたが、仕事に少し余裕ができたせいか、2月に入ったらあれ一日また一日と日が過ぎるのをただ見送っていた。
忙しくて日を忘れるというのが多かったが、なんとなく日を過ごし、いつの間にか過ぎた日を虚しく?振り返るというのもあるんだな。
2月ももう22日だ。
駅に向かう道に梅の木があって、ちらほらと花をつけていた。
梅の花の咲く季節になったんだなあ。

冬に花を咲かせる木にビワがある。
昨年初めて知った。
これも駅に向かう途中、立派なビワの木が一本あるのだが、今地味な花をたくさんつけている。
雪の降った日の前にはもう咲いていたから、ひと月も咲き続けている。
花持ちがいいのか、次々と新しい花をつけるのか。
きちんと実のなる木で、実がなる頃は毎年持ち主が収穫予定の実に果樹園で見かける紙の袋を被せている。
あれだけたくさんの花が咲いたら、沢山実もなるんだろうけど、多分大きくなるように一個だけを残して後は間引いてしまうんだろうな。
今後は実の成り方を観察していこう。

<枇杷の花>



バカルディ カルタ オロ

2023-02-20 06:21:54 | お酒
家飲みでウイスキーのハイボールをよく飲むようになって、ウイスキー以外の蒸留酒でハイボールを作るとどんな感じになるのか試してみたくなった。
ジンはイメージが既にあるので、あまり飲み慣れないラム酒を試した。
買ったのはバカルディのカルタ オロ。
ゴールドラムの方である。
バカルディは透明な奴は飲んだことがあるが、茶色いのは初めて。



氷を入れたグラスにワンショット流し込み、炭酸水で割る前にロックで飲んでみた。
ふむ、やさしい甘さ。
ラムのイメージからか、南国の雰囲気がある。
昔、ウイスキーをストレートやロックで飲んでいた頃、ラムってどんななんだろうと買った事がある。
名前は忘れてしまったが、とても甘ったるい奴で飲み切るのに時間がかかり、それ以来ラムに手を出す事が無くなった。
でもこのバカルディはしつこい甘さでないから飲めそうだ。



そして炭酸水で割ってみた。
うーむ、反対に最近飲んでる量で割る(結構薄め)と、あっさりしすぎるかも。
前の甘ったるい奴をハイボールにしたらちょうど良かったのかもしれない。
少し濃い目にしてみた。
ふむふむ、腰が戻っていい感じ。
これくらいでいこう。



バカルディには定番の飲み方があるようで、ボトルの裏面にキューバ リブレというカクテルの作り方が書いてあった。
ライムの搾り汁とコーラで割るカクテルである。
ますます甘く、南国感が出そう。
コーラで割るのはよくあるようで、ジャックダニエルのカクテルレシピにもジャックコーラというのが紹介されていた。
ライムが手に入るようなら今度コーラも買ってみようかな。




阪急伊丹線乗車次第

2023-02-18 18:32:17 | その他旅行き
阪急伊丹線は神戸本線の塚口駅から北へ3駅だけ伸びた短い支線である。
終着駅が伊丹駅。
伊丹でお酒を飲んだ帰り、ほろ酔い気分で塚口駅まで乗った。



伊丹駅の改札は大きなビルの3階にある。
改札とホームは同じ階にあるので、改札を入り右に曲がればホームがあった。
ビルにある駅の場合、大抵改札からホームまでは階段なりエスカレーターなりあるので、少し不思議な感じ。



ホームの先端へと歩いていると、ちょうど電車がやってきた。
電車は4両編成。
先頭車両の運転手さんの後ろの席が空いていた。



たいして待つことなく出発時刻。
走っている間、運転席周りを撮影するのに夢中になっていたので、沿線の景色の記憶があまり無い。
酔ってたし。



間にある駅は新伊丹駅と稲野駅で、さくさくと停車出発を2回。
あっという間に塚口駅に到着した。
ずっと複線だった線路が最後、塚口駅に入る手前で単線になる。



カーブを回って駅に進入。
降りたホームは神戸本線の大阪梅田方面の電車の入るホーム。
接続よく梅田行きの電車が来るようだ。




酒蔵まつり

2023-02-16 07:31:07 | お酒
先週末の日曜日、伊丹にある小西酒造で「白雪蔵まつり」をやるとの情報を仕入れ、行ってきた。
会場はJR伊丹駅と阪急伊丹駅を結ぶ商店街の一角で、JR伊丹駅から歩いて5分ほど。
とてもたくさんのお客さんが集まっていた。



