goo blog サービス終了のお知らせ 

RIDE ON

2019-11-22 06:36:53 | 自転車
用事ができて週末のテニススクールをお休みし、自転車で街へ出た。
いつもの時間にいつもと違う場所で違うことをするって新鮮だ。
朝晩は寒くなったが日中は程よい気候。
身体をなでる風がひんやり気持ちいい。
目的の場所に行くために自転車に乗ったが、手段である行為が特別なアクティビティのようだ。
紅葉前線は街に降りてきた。
街路に並ぶサクラやケヤキ、ホウの木なんかが色付いて、目を楽しませてくれる。
三つの用事を済ませ、帰り道も秋の日の透明感を満喫した。
今週末のお天気はどんなかな。




そうだったのか

2017-02-08 23:51:49 | 自転車
自転車ネタはご無沙汰。
とは言え乗ってない訳でなく、話題が無いだけ。
自転車に乗る頻度としては以前より圧倒的に多くなった一年であった。
ほぼ毎週のようにテニススクール通学に使用し、脚力はある程度回復したと思っている。
通学を開始した当初は必死になって登っていた坂道も、今では余裕をもって登れるように。

余裕をもって?
んー確かにそうなのだが、今のままでいいのだろうか。
たかだか片道30分程度の道を走れるようになったからといって、昔の脚力を取り戻したとは思えない。
昔は峠に走りに出れば、毎回いっぱいいっぱい脚を使って走っていたように思う。
冬でも汗だくになった。
比べて今はどうなのか。
さして汗もかかずに楽々乗って、ちょっとした上り坂が登れるようになったといい気でいる。
今の状態をキープするにはいいが、昔のようにヒルクライムできるような脚で無いことは確かだ。

今の環境では峠を攻めに行くのは難しいので、通学路で鍛えるしかない。
ってことで気持ちを入れ替え、先週末は脚に負荷を与えるようにして走ってみた。
その負荷の与え方だが、昔ケイデンス高く乗ることがどうのという言葉を聞いた事がある。
ケイデンスは時間当りの回転数の事だとは知っているが、それが高いとどうなのか、低いとどうなのかと言うことは知らなかった。

いつも平坦な道はニュートラルなギアで回転数高めで走り、上り坂は坂を登るには重めのギアでゆっくりグリグリ踏み込んでいた。
どれだけギアを軽くせず坂道を登れるかが脚の出来具合いだ、なんて思っていたから。
試しに平坦な道と同じくらいの回転数で上り坂を登ってみた。
当然ギアはかるかるで。
でもこれがなかなか、回転数を下げずに登り続けるのってしんどい。
脚にもくるけど心臓にもきた。
やっぱりこれくらい攻めないと体力増強にはならないよな。

後日、ケイデンスの高低について意味するところを調べてみた。
別に高いからいいというわけでなく、目的に応じて選択するものらしい。
大雑把に理解したところでは、重いギアでゆっくり回すのは力を使うので筋力が鍛えられ、逆に軽いギアで早く回すのは長距離走向けで心肺機能が鍛えられるらしい。
確かに速く回し続けたら息が上がったなあ。
でも脚にもきたぞ。

ふーむ。
なかなか奥が深い。
自転車の乗り方は結構知ってたつもりだけど、こんな初歩的(たぶん)な知識も知らず乗ってたんだから恥ずかしいものだ。
他にも知らない事がありそう。
これを機会に調べてみるかな。
いつになるか分からぬが、再び峠を攻める日のために、まずはケイデンスを使い分けてトレーニングしていこう。


<約0.07rpmらしい>



夏のスポーツ

2016-09-04 20:14:10 | 自転車
雨と帰省で2週連続して自転車に乗れていなかった。
先週末からこっち、なぜか飲み会が続き、お腹が出てきた。
食べ過ぎ&飲み過ぎだ。
自転車乗ってお腹をスッキリさせたかったのに、今週末もお天気危うし。
お尻がサドルの固さを忘れてしまわないようにしないと、またヒリヒリすることになるぞ。
でもでもしかし、幸いにして土曜日はお天気もってくれた。
お腹へっこんだかな。

