5月の空の下

2017-05-10 23:54:27 |  神奈川県全市町村探訪
横浜スタジアムのナイター開始まで、赤レンガ倉庫で時間を過ごした。
「ヨコハマ フリューリングス フェスト2017」というイベントがお目当て。
ドイツの春祭りを模したものだそうだ。
ドイツのビールと食べ物を売るお店が広場に並び、すごい人出。



ビールとドイツ風サンドウィッチを買って人並みを抜け出し、赤レンガ倉庫の外回りにある芝生の上に樹の作る日陰を探し、レジャーシートを敷いて食した。
サンドウィッチも付け合わせのフライドポテトも味付けがちょっと変わっていて美味しかった。
ビールも旨し。



いいお天気。
日向だと暑く日陰だと肌寒い微妙な気温。
食べ終わるとすることはもうない。
休日に遊びに来たのはこの辺りが一番多かったななんて思いながら、ほろ酔い気分でシートに横になった。




楽しきかなナイター観戦

2017-05-08 20:17:38 |  神奈川県全市町村探訪
横浜の中華街からみなとみらい方面へ歩くと、横浜スタジアムが目に入る。
周囲の路上やみなとみらい線もベイスターズ選手のポスターがいっぱいで、この辺りへ遊びに来るたび一度球場に行ってみてもいいかなと思っていた。
いつかはと思っていたら、観に行ける期間が急に短くなったので、急いでチケットゲット。
ナイターのヤクルト戦である。
取った座席は外野席、横浜とヤクルトの応援席の境目ヤクルト側。
横浜側のファンがもっとヤクルト側の座席に溢れてきてるかなと思ったが、通路を隔ててきれいに分かれていた。
自身は一応阪神ファンなので中立的座席を選んだつもりだったが、結果純粋にヤクルトファンに囲まれて観ることに。
一緒に行った連れに横浜スタジアムで見るならベイスターズ側やろと突っ込まれたが、もう遅い。



プロ野球を生で観たのは過去2回しかないはず。
前回は知人が行けなくなって貰った甲子園のバックネット裏で観たのが20年くらい前。
その前は南海球場の急斜面の外野席で途中から3イニングくらい暇つぶしに観た覚えが。
がら空きだったな。
高校野球は外野席から観戦したことが何度かある。
そんな半端な野球ファンなので、ペナントレースの始まったばかりのプロ野球を外野席で観るということがどういうことなのか分かっていなかった。

ビールと夕食代わりのアテを買って、スワローズのユニフォームを着たヤクルトファンの間の席に収まった。
ちょうど試合開始の時間で、ビールをやりながらゆっくり観戦…、といきたかったがそうはいかず。
次々と周りの人達が立ち上がった。
ヤクルトはビジター側だから表の攻撃だ。
なるほど、こういう事になるのね。
メガホン叩いて応援が始まった。
不振のスワローズ、あっさり三者凡退、ため息とともにみんな着席。
裏の攻撃になるとライト側が立ち上がった。
そうか、飲み食いは自チームが守ってる時にするもんなんだな。
2回の表の攻撃から自分もにわかヤクルトファンになって立ち上がって応援を始めた。
いやあ、みんなで声を合わせて応援するのって一体感があってなかなか楽しい。

さて、それはそれとして、ナイター観戦ってのはいいもんですな。
カクテル光線が照らし出すダイヤモンドと緑の芝生。
ぐるり人で埋まった観客席。
ミットにおさまるボールの音。
手を上げてお客を探すかわいい売り子。
白球が暗い夜空に打ち上がると、その行方にドキドキする。
ゴロよりフライが持つあの間がいい。
こっちに飛んでこようもんなら、うわあ来た来たとアワアワする。

観戦してみて分かったのは、たくさん人の入った外野席から応援するのが面白いってこと。
そしてやっぱり贔屓のチームの外野席が楽しいんだろなあ、ってこと。
今度は寒さなど微塵も感じない真夏の夜のナイターで、生ビールをやりたいなと思った次第である。


雛の吊るし飾り展

2017-02-15 00:01:06 |  神奈川県全市町村探訪
菜の花をウォッチしたあと、もらったパンフレットにあった「雛の吊るし飾り展」を見に行くことにした。
これは「菜の花ウォッチング」のイベント期間中、二宮町内で展示場所を替えつつ行われていて、私が行った時は川勾(かわわ)神社というところで展示されていた。
町営第1駐車場から車で20分ほど。
地元の人なら裏道を抜けて、10分くらいで行けるのだろう。
少し山あいに入ったところに神社はあった。



