夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

石川さゆり・・ちゃんのサントリー・ウィスキーの唄声に魅了・・♪

2007-12-01 17:10:00 | 定年後の思い
私は殆どテレビの民間は視聴することはないが、
過日、松本清張の名作のひとつである『点と線』が放映される折、
私は若き青年期に松竹映画で観ていたので、
ビートたけし・主演でも、事件の設定されたあの時代の社会風潮を的確に表現できるかしら、
と思いながら視聴したのであった。

グラマン機の被弾を右肩から身体に受けた主人公の設定、
そして顔をときおり引き攣(つ)る表情は、
演出家と主演の共作と感じ、優れた作品となっている。

何より現代の宇津井 健と池内淳子の2人に演じさせ、
遠い当時への回想にしたのは、最良の演出である。

このお2人は新東宝映画の主演を当時の頃、数多く主演されていたスターであったので、
私なりに考え深げに視聴したのであった。


こんな折、民間放送なので、ときおり広告時間となり、
突然、色艶(いろつや)のある唄声で流れた・・。

♪ウィスキーが お好きでしょう

石川さゆりの唄声であり、作詞、作曲は残念ながら私は無知である。

確かに平成の初めの頃に、
蒸気機関車の走るシーンもあり、サントリーのウィスキーの宣伝として、
この唄声が流れていた。
最初に聴いた時、石川さゆりちゃんかしら、と思いながら、
色艶のある声と妖艶を感じ、魅了させられた・・。

私は演歌の女性歌手として優れた石川さゆりをウィスキーの宣伝に起用した担当の方たちに、
思わず脱帽したのである。
そして何故かしら、ウィスキーを購入してしまったりしていた。


今回の広告の背景は、若き女性のうつろな表情、微笑みなどのシーンがある。

あれから私は齢を重ねたせいか、若き女性の下手な演技シーンより、
ただ、石川さゆりちゃんの色艶ある唄声に魅せられ、

♪ウィスキーが お好きでしょう

と呟(つぶや)きながら、平成の初めの頃に思いを馳(は)せたりした・・。





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『安芸の宮島、萩、津和野』の旅のあとは・・♪

2007-12-01 09:39:00 | 定年後の思い
どなたも同じと思われるが、旅行は日常生活から解放されるので、
旅行前にその地に夢を持ち、期待をしながら思いを馳(は)せ、
旅行中はそれなりに享受し、
旅行の後は、思い出の寸景が甦(よみが)り、心の想いでとなる。

私達夫婦も帰宅後の今、
夕食の時などで、旅行の話題することが多い・・。

『宮島で連泊して・・ゆっくり・・観たかったわ・・』
と家内は云ったりしている。

『そうだょね・・大聖院で1日ゆっくりして・・
翌日は・・紅葉谷公園を散策し・・厳島神社で半日・・理想的であり・・』
と私は答えながら、萩のぐい呑みでぬるめの純米酒を口にしている。

『鹿(シカ)もたくさんいたし・・狸(タヌキ)もいたわね・・』
と家内は云っている。

『だけど・・団体観光ツアーだったので・・
宮島連泊だけで・・お客さん・・集まるんなぁ・・』
と私は旅行会社の企画実施案を心配していたのであった。


今回の団体観光ツアーは、ある旅行会社の特別企画と題して、

『宮島舞楽&紅葉ウォーク&カキ祭り+厳島神社・夜間遊覧船』
往復新幹線のぞみ号! 萩・津和野・宮島3日間

と明示され、宮島と萩で宿泊するプランであり、
厳島神社のライトアップの光景、宮島の舞楽、そして紅葉谷公園、
この情景が写真として掲載されていたのであった。

私達夫婦は、この旅行会社の月刊誌で、
この旅行プランを見つけて、
いつの日にか宮島、と思っていたので、ツアーの参加を申し込んだのである。
従って、錦帯橋、秋吉台、秋芳洞、萩、津和野には、
正直な所興味がなかったのである。


『だけど・・団体観光ツアーは個人旅行より遥かに廉(やす)いし・・
萩、津和野がなかったら・・この旅行の企画は実現されなかった・・と思うよ・・』
と私は家内に苦笑いしながら、云ったりしていた。

そして私達夫婦にとって、宮島以外は余計な企画と思われたが、
錦帯橋での『がんず』、
萩の宿泊先のオーディオ・セット、
菊ケ浜の浜辺に打ち寄せる波、
こうしたことにめぐり逢えなかったことも事実であった。

私は萩で買い求めた蒲鉾(カマボコ)の各種を誉め、食べながら、
家内とたわいない会話が続く・・。







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