サイクリングは夏場にするスポーツとして最良ではないだろうか。
走っていれば、ほぼずっと強制的に風に当たるので体温上昇が抑えられる。
汗はかくが水分塩分を摂っていれば熱中症になりにくいのでは。
テニスは影も風もない炎天下のコートでやったりすると、体調よくても熱中症になりかねない。
過去、暑いのに寒気をもよおす熱中症一歩手前の状態に何度も陥っている。

夏場もずっとテニススクールに自転車通学できたのはそんな理由があったからだろう。
春頃は夏は暑いからいやになるだろうなと思っていたが、汗はかくのに涼しくいられるという運動好きには応えられないスポーツであることに気付いた。
下り坂の気持ちいいこと、この上ない。
んー、…涼しい関東だからかな。

思い返せば他の季節もサイクリングの減点要素は少ない。
冬場も雪が降るほど寒くなければ、ちょっと坂道を登れば身体が暖まり、寒さはどこかへ行ってしまう。
昔は寒いからと風を通さない上着を着て走り、暖まると汗をかいて身体を冷やしたが、昨冬はその対策に気が付いた。
風を通す厚めの上着を着れば良いのだ。
走り始めは少し寒いが、身体が暖まれば寒さは感じず冷たい風が心地よい。
風を通すので体幹は適度に冷まされ、大汗をかくこともない。

春はそれこそサイクリングのためにある季節だ。
だから冬、春、夏とこれまでずっと通学で積極的に乗ることができたのだろう。
で、問題は秋である。
日中暖かく暑く、午後は日が傾けば涼しく寒くなる。
日中汗をかくのは避けられず、それが冷えれば寒さに慣れていない身体は風邪引きさんに直結だ。
冷やさないようにするのは、止まったら汗を拭いて上着を着る?
めんどそう。
さて、どうなるか、通学経験してない季節の余計な心配であることを願おう。


車の出番が減りそうだ

2015-12-30 00:10:17 | 自転車
寒くなって食欲が増し、その上筋肉が落ちて基礎代謝量が下がっているから、スッキリしていたお腹がまた出てきた。
お尻はふにょふにょだ。
もう一度筋肉を付加したいのだが、新しく入ったテニススクールだけだと効果なさそう。
となると次の手段は自転車だな。
てことでスクールに自転車通学してみた。

関東地方でよいなと思うのが、冬場はしっかり晴れてくれること。
そんな記憶がある。
大阪の北摂に住んでた頃は山が近かったので、冬場は一日のどこかで時雨れる事が多かった。
トータルでは晴れてる時間の方が長いのだが。
自転車で出るにはそれなりの覚悟が必要で、濡れるのが嫌でここ数年冬はほとんど乗っていなかった。
こちらは晴れの予報なら安心して自転車を出せるはず。

その山が近くにないのでヒルクライムは諦めていた。
ところが、確かに山はないが、街の中なのにやたら坂道が多くてびっくり。
これはありがたい。
もっと真っ平らな所のイメージがあった。
道路は上下にうねっているので、上り坂で汗することができる。
短い上りの後はすぐに下り坂がくるので、鍛えられていない今の私の脚にはちょうどいい。

あと走っていて環境の違いを感じるのは、街中なので幹線道路の空気が悪い。
自動車の後について走るからなあ。
道をある程度覚えたら、排気ガスを避けるため、車の少ない道を選んで走るようにしないといけない。
自転車通学、続けられるかどうかは冬の寒さがどの程度かによるな。
12月は暖かかったが、1月2月はさてどうだろう。


久しぶりにメラメラ燃えた。

2015-06-02 22:37:10 | 自転車
土曜日もお天気よかった。
うれしい週末。
空洞の脚に筋肉を詰めるべく、テニススクール一コマ目は自転車通学し、その後ヒルクライムに出掛けた。
昔ほど走れないのは分かっているので、山の上公園まで行くのはやめておいた。
二コマ目のテニスで動けなくなる。
で、5合目くらいまで上り帰ってくることにした。