振る舞い酒を飲ませてくれるとあった13時前に行ったのだが、長蛇の列ができていたのであっさり諦め、まずは会場をぶらぶらして様子を伺う。
有料で日本酒やワインが試飲できたり、たこ焼きなどの屋台があったり、奈良漬を売ってたり、賑やかである。
道端には早くも出来上がった人たちが、グループで、二人連れで、一人呑みで座り込み、酔っ払って楽しげだ。



細い道路を渡ると広場があり、こちらにも屋台が出て、皆で食べて飲んでしている。
ずいぶん大規模だなあと驚いたが、こちらは少し雰囲気が違う。
奥の方でスピーカーから生歌が聞こえるので行って見ると、簡易の舞台があって若い女の子が歌っていた。
背後に「いたみ冬の元気まつり」と横断幕があり、町のお祭りも一緒に開催していたのだった。



ではお酒をいただこうか。
とその前に何か食べねば、空きっ腹に日本酒を入れたらすぐに酔っ払う。
食べながら飲むのもいいが、用意されたテーブルはいっぱいだし、一人だと手が塞がって写真が撮れない。
まずは腹に溜まるものを食べて、その後飲むことにしよう。



道路を渡り戻ったところの小さな広場で売ってたカレーが良さそう。
ココナッツチキンカレーを食べることにした。
並ばずに買えてラッキー。
その広場の横にあるカフェの出店のようで、まろやかな辛さがなかなかに美味しかった。



さてでは日本酒の試飲を。
代表銘柄らしい白雪という純米酒を燗でいただいた。
小さなプラカップに50mlほどで100円。
好きな頃合いのぬる燗で、程よい甘さとかすかな酸味が舌に優しい、豊醇系のお酒だった。
ちびちびと味わいながら再び二つのお祭りの喧騒の中を歩いてまわる。
たった50mlなのに飲み終えたら気持ちよく酔ってきた。



さて次はビールだ。
小西酒造はベルギービールの輸入もやっていて、その試飲もやっていた。
でもビールを持ってる人のプラカップは試飲という大きさではない。
こちらは一杯300円だが、あの量ならとてもお得だ。



三種類から選べるが、そのうちのひとつは早くも売り切れ。
うーむ、そうなるわな。
アルコール度数の高い方にした。
苦いのかと思ったが、クリーミーでとてもまろやかな口当たり。



アテになにか食べ物を買おうとまた両会場をウロウロしたが、売り切れて店じまいするテントが多く出てきた。
大盛況だからなあ。
食べるのは諦めて、再び試飲に目標変更。
今度はひやしぼりの三種飲み比べを選択。
吟醸と大吟醸と純米吟醸の三杯を300円で。
うーん、香りと甘さに違いがあるが、とっても僅かな差。
比較はどうでもよくなって、ただ美味しく味わった。



そろそろお帰りの時間が来たので、お土産に何か買って帰ろうと酒蔵常設の店舗で物色。
最初に飲んだ白雪の純米酒が美味しかったので、その四合瓶を探したのだが一升瓶しかない。
他のお客さんも帰りがけに何か買おうと集まってきていてレジに列ができ、並んでまで買う気が失せた。
重いけど先にお土産を買って試飲に回るか、もっと早く来て早く帰ることを考えた方が良さそうだ。



同じ通りにもう一軒、伊丹老松酒造という酒屋も店を構えていたので、そちらを覗いてみることに。
こちらの列はそれほど長くない。
しかも定価の2割引きくらいで売ってたので、うすにごりの四合瓶を買うことにした。
にごり酒は甘すぎて苦手なのだが、少し辛口ということなのでちょっと冒険。
試飲したかったが、にごりとうすにごりは試飲分が無くなったようで終了していた。
きっとおいしいからよく出たんだろうと思うことにした。



帰りは阪急で帰ろうと「いたみ冬の元気まつり」の会場を横断していくと、舞台が撤収中だった。
こちらもお客さんがいっぱい来ていたし、伊丹市はいい場所に広場を持ってる。
阪急伊丹駅までも5分くらいだし、安心して飲みに来れるところだ。
来年も開催日を見逃さなければ、また来たいものである。




食べるまでもお楽しみ

2023-02-14 06:21:57 | Weblog
今年も連れからバレンタインのチョコレートをもらった。
14日当日ではなく、いつも直前の週末にフライングして渡される。
美味しいチョコは酒を飲みながら食べたいことを知っているので、お酒の飲める週末にくれるのだ。
毎年感謝である。



いつも普段食べられない特別な奴をいただく。
今年は二つもくれた。
まあ、ひとつは自分も食べてみたいからのようなので、一つ半だな。
純粋に私用のはリキュールを中に仕込んだチョコレートボンボン。



これがまた凝った包装で、写欲が疼く。
いろんな角度で記録を残し、さてご開帳。
箱の中には丸いチョコがコロンと五つ入っていた。
包み紙に中に入っているリキュールが何か書かれている。



