理由判明

2013-03-30 01:27:46 | 自転車
久しぶりに自転車の話。

昨夏。
乗ってもいない自転車の車輪から空気が抜け、前輪がペチャンコになった愛車。
ようやく 自転車屋さんに持っていき、修理してもらいました。
手で押して歩いて行くと、空気の入っていない車輪はチューブのゴムがリムにこすれ、キュルプキュルプといった音をさせて私の横手をついてきます。
その音は「愛車と呼ぶならもっと早く直せよ 」と言われているようで…。
申し訳ない。

空気入れで空気を入れてもまったく膨らまなかった前輪。
バルブがおかしくなったのか、パンクの穴が大きかったのか。
原因は後者でした。
小さな穴がチューブの合わせ目に開いたのを発端に大きな裂け目ができていたそう。
なぜ穴が開いたのかは不明ですが。
製品不良か劣化が進んだのか。

修理が済んで、久しぶりに乗ったら…、うーん気持ちいい。
なんとも軽い走行感。
この抵抗のなさ。
これにハマってたんですよねえ。
秋冬、実家に帰った時乗ったママチャリとは似ても似つかぬ乗車感でした。

気分よくペダルを漕ぎ、昼食を摂るべく町中を走らせ、良さげな洋食屋さんを見つけました。
ホタルイカとトマトのソースのパスタとコーヒーをいただき、店外に出、さてもう少し走ろうかとサドルにまたがろうとして気付きました。
また前輪がペチャンコだ。

やれやれ、大きな穴の開くチューブは90psiという気圧に耐えうる状態にはなかったようで、またどこか裂けてしまったようです。
これはチューブ交換だな。
も一度自転車屋さんに持って行って、チューブ交換をお願いしました。
残念ながらサイズの合うチューブの在庫は無く、取り寄せが必要とのこと。
サイクリングを楽しむのはおあずけです。

今回、その昔たびたび乗っている時は当たり前になっていた愛車の魅力に再び気付くことが出来ました。
自転車も自動車も、それぞれ走りの個性があって面白い。
世界には私の知らない個性はたくさんあるのでしょうけど、自身所有する車もチャリも結構個性的なのではないかと思っています。
ポタリングにサイクリング、季節も良くなったしチューブ交換後は自転車にまたたくさん乗ってあげたいな。





トップの役割

2013-03-28 06:27:16 | テニス
遅ればせながら先週末のテニスプレーの覚書き。
土曜、日曜とテニス三昧。
またまた楽しかったっす。
そんな中、いつもと違うメンバーと練習する機会があって、その方がまたお上手。
勉強させてもらいました。

特に印象に残ったのは、ダブルスのリターン時のポーチ。
その方がサーバー側トップの位置にいる時、私のリターンが少しでもセンターに寄ると、呆気なくポーチの餌食にされました。
いとも簡単にスパッと。
ガバッと飛び出すのでなく、一歩踏み込むだけ。
最小限の動きでやられてしまった。

だからと言ってストレートが抜ける程センターに寄っている訳でもない。
ネットに詰めているが故に、2/3のコースを塞がれている感じ。
危険を冒してクロスコートに角度を付けリターンするか、ロブで逃げるしかポーチを避けるすべがないと思わせる圧迫感。
そう気圧されてる時点で負けてしまってます。
サーバーが平行陣を取ってきたらロブも効果的ですが、サーブが厳しければロブのコントロールも難しくなるので、やはり苦しい。

それじゃあ自分もと、サーバー側トップの時同じ様な位置に立ってみました。
ら、上手い人はしっかりと苦も無くクロスに角度を付けてリターンしてきます。
とても一歩では届かない位置を通り過ぎていきます。
ははあ、あのコントロール能力を身に付けないといけないのね。
シングルスサイドラインを狙って打てないといけないんだ。
こちらはすぐに取り入れれるものではないなあ。
やはり練習あるのみか。

春の畔

2013-03-24 21:39:35 | Weblog
週末、車を運転していて気付いたのが大地の色。
稲の株が残る田んぼは先週に増して緑が濃くなり、郊外の空き地や公園なんかの草地の斜面も緑色に変わっていました。
ちょっと前までここって土気色だったよな。
緑色の草が一面に生え、覆われていました。
もう枯れた色した大地を見つける方が難しくなってます。
暖かくなった気温でも春を感じますが、視覚の方がより直接的。
こぶしの白や桜の桃色、レンギョウの黄。
木々に咲く花も彩を魅せてくれます。
春ですねえ。


北摂はまだ梅の候

2013-03-23 00:29:41 | Weblog
昨日、今日と朝晩寒くてひんやりしてました。
今日の日中は再び暖かさが戻ったようで、寒の戻りも一日で済んで良かった良かった。

