さあ、本格的に練習だ

2025-01-31 06:22:24 | テニス
怪我から回復してリハビリ期間も過ぎ、ガンガン打てるようになった。
寒い冬場はお出かけの誘惑も少なく、週末はテニスする時間をたっぷり取れる。
昔の感覚を取り戻すべくしっかり練習しよう。
今回の話題はまたまたフォアハンドストローク。
昔教わっていたコーチにフォアハンドストロークがちゅりちゅりに回転かけ過ぎと言われて納得できずにいた。
自分では自然なナチュラルドライブで打ってる感覚だったのだ。
確かにネットに頻繁にかけていたので、回転過多というより軌道が低い、あるいは打点の問題と思っていた。

コーチが変わって同じような指摘は無くなったので気にしないでいたら、先日別のコーチに当たりが薄過ぎてボールに勢いがないと言われた。
ボールを擦りすぎで、しかも肘を早く畳んでしまっているそう。
原因を含めて説明してくれたので、ありゃそうなのかと素直に納得できた。
改善に取り組むことに。
前のコーチは指摘するだけでどうすればいいか教えてくれなかったが、今度のコーチは教えてくれた。
ラケットベッドが早く前に出てしまっているので、グリップから振り始め肘が先導、ラケット面を厚く当ててボールを潰してからラケットを上に抜き肘を畳むようにすると、勢いと回転が両立したいいショットになると。

うーむ、少し前に肩から振るスイングが身体の開きにつながるので肘から振るように意識していたつもりなのだが、実は肘から行ってなかったようで少しショックを受けた。
再度意識してやってみるのだが蓄積された癖はなかなか抜けない。
たまに「あっ、今のいいです」と言われるのだがその確度は低い。
腕の使い方ばかりに気をやってスイングしていたら、週明けは肩から腕にかけて筋肉痛になった。
続けてるとテニスエルボーになりそうだから、どこか間違った力の加え方をしてるのだろう。
少しスイングスピードを落として、腕の使い方は変えるが力ではなく打てるように練習しよう。


獏の夢を飲む

2025-01-29 06:27:50 | お酒
しばらくクラフトビールを飲んでいないなと思い、酒屋のビール売り場を覗いてみた。
するとヤッホーさんの新作が売りに出ていたのを見つけた。
昨年末から発売されていたのか、キンキラキンで新年を寿ぐパッケージ。
期間限定品かもしれない。
買ってみた。



ゆずと花椒を使っているとある。
副原料が多く入っているからか、表記は発泡酒である。
グラスに入れて香ってみると、なにやら雅な匂いが。
花椒って何なのか調べてみたら、山椒より強い辛みとしびれがあるという。
飲んでみた。



ふむ、別に辛くはなくさっぱりした味わい。
爽やかな香りがあるそうなので、そちらを前面に出した感じだ。
ゆずの香りと合わさるとあの雅なモノになるのだろう。
後口に少し甘みが感ぜられる。
冷やして飲むのがやはり美味しいのだろう。
チビチビ飲みたかったがスイスイいってしまった。




くつしたを

2025-01-27 06:24:26 | Weblog
会社帰りに靴下屋さんでくつしたを買った。
会社用ではなく休日のお出かけ用だ。
今のお出かけ用くつしたは親指やかかとのところに穴が開いたり、ゴムが伸びきって足首にしなだれかかってきたりするので、新しいのが欲しかったのだ。
3足よりどりで1360円。
レジで支払いの時、袋はいるかと聞かれた。
有料。
しばし考え袋に入れてもらうことにした。
通勤用のカバンに入らないことはなかったが、くつしたを裸でカバンに納める事になにか違和感を感じたのだ。
愛想の無いポリ袋に入ってくるのかと思っていたら、お店のロゴの入った洒落たデザインのナイロン袋に入れられ渡された。
3足のくつしたが程よく収まる大きさだった。
店を出て黒い通勤用のカバンの外側に重ねて持つと、なにやら華やか。
連れに誕生日のケーキを買って持って帰る時の浮ついた気分を思い出した。
くつしたを出したら捨ててしまうんだろうけど、寒い夜道を帰る私の心を軽くしてくれた。
袋に入れてもらって良かったなと思った。




高架の向こうの焼肉屋

2025-01-25 21:35:39 | その他旅行き
年末年始の帰省の旅の締めくくりは焼肉である。
近鉄で大阪に帰ってきて、鶴橋駅で降りたら19時過ぎ。
食事していくことにした。
鶴橋と言えば焼肉である。
改札を出るとそこは焼肉店街への入口。
両側に焼肉店の並ぶ狭い路地を歩き、どのお店にするか物色。
店頭に客引きのお兄さんお姉さんがいる店は、店の雰囲気や料金をゆっくり吟味できないので素通り。
そんなことしていたら商店街を抜けてしまった。
賑やかな通りを外れた高架下のトンネルの向こうに看板のネオンが見えたので行ってみる。
そこも焼肉屋さんでお手頃な感じのお店だったのでそこにすることにした。