まずは一個、シャンパンのを食べてみる。
中身の具合を知りたくて前歯で半分に割ると、中身はサラサラの液体で、こぼさぬよう啜ることになった。
酒とチョコレートそれぞれの甘さが絡み合ってとても美味しい。
食べるのは一回一個にして、残りは次週以降にとって置く。
これからしばらく週末は美味しいアテでお酒が飲めますな。




特別料金

2023-02-12 21:28:27 | その他旅行き
滋賀県立美術館へ行くのにJR瀬田駅からバスに乗ったのだが、途中「なんで?」と理解するのにしばし時を要する事態に遭遇した。
バスは美術館へ行くまでに途中いくつかの停留所を経由していく。
そのひとつに龍谷大学があった。
昔からそこにあるのかどうか知らないのだが、多分他の場所から一部の学部がキャンパス移転してきたのだろう。
山を切り開いたらしい広大な場所に、たくさんの建物がありそうな雰囲気だった。
通常ならバス停は正門辺りにあると思うが、ここは正門を潜り敷地内の奥深くまで入った、建物群の脇にある大きなロータリーに停留所があった。
門からずいぶん距離があるし、きっと大学はお得意さんだからサービスしてここまで運行してるんだろう、と連れと話していた。
数名の生徒を下ろしてバスは元来た道を戻り公道に復帰、次の美術館のバス停に到着したのだった。

さて、ここからが本題、話は少し戻る。
瀬田駅でバスに乗る時、ICカードを用意したのだが、乗車口にタッチパネルはなく、整理券の吐き出し装置だけがあった(始発なので無券)。
前方の降車口を見ても料金投入箱しかなかったから、現金で支払うものと理解し着席。
事前に運賃を調べていた連れが言うには、美術館まで210円だそう。
財布からあらかじめ210円出して準備していた。
そして件の龍谷大学への道に入った時、前方の料金表を見ると、無券は220円と表示されていた。
あれ?直近で値上がりしたのかな?とさらに10円を財布から取り出し握りしめていた。
大学を出て美術館へ向かう最中、ふと料金表を見ると、美術館まで無券210円の表示に変わっていた。
あれ?なんで安くなるんだ?と我が目を疑う。
しかし表示は210円で間違いない。
結局事前に調べた運賃が正しかったことになるのだが、なんでより遠い停留所への運賃が安いのだろう。
考えていたら気付いた。
きっと大学を経由するルートは後から付け加わったもので、大学関係者しか利用しない停留所が追加になったからと、一般利用者向けの以降の停留所の料金を上げる訳にはいかなかったのだろう。
元のルートを外れた分の料金は大学関係者に払ってもらって、寄り道した分は無かったものとして以降の料金設定をしたに違いない。
危うく220円払うところだったね、気付いてよかったね、と連れと話し合ったのだった。
たった10円の話だけどね。

<記録用に撮った路線図下に運賃載ってた。>



二度目の訪問 <滋賀県立美術館>

2023-02-10 06:31:23 | その他旅行き
今写真展をやってる滋賀県立美術館の最寄り駅はJR琵琶湖線の瀬田駅。
バスで15分ほど南東へ走り、新幹線と名神を越えた向こう、山の麓のびわこ文化公園の中にある。
瀬田駅のロータリーには2021年6月にリニューアルしたという垂幕がまだ吊られていた。



この美術館にはそのリニューアルより前に一度来たことがある。
何の展覧会だったかな?
その時は車で来たはずだ。
展覧会後、公園の外れにある源内峠遺跡というのを見学した覚えがある。



リニューアルしたのは内装のようで、昔写真に撮った中庭にあるオレンジ色のオブジェが変わらずあった。
渡り廊下の反対側にある、二人で一緒に遊べないブランコとすべり台のアートも見た覚えがある。
前の内装がどんなだったかはもう記憶にない。



新しくなった広いロビーにはミュージアムショップとカフェがあり、テーブルのあるところで軽食や飲み物が飲食可能。
テーブルとベンチは点在してあるので、マスクを外しての飲食も安心。
ホットコーヒーといちごのパフェを頼んで、連れとシェアして食べた。



帰りがけ、バスの時間まで間があったので、公園を少し散策。
夕照の庭にある池には大きな鯉がウヨウヨと泳いでいた。
餌の自販機があったので、餌を貰える時があるのだろう。
人がいるところに集まってきて口を開けておねだりしていた。



今回はバス停と美術館の間しか歩いていないが、案内図を見ると公園は広そうだ。
図書館もあるからか、冬の日なのにたくさんの人が散策していた。
山の麓だから自然もあって、大津の人の憩いの場となっているようだ。