旅の楽しみの一つと言えば、食べ物である。
ある人は言う。
「食べ物が旨いのは日本だよ。まずはずれがないからね。」
確かにその通りだと思う。
ただね、食が文化の一つを彩っていると考えた時には、その土地の食べ物を食べないとね。
台北で朝に食べたいもの。
お粥である。
一緒に行った友人が
「お粥屋は好き?」
と聞いてきたので、当然リクエストした。
なんと先日歩いたばかりの剥皮寮の真ん前にその店はあった。
肉粥・・・
店中は朝食をとる台湾の方でいっぱいだった。
若者のグループ、家族、一人で入店した学生風の女性、様々な人たちの朝ごはんを担っているようだ。
真正面から店内を撮る勇気はさすがになかった。
旅慣れた友人が店先にある伝票を取って席に着く。
さて、メニューを見る。
漢字ではあるが、何が書いてあるか分からない。
店員さんに友人が聞きに行った。
なんと店の方は日本語がOKだった。
席に着いていて何もしていないのに、スリルを味わっているゆきたんくである。
お粥が来て味わうゆきたんく。
あまり味は濃くないが、滋味が伝わってくるような感じだ。
これが周記肉粥店のお粥。肉で出汁を取っているようだ。
そして第二のスリルが・・・
若者のグループが店内で喧嘩を始めたのだ。
言い争いして、グループの半数以上が店を出てしまった。
周りの客茫然としている。
言葉が分からない日本人2人が意味不明である(笑)
お腹が豊かになったゆきたんく。
何か嬉しい。
店の真ん前の景色。そう剥皮寮である。
さて、次は・・・
はい、お粥のはしごをしたのでした(笑)