教会に通っている若い人の中に、就職活動(就活)をしている大学生がいます。彼女は3年生で、日曜日を除く毎日はスーツを着てあちこち出かけているそうです。
そこで就活について言いたいことがあります。それは学生にとって勉強が最優先だということを忘れてはいけないこと。活動開始はどんどん早くなっているではありませんか。それでは第一の目的である学業に集中できません。それと関連して、面接では勉強以外の活動(例えばクラブ、アルバイトなど)ばかり質問するのが不思議でたまりません。それよりもゼミで何を行ったか、講義で何を学んだかなどを質問するべきです。
それともう一つ、リクルートスーツはなぜ黒やグレーなのか。女性の髪留めやゴムも決まって黒ばかり。これではまるで没個性な中学生・高校生の制服と同じ。それで個性を出せなんて言われても無理に決まっています。
就活は卒業後にやるべきだと思います。これなら学業に専念できるし、卒業後にじっくり仕事探しができます。
それとリクルートスーツなんて廃止すべき。常識を外さない程度であれば十分ではないですか。蒸し暑い夏に長袖にネクタイが必要なくなれば省エネにもつながります。普段の自分の姿の方が個性が出やすいし、面接独特の緊張も和らぐと思います。