入ってみるとテーブル席に半分くらい空きがあり、すぐに座ることができた。
大人数の団体さんが二組いて、無茶苦茶賑やかだ。
炭火で焼くお店で、火のついた炭入りの七輪を持ってきてくれてテーブルにセットされた。
連れと二人で焼肉店に来ることはあまりなく、大抵グループで食べるので、そんな時の注文は幹事にほぼお任せ。
なので何を食べるべきか決め手がない。
普段食べることのない部位に目が行き、まずはタンを注文。
お値段は高いが厚切りのものがあったので、お正月でもあったし贅沢をした。





出てきたタンはなるほどぶ厚い。
焼き加減が難しそうだ。
最初の一枚は少しレア過ぎ、生の部分の繊維が噛み切りにくく失敗。
炭火の火力が思ったより弱い。
少量ずつ複数種類食べたかったので二人で一人前を注文していた。
一人前三枚でお互い一枚づつ食べた三枚目を私が食べてもいいと連れが譲ってくれた。
ありがとう。
次はもう少し時間をかける。
するとよい加減で焼き上がり、ぷりぷりとした歯応えで舌肉が舌の上で分解していく。
ずっと前に仙台で食べたタンステーキの感触を思い出した。





お酒はビールと赤ワイン。
赤ワインは2杯飲んだかな(覚えていない)。
赤ワインに合う食べ物は限られるので、焼肉の時は欠かせないね。
肉はあとハラミともう一部位(名前を忘れた)、それからホルモン(名前を忘れた)を注文。
こちらは脂がいい具合にのってて美味しかったな。
野菜盛りとかキムチをつまみながらいただいた。





これだけで満足してしまうんだから、少食になったものだ。
まあ、飲み会となると違うのだけど。
お店には食べでいるうちに一組二組と新客がやってきて、いつの間にか満席状態。
さらに賑やかになっていた。
次回、鶴橋で食べるところの選択に困ったら、またここに来るかな。
美味しゅうございました。




四日市あすなろう鉄道内部線

2025-01-23 06:30:07 |  鉄分山盛り、三重の路
日永駅は内部線と八王子線の分岐駅。
八王子線の西日野駅へ向かう電車が到着する時は内部線のあすなろう四日市駅へ向かう電車も合わせて到着し、内部線の内部駅へ向かう電車が到着する時は八王子線のあすなろう四日市駅へ向かう電車がやってくるダイヤとなっている。
なのでこの駅付近にいれば、二つの電車を絡めて撮れるので変化のある絵になる。
しばし日永駅の様子を撮影した。









次は内部線沿線を歩く。
内部線も八王子線と同じく線路のすぐ横を歩けるところは少ない。
時折踏切のある場所で線路に近づきつつ住宅街を歩き、お隣の南日永駅に到着。
そこから内部行きの電車に乗った。





内部線は駅数も多いからか八王子線よりお客さんが多い。
車内の写真は撮りにくいがお客さんは多い方が安心できるね。
終点の内部駅まで乗車。
内部駅には駅員さんがいたので1dayフリーきっぷを提示して改札を出た。
たぶんあすなろう四日市駅とこの内部駅にしか駅員さんはいないんだな。





内部駅には車庫があった。
改札の外から車庫を覗き込む。
車庫は線路の北側にあったので、道路に出てそちらに回ってみたが、車庫内は見ることできず。
そのままぐるっと回って一つ手前の小古曽駅側の踏切を渡り、線路の南側を内部駅に戻ってきた。
本線の線路を挟んだ向こう側の車庫設備を遠望。





帰りは小古曽駅まで一駅歩いた。
そろそろいい時間である。
もう一駅歩くかどうか迷ったが、小古曽駅で電車を待って帰ることにした。
四日市あすなろう鉄道の車両はラッピング広告車両がなく、今回会った車両全てが地の塗装のものばかりだった。
黒字経営できているということなのだろう。
ナローゲージの珍しい鉄道だから、末長く走り続けて欲しいものである。




旧四郷村から

2025-01-21 06:32:49 |  鉄分山盛り、三重の路
四日市あすなろう鉄道の西日野駅の駅前には小さなロータリーがある。
そこに立て看板が二つ。
西日野駅は八王子線の終着駅だが、その昔線路はさらに先に繋がっていたらしい。
すぐ横を流れる川が氾濫して不通となり、そのまま廃線となった。
この先には室山駅と伊勢八王子駅があり、それゆえ八王子線と名がついたそう。
一つの立て看板にその辺りの歴史が解説されていた。





