さて、昨日買った本に何が書いてあったのか。
「負の世界遺産」から連想するのは戦争である。
戦争は否定する。
しかし、歴史上の事実として勉強することは大切なのではないだろうか。
本の巻頭に書いていることから抜粋する。
ダークツーリズムという観光スタイルがあるそうだ。
1996年にスコットランドのグスゴーカレドニアン大学教授、ジョン・レノンとマルコム・フォーリーが提唱したという。
まあ、ゆきたんくは戦争遺跡の調査をする仲間がいる。
千葉を中心に日本のあちこちの戦争遺跡を訪れたいと思っている。
これもダークツーリズムなのだろうか。
前述の提唱者によるダークツーリズムの定義はこうだ。
「戦争跡地や大災害の被災地など、歴史上の悲劇が起こった地を訪問先とし、人類の悲しみや死を体感することで、自省や学びの契機とし、同時に災害や大惨事の後に復興する社会を助けることまでも含めた新しい観光のスタイルである。」
現在のゆきたんくは、後半が抜けている。
社会を助けることにまで及んでいない。
これこそ自省である。
さて、本題は「驚いた」である。
定義に驚いたのではない。
内容だ。
この本は世界を「南北アメリカ」、「ヨーロッパ」、「アジア・中東」、「アフリカ・オセアニア」そして「日本」に分けて書かれている。
その日本編を見た時だ。
7つ挙げられている。
1 足尾銅山 2 原爆ドーム 3 長崎原爆資料館 4 大久野島 5 友ケ島砲台 6 知覧特攻平和会館 7 ひめゆりの塔
このうち6つはもう訪問してしまっていたのである。
この後の投稿は、その6つについて自分にとって衝撃的だった写真を用いて自分の思いを伝えたい。
言葉がない方がストレートに伝わる場合もあるので、なるべく長文にならないようにしたい。
そして拙サイト「幸たんく」のコンセプトを支える、自分に素直に書きたい。
そう、未訪の地は沖縄の「ひめゆりの塔」である。