昨冬まで通勤用のコートは分厚いジャケットで、それしか持っておらず、春先肌寒い時期に着ると暑いし、着ないと寒い困った期間がありました。
そんな時、スプリングコートが欲しかった。
その真冬用ジャケットも古くなったので今冬新調しました。
今度のは内側に脱着可能なダウンジャケット部がある奴で、取り外せば肌寒いくらいの風なら防げる薄手のコートに変身します。
昨日今日とその新機能が利用でき、ご満悦です。

九州や四国、東京は、桜がもう満開みたいですね。
いったいどんな暖かさ(暑さ?)に襲われたんでしょう。
大阪は暖かい様でも、ようやく開花したところ。
ずいぶん差があるんですね。
先週末、山里でランチした辺りは、梅の花が咲き始めたところでした。
今週末は町中と山里で、少し標高を変えれば梅と桜の両方を楽しめそうです。


枯野の緑

2013-03-20 00:48:39 | Weblog
今年の春は、唐突にやって来ましたね。
昨年も突然暖かく(暑く?)なったような記憶がありますが、通常春は暖かくなったり寒くなったりを繰り返した後、ようやく安定して暖かくなるイメージです。
中途な肌寒い時期というのが今回なかったなあ。
まあ、この後そんな日があるのかもしれませんけど。

先日の土曜日、レッスンの合間のお昼休み、車中から外に出て今年初めて屋外でのランチとしました。
Tシャツにトレーナーという軽装でも全然寒くない。
かさ張るダウンジャケットを脱ぎ捨て、身軽になったのはいいですが、風を通す生地の服のみというのは防護幕が突然無くなったようで心細く、なんだか不安を感じてしまいました。

山里の田んぼはいつの間にか柔らかな草で覆われ、緑色が優勢になりつつありました。

たまにはこんな日も

2013-03-19 04:37:35 | テニス
先週末のテニスはとても楽しかった。
こんな充実した気分で帰ってこれたのはいつ以来だろうか。
思い出せない。

その昔、今ほどテニスに熱を入れていなかった20代の頃、スクールの同じクラスの方に誘われて、スクール外でもテニスをするようになった。
一時は毎週末、朝の10時から夕方の5時まで(昼食を挟み)延々とプレーしたことも。
程よい疲れ(若かった )を感じつつ、今日も楽しかったなあとその日のプレーを思い返し帰宅したものです。
それまで休日はすることも無く、ただなんとなく過ぎる日々だったのが、突然充実したものになりました。
先週の日曜日の帰り道は、そんな良き日を思い出すものでした。


でも2週続けて練習できていなかったので、実は3週間ぶりのプレー。
土曜日のスクール、出だしは思った通りダメダメ。
間を開けちゃったので、やはりテニス感は鈍りまくり。
脚が動いていない。
準備が遅い。

しかし練習中、いろんなシチュエーションで上手くできなかった時は、いちいちこう動くべしと一つ一つ頭の中でシミュレーションし直し、次に備えた。
それが良かったのか、午後のスクール2コマ目後半から足が動くようになってきた。
レッスン最後のゲームではコーチにもお褒めの言葉をいただくくらい。

この感覚を自分のものにしたく、日曜日は元々予定になかった練習を組み込みました。
朝一のレッスンに振替を一つ、夕刻のレッスンに振替を一つ。
朝のレッスンも楽しかったですが、夕刻のレッスンは輪をかけて調子が良かった。
普段ならネットしたり枠を外れたりするショットが、幸運も加わって良く入る事入る事。
これまで打てなかった胸高のチャンスボールも、程よく力の抜けたフォアハンドストロークで叩き、相手平行陣のセンターを抜いたのが出色でした。
気持ちいかったなあ。

てな訳で帰り道は気分良く、温泉銭湯でも反省事項は特に頭に浮かばず。
失敗したショットもあったのに…。
驕る者は久しからず。
次回また同様のあるいは今回以上の結果を得るため、なんで上手くいったのか反芻しておくべきだったのでしょうね。




うがった解釈も私の自由

2013-03-16 22:28:43 | 音楽&本&映画
タイミングと偶然、あるいは趣味の機会の重なりか。
フフンと口角が上がる出来事があった。

マンガ家あだち充の「MIX」第2巻を読んだ時の事。
主人公らの所属する野球部が都の大会で試合に負けるのだが、監督の選手起用の悪さのせいだと内心の悔しさを出さず、サバサバとして帰る主人公を描き、合わせて本当はこうありたいという心境を表すのに次の文章を使っていた。
「勝ったら全身で喜び、」
「負けたら心底くやしがる。」
「そんな選手にわたしはなりたい。」