トイレ付きの10台くらい入る駐車場に車を止めさせてもらい、境内へと向かう。
入口の石段と鳥居、藁葺きの門がなかなか雰囲気を出してる所だ。
境内は砂利が敷かれ参道は石の道。
入って左に御輿の収められた庫があり、このイベントがあるからなのか扉が開かれ、御輿を見ることができた。
こういった装飾を見ると日光東照宮を思い出す。



次の左の建物に普通の雛人形が飾られてたけど、それには食指は延びず、本殿に見える吊るし雛へと脚は向かう。
結構な数が吊るされていた。
本殿内のお祓いとかしてもらう?スペースがメインの展示場所だったが、入りきらない飾りは外にも溢れて吊るされていた。
小さな雛人形が吊るされているのかと思ったがそればかりでなく、鞠やさるぼぼみたいな人形が、きらびやかな織物の端切れで形作られ、それぞれの創意工夫が素晴らしかった。







ふと目を留めた武者人形?の糸で表した表情がかわいくて、見惚れてしまった。
配置の妙を得た感性と、まさにその位置に縫い付けられる手指の技が必要だ。
器用だなあ。
どういった方々が作られているのか分からないが、たぶん趣味で楽しまれているのだろう。
私も趣味の腕を上げたいものだと刺激を受けた。




菜の花ウォッチング

2017-02-14 00:13:28 |  神奈川県全市町村探訪
神奈川県全市町村探訪、今回訪れたのは二宮町。
私の知ってる町で位置を説明すると、厚木の向こう小田原の手前になる。
相模湾に面した湘南の地である。
うーん、こんな名前の町があったんだ。
二宮町にある吾妻山の山頂広場に早咲きの菜の花を6万本咲かせてるとのことで、春を感じに行ってきた。
前日の関東地方は積雪のひどい西日本や北日本ほどでは無いにしても雪の舞う極寒の日だった。
引き続く雪の予報に厚着をして出掛けたが、幸いにして寒さは緩み、お昼前後は暖かく過ごせた。



二宮駅から少し離れた町営第1駐車場に車を止める。
駐車料は一日500円。
二宮町はこの菜の花開花期間で「菜の花ウォッチング」という観光イベントを開催。
駐車場ではパンフレットが配られ、会場までの行き方を係りの人が丁寧に教えてくれた。
たぶん駅でも同じ対応をしているのだろう。
パンフレットはカラー印刷した綺麗なもので、地図と町のお店の場所が印され分かり易い。



駐車場から駅までの道には商店街があり活気があった。
イベントの無い時期も変わらないのだろうか。
周辺の大きな市に吸収合併されずに独立していられるのだから、元気な町なのだろう。
駅前にある町民会館の体育館?に、こじんまりと臨時出店された地場産のお店でお弁当とお茶を買い、山へと上り始めた。
登り口は駅からすぐなので、電車で来てもなんの不便もない。
要所に案内の人がいるので迷いようもなく、途中に臨時のお店も出店してたりとまさに町をあげてのイベントだ。



コンクリートの階段を登って行くと、早くも眺めが良くなってくる。
海岸がすぐ近くなので、海が見下ろせるのだ。
吾妻山は標高130m程で、山全体が公園として整備されているよう。
今は冬枯れているが、アジサイやサクラの木があったので、他の花の季節も楽しめそうである。
シバザクラやコスモスも咲かせるらしい。



途中にある浅間神社への階段がいい感じで伸びていたので、写真を撮らせてもらう挨拶にお参りし、さらに登っていくと程なく山頂。
山頂は芝生の広場になっていて、その西側の斜面に菜の花畑はあった。
イベント期間終了直前だったので、菜の花も見頃を過ぎてしまってるかなと予想したが、なんのまだまだ、茎の先端の花がちょうど咲く頃合いで、真っ黄っ黄のお花畑が広がっていた。
お花畑には入れず、広場から眺め観賞する。



そして菜の花の向こうには雪を被った真っ白な富士山がそびえている。
朝の出発が遅くなったので雲がかかってしまっていたが、このお天気なら午前中はきれいに見えただろうなあ。
しかしその日の眺めで一番目を惹いたのは相模湾だった。
お天気よく晴天だったからか、海は空の色を映して真っ青だった。
太陽の下の海原はギラギラと反射して眩しい。
菜の花の黄色と海の青のコントラストが際立っていた。
ちょうどお昼時になったので、麓の町民会館で買った盛り沢山なお弁当を食べつつ、クッキリとした眺めを楽しんだ。



