夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ネクタイ、そしてワイシャツの想いで・・♪

2006-03-25 22:30:00 | 定年後の思い
過日、私の人生の岐路に立った時の恩人が亡くなり、
喪服を着ている時、黒のネクタイを締めた。

ネクタイの締めのを忘れたかと、思っていたが、手先が覚えている・・。

定年退職を終えて、一年半過ぎたが、
冠婚葬祭以外は、ネクタイを締めるような事はしなくなった。

懇親会等さえ、ブレザーにはワイシャツのきちんとしたのを着ていくが、
ノー・ネクタイとしている。

現役時代はスーツ、或いはブレザーであり、春、夏、秋、
そして冬用のネクタイを毎年最低5本は新調していた。
従って、その季節になると、旧来の季節品を併せて、
10本前後で回転させていた。

ワイシャツもネクタイ同様にしていた。

サラリーマンはワイシャツとネクタイが制服であり、
これ位しか個性が発揮出来ないので、気を使っていた。

退職後は、今更ネクタイは卒業させてほしい、と思い締める習慣を放棄した。

しかし、ブレザーを着るときは、ワイシャツだけは、小奇麗な品物を着ているつもりだ。

私は自分が似合っていると思えるのしか、身につけない。

ファションはその人が自信を持っているものが、一番良いと信じている。


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夕陽の中で・・♪

2006-03-25 20:25:00 | 定年後の思い
午前中は居間の大掃除を家内とした。

テレビの画像が不安定となっていたので、
ソファーと椅子を端に寄せて、カーペットをめくり上げ、
ビデオ・ケース、CDケースなどをどけたりして、
掃除機で埃を吸い上げた。

その後、普段、掃除の行き渡らない壁面とテレビの裏側を掃除し、再セッテングしたりした。

昼食後、本を読み始めたが、眠くなり、
布団にもぐり込み、数ページ読んでいるうちに寝付いた。

四時過ぎに目覚め、煎茶を呑んだ後、庭先に降りた。
主庭は夕陽が差し込んで折、やぶ椿の紅色の花がたわわに咲いている。
ときおり微風が吹くと、もみじの芽吹きはじめた葉先が揺れている・・。

長袖のスポーツ・シャツであるが、寒さを感ずることなく、
静寂な陽春のひとときを迎えている。

パソコンの置いてある机に戻ると、
昼寝前に読んでいた猿谷 要・氏の『物語 アメリカの歴史 ~超大国の行方~』を脇にどけた。

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白木蓮の想いで・・♪

2006-03-25 12:29:00 | 定年後の思い
私の近所の家、或いは駅に向う家々に気品さを感じさせ、
おおらさがある白木蓮が咲いている。

今の季節は陽射しを受けて、空に向かいぽっかりと咲いているようだった。

今から28年前頃、家を建てた時、
住宅ローンを銀行から借り入れる為、
ある銀行から断られ、もう一行の銀行に行く時、
ある宅の白木蓮が咲いているので観えた・・。

静寂な住宅街を歩いて、心身疲れ切っていたので、
慰めのひとつとなった。

私は木蓮に対しては、幼少の頃から紫木蓮しか知らなかったので、
白木蓮は馴染みが少なかった。

今、我が家の庭では、紫木蓮は大きな莟の状況で、
あと数日過ぎれば、咲きはじめると思われる。

私は白木蓮を観ると、ときたまあの頃に経験した借り入れ交渉を想いだされる。

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春色の朝を迎えて・・♪

2006-03-25 07:54:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、澄み切った快晴の朝を迎えている。

朝の6時過ぎに庭に降り立つと、もみじが芽吹きはじめて数日となっている。

小鳥達が飛来して、もみじの枝葉に停まり、虫か幼い芽吹きをついばんでいる。

金木犀、花梨、無花果などの落葉樹が芽吹いて折、
白玉椿、やぶ椿、しだれ紅梅は満開となり、
日本水仙の横に植えている黄色い花のラッパ水仙が咲き始めた。

日中は快晴に恵まれ、静寂の中、のどかな春の朝を迎えている。
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