夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

桜を愛(め)でた頃の想いで・・♪

2007-03-11 16:12:00 | 定年後の思い
家内の父が病気で2年半前に亡くなったが、
心身元気でいられた頃は、私達夫婦は家内の両親と四人で旅行に行ったりした。

私が現役時代の40、50代の頃、
近場であったが箱根、伊東、土肥、草津、伊香保、
川治などの温泉地に1泊2日か2泊3日で行ったりした。

年末年始の時は、大晦日に来宅して貰い、
お年取りをして、元旦か2日まで滞在して頂いたりした。

4月の桜が咲きはじめた時、
家内の父と私達は新宿御苑に花見に行った・・。
私の土曜休日を利用して、新宿の伊勢丹のデパート前で10時に待ち合わせた。

私達は手提げ袋に一畳のビニール・シートを2枚、
薄い毛布と読み込んだ雑誌を5冊前後を持参した。

家内の父と伊勢丹で無事に逢い、地下1階の食料販売で、
お弁当、つまみとなる単品、そして地酒とビールを購入した。

新宿御苑に入ると、大島桜、枝垂れ桜、染井吉野、山桜などがあるが、
その咲き頃に応じて、その桜の樹の下にシートを敷き、寒さ避けに薄い毛布、雑誌など配置した。
春の陽射しの中で、桜を愛でながら、3人で2畳ほどをゆったりと座った。

こうした花見が3年程、続いた・・。

二年目の時だったか、私達がいつもの様に2畳ほどの中心に食べ物を置き、
地酒、ビールを呑みながら、つまみを食べていた時、
外国人の3人のひとりが私達にカメラを向けた撮っていた・・。
その後、私は撮影された方と微笑をしながら、単語を並べながら、話し合ったりした。

帰路は、いつものように新宿駅に近いお蕎麦屋に寄った後、
家内と父と別れた・・。

家内の父が亡くなった時、遺影写真を家内の母と家内が選定していた時、
『この表情・・お父さんらしく・・明るく写っている・・』
と家内の母が言ったという。

この一葉は、花見の時、桜の樹の下で家内の父を私がさりげなく撮った一枚であった。



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雨も上がり、風強く・・♪

2007-03-11 11:59:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、深夜から雨が降り続いていたが、
先程から上がり、急速に回復している。

ときたま、風が強く吹いて、常緑樹の枝葉が揺れている。

落葉樹は枝葉についた雨粒が払われている。

こうして主庭を眺めていると、陽射しが射し込んで、
明るくなった庭のなかで、もみじの幼い葉が光を受け止め、
枝葉に付いた雨粒が光を帯びている・・。

午後は快晴となり14度前後となり、夜は冬型となるので、多少冷え込む、と天気予報は報じている。

春の天気は3日と続かないと古人から云われているように、
日々変化のある気候を迎えている。

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ときには、迷いもあり・・♪

2007-03-11 09:31:00 | 定年後の思い
昨夜、11時半過ぎに布団にもぐったが、
今朝の5時に目が覚めてしまった・・。

天気予報の通り、雨が降りしきっている。
止む得ず、布団に戻り、塩野七生・著の『ローマ人の物語』第三巻(新潮文庫)を読み続け、
ハンニバルの思いにつられて、第四巻を読み続けていた・・。

時計を見ると、七時半過ぎであったので、あわてて置きだし、戸を開け始めた。
雨が本降りとなっているが、ときには雨の朝も心が落ち着く。

しばらくした後、新聞を読み始めたが、『新・抒情歌選集』と題した通信販売の広告に目が留まった。

抒情歌ベスト10として、
『赤とんぼ』、『故郷』、『荒城の月』、『早春賦』、『月の砂漠』、『浜辺の歌』、
『川の流れのように』、『花』、『みかんの花咲く丘』、『里の秋』
と列記されている。

【 聴けば涙があふれます・・・懐かしい歌 198曲が大集合! 】

このように副題のように明示されている。

私は抒情歌は好きで、カセット、CDをある程度持っているが、
こうした選集の方が聴く時に楽かしら、と思ったりしている。

私はこの珠玉のような曲のひとつづづ、どなたが唄っているのかしら、
これが私の重点となる。

その時代に流行らせた方こそ、日本人の多くの方達の心に残り、
その時代を甦(よみがえ)るポイントとなる。

こうした思考があるので、幾つかの唄は合致しているが、ある範囲は的外れである。

これは音源元を多岐にわたり、レコード会社など製作協力を仰ぎ、
通信販売会社の編成力とビジネスの発揮どころであるのは云うまでもないことである。

こんな思いがあるので、購入すべきか、或いは見送るか、
唄われている方を吟味した上で、決意しょうと思っている。



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