ゆきたんくが旅で楽しみな事の一つに、「あれ何だ?」がある。
見て記憶に刻まれやすいものがある。
ランドマークというやつだ。
ただ、旅の予習ではアンテナ引っかからなかったものもある。
まさに、「あれ何だ?」である。
そしておかしなことに名前が分からない時でも記憶に刻まれてしまうこともある。
写真はジャカルタの「Patung Pemuda 」という象だ。
Patung Pemudaという像
「トーチを運ぶために燃える熱意を持つ若い男を描いている」のを知ったのは、5年後である。
グーグルアースの写真の名前で知ることができた。
ジャカルタを訪れた当時は、グーグルアースも情報が豊富ではない地域や国が多くあった。
地図もスカルノ・ハッタ国際空港の売店で買ったものが頼り。
そして内容もそんなに詳しくはなかった。
そうそう、当時ジャカルタに住んでいた義兄も名前は知らなかった。
子どたちには「アチチの像」と言っていたそうだ。
今もその名前はゆきたんくのメモリーの中にしっかりと残っている。
ご当地では「ピザマン(ピザを運ぶ男)」というのが通称のようである。
また、ジャワ島中部にあるジョグジャカルタでは、町のシンボルである塔が建っている。
写真は義兄の会社の運転手が運転する車の中から反射的に撮ったものである。
「何だあれ?」の感覚だ。
特に意識もしていなかったので、この一枚しかない。
名前は、義兄も運転手(インドネシア人)も知らなかった。
帰国後調べたらトゥグの塔という名前が分かった。
ゆきたんくのメモリーの中には燭台のろうそくということで残っていたのである。
トゥグの塔