北川湧水

2024-03-10 19:56:43 | その他旅行き
常浜水辺公園に行く手前で、何やら綺麗な水路があるのを見つけた。



民家の合間に堀のように、しかし水深は浅く広がっているところがあり、その上流へと水路を辿ると、北川湧水と呼ばれる場所にでた。
石板が敷かれたきれいな所で、透き通った水がさらさらと流れていた。
小さな地蔵堂がある。
なんで細い水路にしているのだろうと思ったが、壁に掛けられた説明板に足湯のように足を水の流れに降ろして浸かるのだとあった。
流れてるのは水なので、冬場ではなく暑い時に涼むのだろう。



写真を撮っていたら近所のお母さんに声を掛けられた。
なんでここを知ったのか知りたかったようで、偶然見つけたのかと聞く。
いやいやガイドブックに載ってますよと見せてあげると驚いていた。
そんな知られた場所だとは思っていなかったらしい。



話を聞くと毎週ご近所さんで掃除をしてるそう。
水は湧いているのかと聞くと、どこから来ているかは知らないようで、地蔵堂横の暗渠から流れ出てきているので、そこから湧いているのではとのこと。
おしゃべり好きなお母さんで、15分くらい話してただろうか。
昔はよく歩きに行ったらしいが、友達は皆んなもういい年で、膝を痛めてしまって遠くへ出歩くことは無くなったらしい。
五個荘でお雛様が見られるとか、長浜の盆梅展も面白いよとか、近所の催しを教えてくれた。
この後はどこに行くつもりかと聞くので、安土の城跡に行くつもりと答え、さよならした。




常浜水辺公園

2024-03-08 06:19:27 | その他旅行き
ひとつ目の目的地は常浜水辺公園。
常浜は「じょうのはま」と読むようだ。



昔、琵琶湖を周航する船の港があった所らしい。
ガイドブックに載っていたのでやってきたが、特にこれといった何かがあるわけではない。



風情のある木橋と小さな湖然とした水たまりがあり、水鳥が憩っていた。
散歩道と運動広場がある。



冷たい風が吹き抜けるので少し歩いただけで退散した。
水たまりの反対側には行っていないので、そちらに何があるかは分からない。



桜の木が沢山植っていた。
春になれば見える景色も華やかになるのだろう。




安土の町

2024-03-06 06:21:22 | その他旅行き
安土の駅の周りは新しい観光施設の建物が目につくが、少し歩けば古くからの住宅地となる。



歩いたのは駅の西側から北に向けて。



狭い道の左右にはそれぞれの歴史がありそうな建物と新しく建て増した家が並んでいる。



作りは木の壁、土壁、漆喰に瓦屋根のものが多く、当時は全て注文住宅だったろうから皆個性的である。



もう住んでなさそうな廃墟となりつつある家があったり、突然鉄筋コンクリート製の突飛な建物が現れたりするのも面白い。



駅から離れるにつれ敷地は広くなり、建物の間隔が開いていく。



敷地は家付きの畑だったりして、雑然と農具が置かれていたり、夏みかんが鈴なりになっていたり。



子供の頃見た景色と重なり、時代を巻き戻したようだ。



観光の見所を繋ぐ間がそんな町なので、歩いていて退屈しないのがいい。


クーラーボックス

2024-03-02 22:31:29 | Weblog
旅先での楽しみのひとつに、自分へのお土産の購入がある。
主に酒が絡む何かで、焼物の里に行ったら酒器、ぶどうの産地ならワイン、狙って行くウイスキー蒸留所に、一番多いのが「地」の付くビールと日本酒だろうか。
地ビールと地酒を選ぶ際、選択肢から外さざるを得ない種類のものがある。
「要冷蔵」の表示がある「生」系のものだ。
もう家に帰る直前に駅で買うなんて時なら、暑い時でなければ、帰宅までの短時間なら大丈夫だろうと買ったりするが、連泊する旅の途上で見つけた場合は諦めざるを得ない。

車で旅してる時などは、クーラーボックスがあれば冷やして持って帰れるのになあと残念に思っていた。
こんなにアウトドア派なのに、我が家にクーラーボックスは無い。
そう思うならさっさと買って持っていけばいいのに、手近な所で売っているものをパッと買うことができぬ性質で、商品を比較検討する機会を持てずにいた。
しかし今回、ある行事でビールを冷やす必要が生じ、とうとう購入することとなった。

二週にかけて週末の空き時間でホームセンターと釣具屋へ行き、どんな物があるのかチェック。
まず行ったホームセンターで扱う商品は、密閉性が低く、水漏れするから水を入れて運ぶなと注意書きがある。
時には氷と水を入れて冷やすことも考えたいからそれは使えない。
昔父親が釣りに行くのに持っていたクーラーボックスが、バチっと蓋が閉められるタイプだったのを思い出し、魚を入れるなら水を入れても漏れないよう作られてるはずで、釣具屋ならそういうのが売ってそうだと釣具屋を探し出して行ってみた。

すると狙いどおり、完全に水漏れを防ぐ機能は無いが、ある程度の密閉性を確保してくれるらしい商品を見つけた。
ホームセンターのより値段は高いが、密閉機能が高いから当然。
サイズは小振りだが、寝かせれば日本酒の四号瓶が入るちょうど良い大きさで、即決で購入を決めた。
今後、車で旅行に出るときは、こいつを持って出掛けよう。
夏場に車中で冷たいものをいつでも飲めるようにもできるし、連れが欲しいと思う要冷蔵の食材も買える。
旅する楽しみが少し増えたな。

<2013 BBQしたの時の主催者のクーラーボックス。このビールの銘柄今あるかな?>