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Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

紙の辞書vs.電子辞書

2005-01-23 13:05:09 | 本-辞書・英語学習書
以前から書きたいと思っていたこのテーマ。今までの経験から自分なりにまとめてみました。

紙の辞書
長所
・一覧性に優れている。
・書き込みができる。(調べた単語に赤線を引いたり、補足したいことなどをシャープペンで書き込んだりしています。学生時代にやっていた方も多いのでは?)
・使い込んでいくうちになじみやすくなり、「味」が出てくる(笑)。(付箋や書き込み、手垢が付いた辞書。「これだけ勉強したんだなあ」と実感できます。)
・引いた単語が頭に残りやすい。
・新たな発見ができる。(目当ての単語を引いている途中など他の単語に目が行くこともあり、意外な単語の使い方等を見つけたりすることも。)
・目に優しい。
短所
・複数の辞書と比較するのに時間がかかる。(最大の弱点です。)
・大辞典になると重たいし、スペースをとる。

電子辞書
長所
・時間がかからない。(これが一番の長所でしょう。)
・串刺し検索ができる。(複数の辞書との比較が一瞬にできます。)
・ジャンプ機能で瞬時に次の単語が出てくる。
・ワイルドカードを使って、スペルが曖昧な単語でも検索できる。(クロスワードパズルでも役に立ちます。)
・スペースをとらない。(ごもっとも)
短所
・一覧性に欠ける。(特に語義の多い単語の場合、何度もスクロールしなくてはいけません。調べたい単語しか出てこないので「寄り道」できません。)
・目が疲れる。(長時間使っているとけっこうつらいです。)
・引いた単語が頭に残りにくい。(一瞬で調べられる便利さのゆえでしょうか。)
・CD-ROM版やWeb辞書の場合、パソコンを起動させなければいけない。

どちらもそれなりに長所・短所があります。私の場合は両方使っています。リーダーズや英辞郎など大辞典の場合は電子(Web)辞書ですし、ジーニアスやCOBUILDなど中辞典の場合は紙の辞書です。どちらかといえば使い慣れていて目に優しい、紙の辞書を引くほうが多いです。どちらかを選ぶのは使う人や目的次第かもしれません。