夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

私の徳利とぐい呑み・・♪

2007-03-13 19:49:00 | 定年後の思い
私が結婚した頃は、民芸店でぐい呑みを買いはじめ、
家内が茶事をしていたので、家内の茶碗などを見ていると、
次第に焼き物に関して興味が深まった。

家内とデパートに行った時、酒器コーナーに寄り、手軽な価格のぐい呑みを購入した。

40歳の私の誕生日に、家内から弐合徳利とぐい呑みを手渡れた・・。
備前であったが箱書きを読んだ後、徳利とぐい呑みに触れ、肌触りを確かめたりした。

『俺好みだょ・・だけど、高かったのじゃないの・・』
と私は言った。

『・・』
家内は微笑んでいてばかりだった。

後で知ることになるのだが、この頃の私の年収の数パーセントだった。

この時以来、家内と旅行に行った折、その地の焼き物に魅せられた場合、
程ほどの値段の徳利、ぐい呑みを買い求めた。
家内から言わせれば、だものですよ、と言われても私は気にしなかった。

私は晩酌をしているので、その日に応じた徳利、ぐい呑みで辛口の純米酒を呑んでいる。

料理も食器により、味も美味しさも倍増させる力を秘めているので、
私なりに大切にしている時である。

ときには、梅の咲く頃は、白梅の花びらを台所ある白い小鉢の小ぶりに、
お酒を注(つ)ぎ、そっと浮かべて呑んだりしている。

私は極く普通のサラリーマンであったので、
決して高価な徳利、ぐい呑みには手にすることは出来なかったが、
私なりの文化のひとときと思ったりしている。


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朝夕の陽射しを眺めれば・・♪

2007-03-13 16:03:00 | 定年後の思い
家内が実家に里帰りしているので、
日常は自在な生活を出来る限り過ごしている私が、
より一層良くも悪くも身勝手な日々を送っている。

朝は日の出の頃に起きて、朝の陽射しに思わず手を合わせ、
新聞をゆっくり読み込んで朝食を頂いたりしている。
たまたま月刊誌の『文藝春秋』、『中央公論』が手元にあるので、
昼食まで読みふけったりしている。

そして1時過ぎになれば、少し疲れを覚えると、
この2冊と煎茶を入れた茶碗を持ちながら寝室に行き、
横たわって30分前後読めば、寝付いてしまう・・。

目覚めると1時間ほど寝てしまった、とぼんやりと思ったりしている。
そして、続きを読み出して、4時頃に1階の居間に下り、
その後は洗面し、台所で煎茶を淹れたりする。
台所から夕暮れ前のさんさんと照る陽差しを眺め、
退廃した生活を過ごしているかしら、
とも思ったりしている。
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されど、サンドイッチ・・♪

2007-03-13 08:55:00 | 定年後の思い
私は軽食として、ときたまサンドイッチを食べたりしている。

日常の食事は、私は一日に一回は米食を欠かせないが、
家内はパン食、麺類を一回は愛食としている。

家内と外出したりする時、軽食とした場合、何気なしにコーヒーを飲みながら、
サンドイッチなどを食べたりしている。
私はマクドナルドのハンバガーの味、香りは嫌いなので、
程ほど良質な軽食屋を利用している。

50代の頃の休日の朝、私は多忙な身であり、当然として睡眠不足で迎えたりしている。
こうした時、家内も平日は寝ずに帰宅を待っているので疲れ切っている・・。

私は洗面した後、5分ばかり歩いたコンビニでサンドイッチを買いに行ったりしていた。

帰宅後、居間のテーブルにサンドイッチの3セットを並べ、
コーヒーを淹れたりした。

家内はこの間、洗濯の合間に掃除をしていたので、
『用意出来たから・・食べようよ・・』
と私は家内に言ったりした。

私達は過ぎ去った一週間の出来事などを他愛無く話し合ったりした・・。

私はレタス、ハムなどを好むが、家内はトマト、タマゴなど食べたりしていた。

最近でも、ときにはサンドイッチを私達は軽食として頂いたりしている。

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