先々週の坂道と違い、こちらの道の斜度は緩やか。
長距離走の感じで踏んで行く。
そうだ、思い出した。
短距離走のように全開で力を出し切るのでなく、このペースならずっと走れそう、って力加減で走るんだった。

走ることに集中すると、道端にきれいな花を見かけても、わざわざ降車して写真を撮る気は起きない。
調子良く走っているのに中断したくない。
エンドルフィンが分泌されているのだろうか。
白い空を映す田植えを終えた水田を脇目に上っていく。

公園への道はいくつも存在し、一番斜度のゆるい道で上ったのだが、半分くらい上った辺りに隣の道につながる連絡道がある。
存在は知っていたがこれまで一度も通ったことがなく、どんな道なのか知りたかった。
適度に脚を使ったところで、行きと道を変えて帰るのにちょうどよいと、その道を走ることにしていた。

その連絡道、二つの道を同じ標高でつないでいるものと勝手に思っていたが、さにあらず。
その日一番の上りが待っていた。
しかも私にとっては結構な距離だ。
それでも踏む踏む。
その日の脚のパワーをほとんど使い尽くしてしまった。
こんなに疲れる予定ではなかったのに。
まあいい、筋肉も予定外に付いてくれることだろう。

したたる汗を拭き、息を整え、水分補給して下り始めた。
風を浴び体熱を後方に置き去りにして走る。
しんどいけど身体を動かすのって気持ちいい。
しかし、二コマ目のテニススクールは疲れ過ぎて帰ってこれなくなる恐れがあるので、一度家に戻って車で向った。
レッスンもなんとか終えて、温泉銭湯へ。
体重を計ると、いつもより体重の減り方が大きい。
やはり有酸素運動は脂肪燃焼に効果的だな。


空洞の脚

2015-05-18 23:14:40 | 自転車
昨日もいいお天気だった。
このところ週末に晴れてくれる好サイクルが続いている。
5月はどんどん日が長くなり、朝晩過ごしやすく、日中は夏を思わせる日差しと肌に心地よい涼風を楽しめる良い季節。
お休みが雨だとそんな心地よさが半減。
晴れてくれてありがたいことだ。



しかしそんな日の過ごし方にスポーツを選んだ翌日は、必ず筋肉疲労を覚える様になってしまった。
調子の悪い時、運動強度が高すぎた時、なんて特殊な場合ではなく、これまで普通にやってきてた運動量なのにである。
昨日の朝も日曜日に普通起き出す7時半の目覚ましで一度起き、TVを点けたのに二度寝してしまい、次に意識が戻ったのは9時だった。
ありゃー、お疲れだ。
起きだしてからも脚が重い。



そんな体力回復と萎びた脚に再度力を与えるため、先週からお天気良ければこの日曜日は自転車に乗ることに決めていた。
先週はその先駆けとして少し足馴らし、尻馴らしを済ましている。
少し脚に負担をかけてみよう。
ネットで新しい山の上公園の候補を見つけていたのでそこへ。
山の上と言うより山の中腹にあるので、脚馴らしの第2段階としてはちょうど良いだろう。



山の麓まで平坦な道を快調に走る。
さあ、坂道だ。
後のことは気にせず目一杯脚を使った。
この感覚、懐かしいな。
久しぶりにチェーンリングをインナーギアに落とした。
昔はこの抵抗感を感じつつ長時間グリグリ上れたものだが…。
最大出力はさして低下した感はなかったが、蓄えているエネルギー総量が少なくなってて、みるみる出力低下していく。
脚の太さの半分くらいしか使えていない感覚だ。
1kmほど上り続けると顎から汗が滴り落ちてきた。
はて?そろそろ右手に公園があるはずなのだが、標識も看板も何もない。
日影に自転車を止め汗をポタポタ落としながらスマホで位置確認すると、あれまあ上り過ぎてる。
これは山の中腹と言うより山の麓公園だな。
余計に走ってしまったが、脚を造るには間違えてよかったか。
自転車に跨がりもう少し上って公園への急坂を下った。
上体を支える腕がしんどい。
腕力も鍛える対象か。