菜の花の向こう側に冬枯れた茶色い木が並んでいたのだが、あれはたぶん桜の木で、花が咲いたら今度は桜色と富士山、あるいは相模湾とコラボした眺めが楽しめる訳だ。
桜だと霞んだ背景の方が似合うのかな。
それから、広場には名前の分からぬ立派な木が一本枝を広げ立っていて、やたらフォトジェニックだった。


2016年最後の旅先は

2017-01-10 22:48:26 |  神奈川県全市町村探訪
新年あけましておめでとうごさいます。
年末年始はなんとも穏やかなお天気でした。
抜けるような青空に微風。
陽光が暖かで日中は上着いらず。
初詣も寒さで震えることなくお詣りできたのでは。
今年は波乱のない穏やかな一年となる兆しだといいなあ。



さて、ちょっと遅くなったが新年初回の記事はすーこし昨年に戻り、大晦日のお話を。
初詣の人出が日本で3番目という川崎大師にお詣りしてきた。
川崎大師には行ってみたかったが、日本で3番目の人出に揉まれたくはなかったので、大晦日でも随分と早い時間、18時くらいだったか、に訪れ19時くらいには帰途についた。
2年参りの半分だけさせていただいて、どこかで見守って下さっていただろう弘法大師さまに、昨年一年健康に過ごせたお礼を申し上げた。



お詣りのアシは鉄道。
京急大師線を川崎大師駅で下車。
駅からは徒歩。
赤い厄除門の横を通り、表参道の文字が街灯に浮かぶ商店街を歩く。
テキ屋の屋台がたくさん並び、この後訪れる300万人の胃袋を満たそうと皆準備を進めていた。



表参道の街灯が途切れると、「川崎大師は右側」の矢印が現れる。
指示通りそちらへ曲がると、あれれ?その先の道はただの住宅街。
道を見失ったか、と思ったら、思わぬ方向に赤い仲見世の提灯が並んだゲートがあった。
ええ?、駅の方向へUターンしてるよ。
またまた土産物屋さんやなんかが並ぶ通りが表参道と並行して延びていた。
面白い街の造りだなあ。
こんなの初めて見たぞ。



ここの名物は、のど飴に達磨に破魔矢に甘酒、ってとこか。
仲見世はこれらのお土産屋さんがあかあかと店内を照らし、こちらも準備万端、参拝者が来るのをいまや遅しと待っている。
達磨を売ってるお店は大小の達磨がズラリと並んで、なかなか壮観である。
仲見世の通りは表参道程は長くなく、はたと気づけば川崎大師の大山門が目の前にそびえていた。
うわあ、でかいな。
その向こうに大本堂も見える。



境内はまだメインライトが点灯されておらず、お水屋や献香所など暗く闇に沈んでいた。
あと数時間もすればこの境内と仲見世が人で埋まるのか。
見てみたい気もするが想像するにとどめて置こう。
手と口を清めてお詣りした。
暗かったけど、人がいっぱいだったら絶対撮れない写真が撮れて大満足。



境内で目立つのはやはり八角五重塔。
塔の横にまた屋台が店を出していた。
そちらに歩いて行くとなんとその先は、屋台屋台屋台、広大な屋台村が出来上がっていた。
屋台の路地が縦横に巡らされ、路地を曲がっても曲がっても屋台が現れる。
こんな数の屋台を見たのは初めてだ。
仰天である。
改めて300万人が訪れるということがどんな意味を持つのか、そこにその答えがあった。



大山門前に戻るとメインライトが点灯されていた。
明るく照らし出された献香所。
何時くらいから混み出すのだろうか。
そろそろ退散しよう。
まだまだ人の少ない仲見世、表参道を戻り、川崎大師駅へと戻った。
駅近なのがお詣りしやすいですな。
そんなことも参拝者数が多い理由なのだろう。
なんか予想外なモノが見れて面白かったぞ。




葉山の海

2016-12-30 23:13:46 |  神奈川県全市町村探訪


昼食は三崎港でマグロの刺身を食べて、次は葉山町へ車を走らせた。
まずは切り立った崖が海に伸びている長者ヶ崎を見学。
岬の左右には砂浜が広がり、夏は海水浴場になるのだろう。
高度の低い冬の太陽が海を輝かせて眩しい。
富士山は光のさす方角が変わって霞んで見える。
雲をたなびかせているのは変わらないが、山頂から雲は取れ、山の形が確認できるようになった。



