夕食時、母とTVを見ていました。私はそのTV番組に興味がなく、黙々とおかずを食べていましたが。
母がある人を見て「偉いわね」と言った時、私は急に泣き出してしまいました。母が「どうしたの?」と言うので、私はこんな風なことを言ったのです。
「私はもう35歳なのに、自立しないでいる。周りは一人暮らしをしたり結婚したりしているのに。それに病気だし。」
すると母が、「お料理とか少しずつやっていけば。寝たきりの人もいるわけだし、こうやって食べられていいじゃない。それに勉強もできるんだから。世の中にはいろんな生き方があるのよ」と言いました。
確かにそのとおりかもしれません。私はつい自分よりも優れている人と比べてしまう傾向があります。例えば小学生で英検1級に合格したことを知ると比較し、すぐ劣等感に苛まれてしまいます。そしてもっと早く英検1級を受けて合格していたらもっといい職に就けたかもしれないなどと、後悔したり責めてしまったり。
でもこれっていけないんですよね。比較をしてはいけないことはないですが、だからといって上記のようなことになってはダメですし。母も「その人の生き方があるのだから、その人のほうが劣っているからってそれをバカにしてはいけないし」と言いました。
大人になってから勉強に目覚める人ってたくさんいるのですよね。だから今から始めたってちっとも遅くないし、早いからっていいものではないです。よく考えたら先に英検1級対策をしていたら翻訳の勉強は出来なかったかもしれません。英検準1級でも翻訳の仕事をしている人はいると聞いていますし。漢検(Rだって今勉強しているから楽しいと思えるのです。それぞれの生き方がある。多少頭が悪くたってあるいは遅くたっていいのでは。
何だか纏まりのない文になってしまいました。読みにくかったかもしれませんが、申し訳ありません。