もう一つは観光案内図的な近くの町を紹介する地図だった。
この辺りは西日野町とか室山町なのだが、昔は四郷村(よごうむら)と呼ばれていたそう。
観光地のイメージはまったくなかったが、いくつかランドマークがあるらしい。
目に留まったのは酒造会社があるとの記載。
そんなに遠くないようなので、町を散策しつつ行ってみることにした。





看板の写真を撮ってある程度記憶し歩き出した。
しかし行きたい方向になかなか進むことのできない道割りの町で、スマホ地図を首っ引きで歩かないと思うところに行くことができない。
景色や町の様子を見て歩きたいので、スマホは時々見るだけにしたら、狙っていた道と全然違うルートを歩くことになってしまった。
まあいい。
ここには行きたいと思う場所にだけ、間違わないよう地図を見た。





むむっ、と思った。
室生神社というのがある。
室生という字に縁のある年末年始だ。
行ってみると、大きな幟がはためいていて目を引いた。
急な石段があってなかなか古そうだ。
由緒書きを読むと詳しい縁起は不明だが、伊勢神宮に奉納する米を採る神田があったことに由来して、天照大御神他2柱を祀っているとのこと。
お詣りした拝殿の横に積まれた段ボール箱に、どの場所に使う備品なのか書かれていた。
地域の人が協力して管理してるんだろうなあ。
神様も喜んでいるに違いない。
松が明けたら段ボールに仕舞われて、どこか倉庫に保管されるのだろう。









醸造業の盛んな町だったようで、目当ての醸造所以外にも一軒、最初の地図に醸造所跡とあるのが一ヶ所、お酒以外にもお酢の醸造所もあった。
目当てのお酒屋さんはお正月だから営業はしておらず、中にも入れず残念。
どんなお酒を作っているのだろう。
外には最初に書いた四日市あすなろう鉄道の廃線部分にあった室山駅の駅名標が飾ってあった。





さて駅へと戻ろう。
帰りは氾濫したという川沿いをまっすぐ歩いた。
一本道なので迷わなくてよい道だ。
西日野駅に到着し時刻表を見ると次の電車まで間がある。
一駅なので内部線の日永駅まで引き続き歩くことにした。
線路沿いを歩きたかったが、線路に沿って歩ける場所は限られていたので、そのまま川の堤防を歩いた。



途中、もう使われていなさそうな下水処理施設があった。
堤防の上からなので中を覗くことができたが、距離が遠く詳細は見えず。
堤防を降り入口に回ってみると工事用車両が止まっていた。
解体されるのかな。
そこから日永駅まではもう少し。
堤防を歩き続けたら内部線の橋の袂に来ることができた。




四日市あすなろう鉄道八王子線

2025-01-19 09:56:40 |  鉄分山盛り、三重の路
昨年の初夏に三重県内の鉄道を乗り継いで旅をした。
その時乗れなかった鉄道路線に四日市あすなろう鉄道がある。
お正月は三重に帰省しているし、今年はお休みも長い。
時間があるから一日かけて乗りに行くことにした。
「鉄分山盛り、三重の路」の続編だ。





四日市あすなろう鉄道の起点駅はあすなろう四日市駅。
近鉄四日市駅と接している。
まずはそこから乗車すべく、近鉄で四日市駅までやってきた。
改札を出、四日市あすなろう鉄道への案内表示を見つけ、そちらへ歩く。
結構離れていて意外だった。
屋根付き歩道橋で道路を跨ぎ越す。





到着した改札で「1dayフリーきっぷ」を購入。
550円。
そしてホームに向かうと、いました。
とても小さくおもちゃみたいな電車が。
四日市あすなろう鉄道は線路幅が762mmという特殊狭軌の路線で、三岐鉄道の北勢線と同じ。





車両に乗ってみると、一人掛けのクロスシートが並んでいた。
前に乗った三岐鉄道の電車は向かい合わせのロングシートだった。
車両幅が狭い故、前に他のお客さんが座ると、膝突き合わすボックスシートに座ってるふうな感覚になる。
こんなクロスシートだと視線を気にしなくていいからよろしいね。





四日市あすなろう鉄道には内部線と八王子線の2路線がある。
八王子線はとても短くて、内部線の日永駅から分岐して終点の西日野駅まで一駅しかない。
乗り込んだ電車は西日野行きだった。
てことでまずは八王子線に乗車。
電車は程なく出発した。