私にとって新しい山の上公園は、これからも訪れて楽しめそうなスポーツ施設満載の公園だった。
施設脇に咲く花などを撮影。
山に吹く微風は涼しくて心地よいのだが、マクロ撮影には花が揺れてうれしくない。
風の納まるタイミングをじっと待った。
撮影後、昼食。
ベンチに座り、来る途中で買った握り飯を頬張っていたら、ひょうきんな鳥が目の前を走り過ぎて行った。


5月ってやっぱいいなあ

2015-05-10 21:07:43 | 自転車
今日は気持ちの良い一日だった。
朝から青空が広がり、洗濯物をベランダに干して家を出た。
雨の心配は全く無し。
帰ってくるまでにカラカラに乾いてくれるだろう。
今日のお出かけ予定は散髪とテニス。
これまでなら車で出掛けるところだが、先日綺麗に掃除してあげた自転車で行こう。 おー。



せっかくなので、少し足を伸ばしてテニススクール近くの散髪屋さんへ。
丘を三つほど越えねばならない。
久しぶりに坂道を上る筋肉を使った。
うーん、情けない状態。
まあ、無理せず少しづつまたこれを鍛えてやろう。



鬱陶しかった髪の毛をサッパリと切り、ケヤキの木が作る影の下、テニスコートへ向かった。
夏日になるかならないかって気温。
日向では夏の日差しを予感させ、日影では高原を思わせる涼しさが汗の滲む肌を冷ましてくれた。
風切り走るのにピッタリの季節だ。



テニスは昔よく一緒にプレーした方に久しぶりに相手していただいた。
しばらく海外に行っていてちょっと前に帰国されたそう。
変わらずスピングリグリだった。
テニス後、家までは下り基調の道。
助かった。
ブログを書き始めた頃はテニススクールまで自転車で行き、スクール後山の上の公園まで上り下り、その後スクールの2コマ目に行ってたなんて、今考えるとすごい。
ついこの間のように思うがもう6年前だ。
随分と脚力を失ってしまった。
また脚を使って脚力回復したいな。
毎年そう思うが、さて今年はどうか。



帰宅後、これ以上なく乾いた洗濯物を取り込み、自転車をおいて銭湯へ汗を流しに出た。
お休みの夕刻はお客さんでいっぱい。
体を洗い湯船で脚を伸ばした。
んー、心地よい疲労感。
それほど頑張った訳ではないが明日は筋肉痛かも。
風呂上がり、暮れなずむ空を見上げ、しばしベンチに腰を下ろし夕風に吹かれた。
ホント良い一日でした。


初、錆落とし

2015-04-30 23:00:47 | 自転車
もはや愛車と言うと自転車に怒られそうな使用頻度のマイチャリ。
ご機嫌伺いも兼ねて久しぶりに掃除してあげよう。
はや季節は初夏だ。
自転車に乗るのに一番いい季節。
今年は5月の安定した気候の内に、精々乗ってやろうと思っている。
気持ちよく乗るためにはやはりきれいな自転車でないとね。

まずは古タオルでフレームを乾拭き。
フレームはさして汚れていない。
それでもいろいろと取れないキズや錆、汚れが増えてきている。
遠目には目立たないのでありがたいが。
次は車輪のハブ周り。
油分のあるところなので埃を吸って真っ黒だ。
取れるかなと心配したが落ちてくれた。
ペダル、クランク、BB辺りを同じように磨き上げる。

そしてディレイラーとチェーンリング、スプロケット。
こいつらが一番ドロドロだ。
それでも薬剤を使わずとも、古タオルで拭いてあげれば油と埃の混合体は古タオルに居場所を移し、輝きを取り戻してくれた。
スプロケットが錆びてたらどうしようと心配したが、難を逃れたようだ。

最後は錆落とし。
2年か3年前に買ったまま使っていなかった錆落とし剤。
いよいよ使う時がきた。
昨夏、雨に打たれた直後にメンテナンスする機会を得られず、放置した結果発生した錆。
チェーンと各所のネジ穴がところどころ茶色い。
作業に取り掛かろうと錆落とし剤の説明書を読むと、「チェーン他(ブレーキワイヤーやスポークなど切れるとまずいもの)には使うな」とある。
亀裂が入る可能性があるので危険とのこと。
つまり錆落とし剤は金属の強度を低下させる副作用があるということか。