長者ヶ崎の岬は葉山町にあるものだと思っていたが、記事を書くのに地図を見てみると、お隣の横須賀市と微妙な境界線が引かれていた。
東西に細長い岬をさらに細長く南北に分割する位置に境界線がある。
てことは上の写真に写ってる側の断崖は横須賀市のモノだったんだ。
後から知った衝撃の?事実。
反対側も同じような崖だが崩落が激しいようで、こちらは砂浜から続く崖下へは立ち入り禁止。
波に侵食された柵が道を阻んでいた。



お天気のいい日だったからか、ツーリングしている自転車をよく見た。
単独で走るのはもちろん、複数で連なって走ってるのが多かったな。
海岸と台地の上り下りは少ししんどそうだが、概ね平坦だし景色も伸びやかで、海へと道を下るのはとても気持ち良さそうだ。
長者ヶ崎の駐車場に上の写真のモニュメントがあった。
ツーリングし易いよういろいろ整備されているのだろう事も人気の理由なのかもしれない。



さて、葉山の町中でお茶をして、その日の最終目的地の森戸大明神へ向かった。
この神社は海岸のすぐ近くにあり、ちょうど夕刻のいい頃合いに到着。
夕日が海に沈むのを見れるかと期待。
石造りの参道や鳥居が新しい、こじんまりとした神社だ。
お参りして海へと向かう。
空はいい感じにくれない色に落ちていくのだが、水平線には多少厚い雲が広がり太陽は隠れてしまっている。
夕日目当てのカメラマンやら観光客が他にもいたが、みんな諦め顔だ。
いいお天気の日だったのに、残念。
車に戻り、帰途についた。




海の向こうに富士を見るのだ

2016-12-28 00:33:20 |  神奈川県全市町村探訪
土曜日は朝から晴天。
相模湾の海岸から富士山を眺めようと、三浦市と葉山町あたりをドライブした。
初めは電車で行こうかと思ったが、海岸線の観光スポットは最寄りの駅から遠く、バスだと待ち時間を取られそう。
海を見るなら車でドライブする方が気持ちよかろうと渋滞覚悟で車を出した。
これが正解。
さしたる渋滞に会うことなく、好きな時間にお目当ての場所を廻れ、圧倒的に効率良く観光できた。
夏場はこうはいかないんだろうな。

<ヨットハーバーと富士>


てことで、まずは三浦市。
第三京浜道路というのに初めて乗り、横浜新道、横浜横須賀道路、三浦縦貫道路で油壺へ。
三浦半島は青々とした葉を生やした畑が広がっていて、海が近いはずなのに海岸に出るまで海を感じさせないところだ。
植えられているのはキャベツとか特産品のダイコンのようだ。
高原野菜の畑が一面に広がる清里・野辺山あたりを彷彿とさせる。
しかし山が背景にないので、農地は非常に広大に感じ、北海道にイメージはつながるくらいだ。
空が広く陽光暖かく、冬も温暖なところなんだろうな。

<波食>


半島は台地状で急激に高度を下げると海岸である。
スマホナビを頼りに走ったが、行き先を油壺の適当な岬の道の端に設定してしまったのがまずかった。
富士山が眺められればどこでもいいとの思いからだったが、着いたのは小さな堤防のある漁港?だった。
台地から下る前は見えていた富士山は、小さな岬に遮られ見えなくなっていた。
岬を越えようと歩き出したが、なんと岬は私有地で立ち入り禁止の看板が立ってる。
あちゃー、失敗。
事前の下調べをほとんどせずに来たからなあ。
仕方なく京急油壺マリンパークのある隣の岬に移動することにした。

<胴網海岸>


途中、波静かなヨットハーバーの向こうに富士山が見える場所を通過。
車を止めてしばし写真撮影。
ここでの富士が一番きれいだったな。
マリンパークに到着し、有料駐車場に止めて海の方へ行こうとしたが、今度はマリンパークの施設に阻まれた。
ええ、入園しないと富士山見えないの?
水族館の見学予定は無いんだけどな。
またしても失敗か(駐車場代が )。
いやいやまだまだ。
駐車場に入る時マリンパークの敷地の右手に細い道があったような。
そこから海岸に降りれるのでは。
行ってみると、予想通り細い道が常緑樹の林の下を海岸に向かっているようだ。

<岬の石段>


下って行くと、果たして岩場と砂浜が入り混じった小さな入江に出た。
けど富士山はまたしても岬の向こう側で見えず。
岬の突端は白く波頭が砕けているのが遠望できる。
濡れずに向こう側に行けるだろうか。
足元の悪い岩場を横断し近づいてみると、崖を登るように石段が岬の側面に付けられていた。
これは行けそうだ。
登ってみると、やったー、相模湾が目の前に開けた。
富士山もバッチリ。
こりゃーいい。

<相模湾と富士>


なのだが写真を撮っていると山頂に雲がかかり始め、あっという間に富士山だかなんだかわからなくなってしまった。
富士山と分かる写真は最初の数枚だけ。
まあ広がる青い海が見れたし、富士山はヨットハーバーで見れたから、良しとしよう。
小さな入江は胴網海水浴場と言う名前。
波で侵食された崖の様々な表情が見られ面白いとこだった。

<砂浜>



Photograph of eve eve.