八王子線が分岐する日永駅は、あすなろう四日市駅から二駅目。
ここで内部線のあすなろう四日市行きの電車と待ち合わせる。
やってきた電車からこちらの電車に乗り換える人はおらず、車内はがら空きのまま出発。
お正月休み中だからなあ。
車窓はずっと市街地で、街中を走る路線だから、平日の朝晩はきっと通勤通学客で賑わうのだろう。





西日野駅にもすぐについてしまった。
あすなろう四日市駅でもそうだったが、赤い舌を出した小坊主の絵や写真をやたら見る。
四日市あすなろう鉄道のキャラクターなのかと思っていたが、後に四日市市のマスコットキャラクターであることが判明。
こにゅうどうくん、と言うらしい。
舌に触るとご利益があるそうだ。
ホームで写真を撮っていたら、乗ってきた電車はすぐに折り返して出発してしまった。
西日野駅は無人駅。
駅員さんもいなければ、電車を待つ人もいない。
寂しくなった駅を撮影。




室生龍穴神社

2025-01-15 06:29:47 | その他旅行き
室生寺から東へ15分弱歩くと、室生龍穴神社がある。
帰りのバスはその神社前から始発するので、こちらもお詣りすることにした。
そこは三重に車で帰省する際、この辺りの下道を選択したら必ず前を通過するところ。
名阪国道からやまなみロードという道路が神社の目の前に繋がっているのだ。
大昔に一度トイレを借りた際、お礼にお詣りしたことがある。





室生の集落の外れで、周りはしっかり山である。
杉の巨木に囲まれた境内で、拝殿の前には門松が飾ってあった。
神社の奥の山には岩穴があり、龍神さまが住むとされる。
室生寺創建よりも昔から雨乞いをする地として崇められていたそうだ。
辰年の終わりでもあるので、個人的なご加護のお礼を申し述べた。





岩穴は吉祥龍穴といい、神社の奥宮とされる。
龍穴は訪れたことがないので行ってみることにした。
そこは結構遠く、県道を少し南下したところから山へ分け入っていく。
車が通れる林道で車だと早いのだが、今回は歩いていくしかなく、てくてく歩いた。
途中なにも見るもののない山中なのに意外と人気で、歩いている間に数台の車とすれ違った。





いや、ひとつだけある見どころと言えるのが天の岩戸と名付けられた真っ二つに割れた大きな岩。
ここの縁起は不明。
小さな鳥居が立てられ、岩に注連縄がかけられていた。
さらに奥へと進むと道路の谷側に鳥居が立っていて龍穴入口を示す看板が立っていた。
ここまで歩いて30分くらいかかったろうか。





鳥居をくぐり谷へと降りてみた。
斜面を少し下ると、大きな岩の上を水がうねって流れ、対岸に岩穴があった。
手前岸には小さな遥拝所が設けられていて、女性の二人組が龍が見えたかもしれないと興奮した面持ちで話しながら上ってきた。
私はお詣りするより先に写真を撮ってしまう無礼を働いたので、その姿は見せてくれず。





帰り道では自分と同じく歩いてやってくる人たちとすれ違った。
私以外にも物好きな人はいるようだ。
一組は男性の若者二人組。
もう一組は家族連れで、お父さんと小さな娘さんが楽しそうに頑張って歩いてやってきて、そのうんと後ろをお母さんが「なんで歩いてこなきゃいけないの」的な雰囲気を漂わせて歩いていたように見えた。
まあそうだよなあ。
「龍穴を見に行こうか」となる事前のやりとりが目に浮かび、微笑ましく思った。






奥之院へ

2025-01-13 17:48:02 | その他旅行き
室生寺の五重塔は屋外にある五重塔で一番小さいものであるらしい。
その横から奥之院へと向かう道が山中へと続いている。
400段ほど石段があるようだが、それくらいであれば時間はかからないだろうと先へ進む。





少し下り小さな赤い橋を渡ると、長く急な上りの石段が現れた。
上った先に格子状に足場を組んだお堂が見える。
石段の左右にはところどころ仏像や灯籠が佇み、奥之院への道程に似つかわしい。





急で不揃いな石段は連続して足を置くのに集中力が必要だ。
時々上る脚を止め振り仰ぐと、遠かった格子状の足場が近づいている。
高い杉木立が開け始め、暗い谷底から天上に上って来たようだ。





最後に石段は右に曲がり、奥之院に到着。
格子状の足場の建物は常燈堂という位牌のたくさん並べられた位牌堂だった。
その横に御影堂という大師堂がある。





常燈堂は外側に回廊があり一回りできる。
片側が開けており、室生の集落が見下ろせた。
大師堂に手を合わせて奥之院を後にする。





上って来る時は雨がぱらついていたのに、石段を半ばまで降りて来ると日が差してきた。
傘を出すのは面倒だなと思っていたので助かった。
下界は晴れていても冬の日の山の中は油断できない。