残念だが、了解。
チェーンはそのままに、ボルトのレンチ穴に湧いた錆をターゲットにした。
どれくらい落ちるのだろうと疑心暗鬼だったが、これがキレイに落ちる。
ネジはピカピカになった。
ただ、フレームの塗装面に湧いた錆には効き目がなかった。
残念。
それでも、目障りな茶色いシミが視界から消え、大満足。

洗車後、早速ポタリングを楽しもうと走り出したが、雨がパラついてきた。
折角キレイにしたところだし、また濡れて錆が浮いたら嫌だなあと、早々に帰宅。
昨日までの、天気なら良かったのに。
その後歩いて外出したら晴れてきた。
どういうことだ。

撮影順に、島ごと美術館

2014-10-20 22:23:23 | 自転車
この土日は気持ちの良い秋晴れ。
雲ひとつ無い青空が広がった。
日陰に入ると肌寒く、すっかり低くなった光線の差す日向ではほっこり。
突然深まった秋。
山の麓の田んぼでは、何を焼くのか野焼きの煙がいたる所で立ち上っていた。

<⑥ 風の中で(瀬戸田)>


さて、お話は三連休のしまなみ海道。
土曜日お昼頃、尾道から車で西瀬戸自動車道に入った。
新尾道大橋を渡り向島、因島を通り抜け、生口島へ渡る生口橋に差し掛かると、おー走ってる走ってる。
車道脇の自転車道をたくさんの自転車が。
ロードバイクの人もいればママチャリの人も、レンタサイクルらしき自転車も、入り乱れて走ってる。
いーなー、見晴らしの良い橋の上、気持ち良さそうだなあ。

<④ 一羽の鳥の為に>


生口橋を渡り終えてすぐの生口島北ICで自動車道を流出、瀬戸田の町でお昼を食べるべく海沿いの道路を走って行くと、ここにもたくさんのサイクリストが。
さすがサイクリストの聖地、こんなに沢山サイクリングしている人を見たのは初めてだ。
老若男女いろんな自転車に乗ってサイクリングを楽しんでいた。

<⑤ 海からの贈物>


昼食は穴子丼をいただいて、広い駐車場に車を止めさせてもらい、自転車を降ろす。
さあ、我らもサイクリストの仲間入りだ。
しまなみ海道の自転車のルートには道路の路肩に水色のラインが引かれていた。
街中の交差点でも注意していれば迷子になることはない。

<③ 飛石>


生口島の目的地というか目的物は「島ごと美術館」のオブジェ。
島の外周道路脇のそこかしこに設置されている。
全部で17ヶ所あるらしく、島全体を美術館と見たてている。
島を一周しこれら全てを写真に収める事を目標に走り出した。
が、いきなり壁にぶち当たる。

<⑨ 波の翼>


瀬戸田の街中にあるはずの4作品の内の一つが見つからない。
どうしても分からず地元の方にお聞きすると、小学校の門を入ったところにあった気がすると言われるので行ってみたがそれらしきものはない。
そもそもガイドブックに記載の位置がそんなところではない。
この辺の筈だとしおまち商店街辺りをうろついていたら、連れが観光案内スペースで「島ごと美術館」そのもののパンフレットを見つけてきた。
おお、でかした。

<⑩ うつろひ>


それを見てみると、なんてこった、持参したガイドブックの記載が間違えている。
場所も間違えているし、場所が合ってても作品名が入れ違えていたり…。
そりゃ見つけられないはずだ。
お金取るガイドブックでも間違いがあるんじゃ困ってしまう。
家島に続き誤載にやられた。

<⑪ ねそべり石>


パンフレットによるとやはり小学校にあるようだ。
再び小学校に行ってみると連れが見つけた。
なんと小学校内の中庭に設置されていた。
あんなのよく見つけたな。
休日なので玄関は閉まっており、ガラス越しに遠くから撮影。