2016-12-25 22:21:29 |  神奈川県全市町村探訪
今年の12月三連休は、まんまクリスマス休暇だった。
イブイブ、イブ、クリスマスと全て休日。
街の催し物会場では、クリスマスイベントがいよいよ大詰め。
人出もすごく会場はカップルに家族連れでギューギュー詰め。
雰囲気かなと思い、横浜は港の見える丘公園からみなとみらい近辺を散策した。

<港の見える丘公園・展望台>


<横浜ベイブリッジ>


<フランス山の風車>


<横浜マリンタワー>


<横浜港大さん橋・飛鳥Ⅱ>


<横浜赤レンガ倉庫>


<衛兵>


<ライトアップ>


<運河パーク>


<晩飯は野毛で



大山詣り③

2016-11-25 00:01:52 |  神奈川県全市町村探訪
帰りは山道を歩いて下ることにした。
男坂と女坂という二つのルートがあり、大山寺を経由する女坂を選択。
道は広いが幅や高さがマチマチな古い石段が続き、なかなかの急坂だ。
ケーブルカーも急傾斜だったもんなあ。
昔の人はこの道を上ってお詣りしたのね。





さして時間はかからず大山寺に到着。
本堂内ではちょうど読経が始まった所で、外でも聞けるようスピーカーで放送していた。
しばらくした後中を覗いてみたら、本尊の前で護摩を焚く炎が見えた。
木造の建物なのに本堂の中であんな大きな火を焚いて大丈夫なんだ。
ちょっとびっくり。





ここの紅葉も見応えがある。
本堂へと上る正面の石段の上を真っ赤な紅葉が覆い見事だった。
あいにく日が翳ってしまい、日の光を透かして見ることはできなかったが。
日が差したらどんな光景が広がるのだろうか。
石段の上から下からみんな写真を撮るので、気兼ねすると非常に通りにくい階段である。





大山寺からは傾斜も緩くなり、山道は大山ケーブル駅へと続く。
夕刻の駅はもう乗り込むお客さんはおらず、閑散としていた。
こま参道の茶店でお茶して、駐車場へと戻った。
駐車場の近くに幾つか滝があるとのことで、見に行った。
昔は(今も?)ここで水垢離してからお参りしたそう。





おしまい


大山詣り②

2016-11-23 14:14:58 |  神奈川県全市町村探訪
ケーブルカーの阿夫利神社駅から参道を少し歩けば大山阿夫利神社下社への石段下だ。
茶店のある広場から石段を見上げると、左手の手水舎辺りの紅葉が素晴らしかった。
うーん、こんな見事な紅葉を見たのはいつ以来だろう、覚えていない。
日の光を通した橙色が目を捉えて離さない。





白く新しい石段を上り鳥居をくぐると立派な拝殿がドンと建っている。
境内では炊き出しの準備が進められていてにぎやか。
その後もみじ汁という名の味噌汁?が100円で振舞われていた。
お参りして境内を見学。



下の参道でもよく見たが、小さな菊の花を丸く半球状に咲かせた鉢がたくさん飾られていた。
この辺りの流行りの咲かせ方なんだろうか。
境内にも真っ赤な紅葉があり華やか。
祀られているのは水の神様だからか消防団や火消しの名前が寄進物、講名にたくさん見られた。



鳥居のある場所からは、下界の眺めが素晴らしい。
紅葉の向こうに遥か街や海を見下ろす事ができる。
眺めの良い場所に陣取って、こま参道で買ったイカめしやら五郎餅やらのお昼にした。



大山山頂までの登山道の途中に展望台があると案内図にあったので行ってみる事に。
片道30分ほど山道を歩く。
途中の木々は常緑樹の割合が多く、紅葉した木は少ない。
展望台へは登山者だけでなく観光客もよく歩くからか、さして狭くはない登山道の谷側に滑落防止のためロープが張られていた。
時間を使って展望台まで来たが、眺めは神社の境内からの方が良くて、展望が目的ならわざわざ足を運ぶ必要はなし。
風が冷たく、早々に引き返した。

続く