さて昨日に続き、飯の話。
海外旅行で何を食べたかなと。
最初の宿泊地、ケルンの夜。
ビア・ホールでビールジョッキ片手にソーセージにかぶりつき、口直しにザウワー・クラウトをいただく。
もしもドイツに旅行したら、こういうのがかっこいいなぁと思っていた。
なんのことはない。
山崎豊子氏の「白い巨塔」で財前五郎医師がやっていたことである。
ところが、ゆきたんくは下戸でビールはだめ。
ドイツに子供ビールはない(笑)
せめて・・・
フランクフルト
ケルンの駅で見つけたスタンド型ショップの一つにソーセージ屋さんを見つけたのである。
写真のソーセージの他もう一種類の奴がと合計20本くらい並んで焦げ目を見せている。
ショートカットの愛想の良いお姉さんに注文する。
まあ、ドイツ語は無し、ブロークンイングリッシュである。
ゆきたんく 「Hello.」
お姉さま「Hello.」
欲しいソーセージを指さして
ゆきたんく「Two.」
お姉さま「OK.4???€(ユーロ)」
最後の方を聞き取る力のないゆきたんくであるが、そんなことはどうでも良い。
4が聞き取れたので5€を渡しておつりをもらった。
皿にはソーセージとパン、そしてシャンプーの大きなボトルみたいのからマスタードをドバッと・・・
ゆきたんく「Thank you.」
お姉さま「Welcome.」
お互い片言の英語なのだと思う。
これでお腹が一杯になってしまったゆきたんくである。
写真のソーセージは25cmくらいあるのだ。
パンもゆきたんくの拳(ホテルで出てくるロールパンの倍の大きさ)くらいある。
ソーセージをパクつくつもりで買ったゆきたんくである。
パンがついてくるとは思わなかった。
ほどなく、ドイツ人青年がやってきた。
食べ方を見てやろうと少し待った。
パンの中央に指を押し込み、割れ目を作る。
皿の上にパンのかけらがバラバラ落ちているが気にすることではないようだ。
そしてパンを開き、ソーセージを挟み、マスタードを付けてかぶりつく。
両肘はテーブルについている。
行儀とは関係ない。
旨そうに食べる青年。
真似て食べたゆきたんくと友人のS氏。
うん、この食べ方が一番旨いのだと思った。
はい、この日の夕食は訳350円也。