詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

おだまき

2014-04-08 | 短歌


<おだまき>

「静や静しずのおだ巻きくり返し 昔を今になすよしもがな」源義経の想い人
であった白拍子静御前が源頼朝の前で謡い舞ったといわれる「おだまき」
この悲恋を彩るおだまきはあでやかな花の姿なのだが少し淋しげ。この物
語にふさわしい立ち姿は白拍子の舞姿をほうふつとさせる。
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花一輪

2014-04-08 | 俳句


<花一輪>

山野草のよさはさりげない美しさであろう。公園の草花はみんなに見てもらう
ために咲き乱れるが野の花、山の花はいつ誰が見てくれるあてもなくただ自
然の営みの一部として咲く。芽をだし花をつけ、種を残しそのたくましさゆえの
野生の美しさなのだろう。
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