<⑫ 空へ>


これで予定外の時間を使ってしまった。
次の作品に急ぐ。
作品密度の高い方からって事で、島を反時計回りに走る事にした。

<⑬ 凪のとき 赤いかたち/傾>


街を出ると道路は海岸線に。
ソテツなのかヤシなのか、南国風の街路樹が植えられ開放的。
道路の状態は良好、起伏もほとんどなく快走快走。
その後の作品は楽々発見でき、苦労することなく進んだ。

<⑧ 千里眼“のぞいてみよう、瀬戸田から世界が見える。”>


サンセットビーチで少し道草。
ジェラートをベンチでいただいた。
うまいなこれ。
はや一周することを諦めたような時間の過ごし方だ。
多々羅大橋をくぐった後、二つ目の作品を探そうとするが、これは海岸線にはなく少し内陸の奥まった所に印がついている。
曖昧な地図なので特定できるか不安になり、また時間を使いそうなので探索は断念。
この時点で全作品鑑賞の目標は達成不可能となった。

<⑭ 空/海 YURAGI>


島の南岸にあるあとの2作品を見て時間切れ。
車に戻り宿にチェックインしなければ。
生口島を一周することも叶わず、半周する間際でこれまで来た道を逆走して瀬戸田の町に戻った。
車に自転車を積み込んで、一つだけ生口島でなくすぐ隣の高根島(こうねじま)にある作品を車で見に行った後宿に向かった。

<⑯ ベルベデールせとだ>


撮り損ねた作品は3作品。
作品番号①、②、⑮。
全部撮ったらフォトチャンネルに登録しようと思ったが、残念ながら達成できず。
またの機会に撮りたいものだ。

<⑰ 塩池>


もしも「島ごと美術館」を見て回ろうと思われるなら、地元の観光施設でパンフレット入手のうえ探すのがお薦め。
作品番号⑰の塩池なんて事前に作品がどんなものか分かっていないと国道から見つけるのはなかなか難しい。
後から気付いたが作品番号⑮はどうやらシトラスパーク瀬戸田にありそうだ。
健闘を祈る。

<⑦ 球を包む幕舎>



いつもの様に言い訳から

2014-10-16 00:06:32 | 自転車
チャリ友と行こう行こうと言いつつ行けてなかったしまなみ海道。
10月の三連休でとうとう行って来た。
当初考えていた内容からは程遠い行程とはなったが…。
しかし島に行ったのは事実だし、一部コースを走ったからしまなみ海道を走って来たと言っていいのだ。
そうなのだ。
その行程の変貌振りは以下の通り。



昔は深く検討もせずに、尾道から今治まで自転車で渡るのだ、と考えていた。
輪行はめんどそうだから尾道まで車に自転車を乗せて行く…、とするとしまなみ海道を往復するのか?
なら一日では無理だろうから途中宿泊するのか?
そんな荷物を持って走れるのか?
途中雨降ったらどうするんだ?
などなどあって、この案はあえなく却下。



では車で途中の島まで行くとして、そこをベースに幾つか橋を渡ろう。
これが現実的。
しかし日本全国この三連休を遊ぶ人の日頃の行いが悪かったようで、台風が2週続けてやって来る。
土曜日は晴れるようだが、日曜月曜は雨+嵐の予報。
結局自転車に乗るのは土曜だけとしてしまった。



しかも土曜日は移動日でもあるから、半日しか乗れない。
調べてみるとひとつひとつの島が大きく、それぞれ見所もあるので、島を一周すれば半日が終わる。
土曜日の予定は生口島。
生口島には「島ごと美術館」という私の興味をそそるオブジェが海沿いに点在しているという。
これを全部写真に撮りたい思ってしまい、こちらが主目的になってしまった。



てことで島間は車で移動し、橋は一つも自転車で渡らず。
いいのかこれで。
しかし近所の走り慣れた道ならいざ知らず、遠地を訪れ写真撮影無しで見て回るなんて今の私には不可能だ。
そうなのだ。
つまりしまなみ海道を自転車で走り抜くなんて、そもそも無理なのだ。
だっはっはっ。