夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

呑兵衛(のんべえ)の貴方に・・♪

2007-03-22 18:29:00 | 定年後の思い
日中、私が帰宅し、郵便受入箱を見ると、5通の中で見知らぬ一通が入っていた。

居間に入り、封を開いたら、

【『香住鶴』試飲即売会のご案内】

と題された案内状であった。

私は山陰地方の有数な地酒の製造元のメーカーにも、
私の呑兵衛さんが知られたと驚いたりしている。

私は若い頃は、ウィスキーのバーボン、ワインなどの時代もあったが、
40歳頃からは日本酒の地酒を呑み、そして殆ど純米酒の辛口となっている。

現役時代の時は、睡眠時間の圧縮とストレス解消も伴なって、ある程度呑んでいた・・。
定年退職後は睡眠適度に取れるし、何よりストレスが殆どなくなったので、
弐合徳利を呑み干せば、煎茶が欲しくなる。

旅行先で観光ホテル、酒造所、酒屋で地酒を頂いたりしている。
或いは試飲させて頂ける所は、ただ酒は申し訳ない、と言う気持ちも手伝って、
つい四合瓶を2本買い求める。

呑兵衛の私にとっては、それぞれの地のお酒で初めて呑む時は、
私の好みと合いますように、と念じたりしている。

このように地酒はそれぞれの味、風味があり、
日本文化のひとつと思っている。

こうして綴っていると、一昨年の秋、私の住む最寄駅ひとつの駅前の大きな酒屋さんで、
山陰の『香住鶴』を試飲し、一升瓶を2本買い求め、
タクシーで帰宅したのを想いだしたりしている。


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春、麗(うらら)か・・♪

2007-03-22 14:29:00 | 定年後の思い
私は10時半過ぎ、歯科医院で治療を受けるので、家を出た。

川沿いの遊歩道を歩いたが、二週間ぶりの陽気となり、
ときおり微風が吹いても風も甘い匂いとなっている。

歯科医院で治療を受けたが、どきっとするような顔立ちの女性の歯科医で、
特に目が綺麗なお方で、きっと心も清らかな人、
と勝手に思い込んでしまった。

私は歳を重ねた身であるが、30前後の仕事の出来そうな美人には、
幾つになっても弱いのである。

治療を終えて、受付で次回の予約をしたが、
あの女医さんでしたら、毎日でも結構ですよ、
とは私はさすがに言えない。

帰路、川沿いの遊歩道を歩き、桜の開花もまもなくの情景となって折、
辛夷(コブシ)は数多く大きな莟(つぼみ)となり、
中には純白な花を3輪ばかり咲いている・・。

古人から、寒さ暑さは彼岸まで、と伝えられているが、
冬の長袖のスポーツシャツと薄手のセーターだと、
汗ばむくらいの暖かさとなっている。

セーターを脱いで、長袖のスポーツシャツとなったが、
ときおり吹く風も心地よい。

朱色のトンネルのような桃の花の群生した処を通り過ぎると、
桃の花びらが空中に舞いながら散りはじめている・・。

こうした贅沢な時を共に出来るのは、秘かに定年後の特権と思ったりしている。



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『東京の未来は、私が決める』・・♪

2007-03-22 13:52:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、快晴の朝を迎えて折、
日中は二週間ぶりの暖かな16度前後の陽気が予測されている。

今朝の私の住む調布市では、市報として【東京都知事選挙】の特集号が
読売新聞の折込広告と共に配達された。

《東京の未来は私が決める》

『任期満了による東京都知事選挙が4月8日(日)に行われます。
今回の選挙は、東京都政を託す代表者を選ぶ重要な選挙です。
あなたの投じた一票が有効な一票になるように必ず投票しましょう』

選挙管理委員会の事務局の方達が知恵を絞って掲げたことで、
正鵠で微笑ましく私は感じたりしている。

ここ二週間、各立候補のお方達が、テレビ・新聞・雑誌などで取り上げられているが、
私は東京都の運営と将来の基盤を託すのは、
ある程度の自治体の経験者と冷静な政治観が前提条件と確信している。

従って、私は浮ついた候補者には、私は清き一票を託す気持ちにはなれない。

かって都民は、青島幸男・氏に賛意を示したことがあり、
彼は作家・タレントとしては格別優秀なお方であるが、
都政の首長としてはいかがなものか、
と公言してきたひとりである。

少なくとも都知事は、東京都の運営と未来の設計図を具体的に出来る人で、
最高責任者として手腕が期待されているのである。
その上、ときには怜悧な面が要求されるのが首長と思っているのである。

こんなことを思案すれば、現職・石原慎太郎、前宮城県知事・浅野史郎の両氏の
どちらかな託すしかないと思っている。

私は政治には全くの素人であり、素朴な都民のひとりとして、
こんなボケた思いで雑木の芽吹きを眺めたりしている。





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