これって宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の最後を意識してるよなあ。
と勝手に解釈。
 -サウイフモノニワタシハナリタイ-

私は宮沢賢治は詳しくなく、「雨ニモマケズ」の存在は知っていたが、詩を読んだことは無し。
その詩の内容を知ったのはつい最近のこと。
NHKのETV特集で作曲家冨田勲が新たに交響曲を作曲し、その初演までの軌跡を追う番組を放映していた。
「イーハトーヴ交響曲」という名から分かる通り、冨田の持つ宮沢賢治の心象世界を楽曲にしたもの。
(なんて書いてるが、イーハトーブという言葉を知ったのもその時 。宮沢賢治の造語だとか。)

第6楽章で「雨ニモマケズ」の詩が合唱される。
録画したものを何度も聴いている内に憶えてしまった。
 -そういうものに わたしはなりたい-
そうした時に上記のマンガで上記の言葉に巡り合った。
昔から宮沢賢治の作品をよく知っていたら、別になんとも思わなかっただろう。
また、この番組を見ていなければ、そんな関連付けは行われず、そのまま読み流したろう。

これら偶然?がいい頃合いに重なったので、なんてことはない事柄に、おりょりょと思う。
今の私だから受け取れる感じ取り方がある。
そんな事に気付くのがなにやら嬉しい。

切株

2013-03-15 00:33:20 | Weblog


木の年輪は暖かい時の伸び代と寒い時の伸び代の違いから形成される。
暖かい時の成長部分は柔らかいんだ。
風雨に晒され浸食されて、硬い部分が残っていました。
なんか考えさせるなあ。


黄色い日

2013-03-12 00:43:41 | Weblog
土曜日は暖かかったですね。
帰省してきました。
ようやくここ最近の日中の暖かさを体感する事ができ嬉しい。
陽光の力強さは、途中の景色の冬枯れた木々や土気色の田んぼにはなんとも不似合いで、そんな中をドライブ。
それはまあ良かったんですけど…。

窓を全開にし、風に吹かれて走りたかったですが、天気予報で仕入れた情報と霞む景色が窓を開ける気にさせず。
黄砂なんだか、花粉なんだか、黄色いイメージのモノが大量に漂っているのが分かります。
窓を開けて走ったら車内がザラザラになりそう。
仕方なく窓を閉めて走行。
これだけでドライブの気持ち良さは半減。
残念でした。

奈良の山中を通り抜ける時、いたるところにある杉林は紅葉しているのかと思わせる色合い。
黄緑色や茶色い杉がまだらに斜面に並んでいました。
そんな林中を走らねばなりません。
私は幸いにして花粉症ではないのですが、それでも呼吸するのを躊躇う眺めでした。

途中、お昼をレストランで食べて車に戻ると、フロントガラス一面を薄っすらと細かな粒々が覆っていました。
うわあ、すごいな。
これは砂かな花粉かな?
山の端をかすめる午後の日差しは光芒となり、白く黄色く影との境を明瞭に描いて見せます。
夕刻、沈む夕陽は輪郭はぼけ、ボワンと広がり、普段の三倍ほど大きな光の玉になって西の空に浮かんでいました。

もうずっと空気中に浮かぶ粒子を意識し続けた一日でした。

春を迎えて思う

2013-03-08 06:31:47 | Weblog
今週は一日一日暖かくなっているようですね。
朝晩の通勤時はその差は小さく、薄らいだとは言え寒いのは寒いなと思っていましたが、昨晩はコートの前を開けて歩いたのに、家に帰りついたらうっすらと汗をかいていました。
週末は暑く感じれるくらい気温が上がるようで、帰省予定なので道中春の(初夏の?)雰囲気が味わえそう、と楽しみです。

帰りにスーパーマーケットに寄って、朝食用のリンゴを物色。
紅くておいしそうなのんを選ぼうとしますが、どれもこれも冴えない色をしています。
二週間くらい前まで蜜を蓄えたサンふじがなんとか手に入ったのに、もう味の薄い奴ばかりです。
良いリンゴは出払ったよう。
実った秋から半年経とうとしているんですね。

今年の冬はなんか短かった。
実はそんな感慨を持っています。
例年より寒い冬だったと思いますが、昨年のような仕事の閉塞感がなかったからか、比較的心軽く日々過ごせたのがよかったのか。
それとも単に年を取ったからなのか。
…すぐに夏が来そうですね。

暖かくなっても、まだ必ず寒の戻りがありますから、皆様体調を崩されることの無きようご自愛ください。