夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

夜風に吹かれて・・♪

2007-03-28 19:40:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、5月のような陽気の日中となった。

私はこの一週間は、塩野七生・著の『ローマ人の物語』(新潮文庫)を読み耽(ふけ)っている・・。

日中は、畳の上に横たわり、毛布を掛けて、塩野七生・女史に導かれて、
ローマのユリウス・カエサル(通称・シーザー)のガリア戦役(ヨーロッパの大半地域)を読みながら、
あの時代に思いを馳せたりしている。

先程、庭先に下り立ち、夜風が吹いているが心地よい。
そして、煙草を喫いながら、ぼんやりとした月など眺めたりしたが、
煌々とした月の光が綺麗だった・・。

三ヶ月の私であったら、
『絢香(あやか)ちゃん・・』
と呟(つぶや)いたりしていた。
『三日月』などを唄われた若手のシンガーソング・ライターに魅了されて夢中になったが、
今の私は卒業している。

ユリウス・カエサル、配下の人々、或いはガリアの諸民族の地域の人々に
思いを寄せたりしている。



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春爛漫も通り過ぎて・・♪

2007-03-28 07:53:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、雲ひとつない快晴の朝となっている。

朝6時過ぎに主庭を降り立っても暖かく、居間に戻った時、温度計は12度となっている。

ニュースの中で天気予報は、
春爛漫も通り過ぎて、初夏のような陽気になります、
と報じていた。

3月下旬の今、染井吉野の桜は3分咲きであるが、
私は4月を通り過ぎて、急に5月の中旬の陽気を迎えることに戸惑っている。

4月の時候としては、仲春、陽春、春陽、温暖、桜花などと称せられているが、
いきなり5月の惜春、晩春、薫風などの時候は心身おいつかないでいるのである。

私は古人から残された4月の俳句、短歌のページを捲(めく)ったりして折、
どうしてくれるの、と呟(つぶや)いたりしている。
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