夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

続・ときには、トム・ジョーンズの唄声に魅了され・・♪

2007-12-08 17:05:00 | 定年後の思い
私はトム・ジョーンズに関して綴ってたが、
若い音楽ファンの方達には、私のつたない綴りだと、伝わないか、と少し心配している。

やむえず、CDに添付された解説文を借用して、
補記する。

フレット・デラーで、訳はakiyama sistersiに寄れば、

『思い出のグリーン・グラス』
1966年にヒットしていた当時、
エルヴィス・プレスリーは繰り返しラジオ局に電話をし、この曲をリクエストしていた。

ジャニス・ジョプリンも初めて彼の声を聞いた時、吹き飛ばされたと言っている。

曲の解説は、和田静香さんが綴られているが、
無断であるが引用させて頂く。

『恋はメキ・メキ』
トヨタ自動車『ポルテ』のCMソング

『よくあることさ』
ホンダの『オデッセイ』のCMソング

『セックスボム』
アメリカのテレビドラマ『セックス・アンド・シティ』のエンディング・テーマ

『サンダーボール』
007の映画の第4作『サンダーボール大作戦』のテーマ曲。


このように解説の一部として、表記されている。


私は自動車のCMの場合は、購買層を設定し、曲の選定はされると思っているので、
私と同様に、あの当時夢中になった人、
広告制作会社か、自動車の宣伝部の人が選定されたと思い、
思わず微笑してしまう。

たがは歌であるが、されど歌である。
私はレコード会社の管理畑に長年勤めた結果となったが、
その時代に流行った曲は、制作畑でなくとも、
たとえ他社の発売された曲でも、それなりの思いは深いのである。

尚、当時トム・ジョーンズが旋風を巻き起こした時代は、
残念ながら他社の発売するレコードであった。





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ときには、トム・ジョーンズの唄声に魅了され・・♪

2007-12-08 15:19:00 | 定年後の思い
私は年金生活の4年生の身であり、
日中は散歩、買物などをし、本屋で数冊の本を買い求め、
コーヒーショップの『ドトール』に寄ったしている。

2週間前頃、何気なしにCD、DVD販売店に寄って、
色々と音楽ソフト作品を眺めていたが、
これといって魅了されるCDがなかった。

私は現役のサラリーマン時代は、音楽関係の民間会社に勤めていたが、
ここ数年の音楽は殆ど知らないのである。

別のCD陳列棚に行って、ひとつのCDを購入することにした。

『トム・ジョーンズ グレイテスト・ヒッツ』と題されたCDであるが、
これには63歳の齢でも判るのである。

ここ2時間ばかり、繰り返し聴いたりしている。


確か1970年の頃だったと思われるが、
次兄と酒を呑みながら、深夜にテレビ音楽番組を観たりしていた。
『トム・ジョーンズ・ショウ』が放映されていたのを偶然に視聴した。

何の曲だったか忘れてしまったが、最初に聴いた時は、
熱気が感じられ、桁外れに巧い人で、
野性味があり、迫力のある人と直感した。

このテレビ音楽番組で、ゲスト・スターとして、
エンゲルト・フンパーディングの歌い手も知った。
紳士的な振る舞いで、スケールのある甘い歌声で、顔立ちも良く、
『太陽にあたる場所』、『君の瞳に恋している』などを披露していた・・。

私は大学中退した後、映画、文学青年の真似事をし、
企業に就職する為に、コンピュータの専門学校に一年学んで、
大企業に中途入社できた時でもあった。

私は『トム・ジョーンズ・ショウ』で、
この2人に熱中し、レコードを買いはじめた・・。

特にトム・ジョーンズの『想い出のグリーン・グラス』(録音時・1966年)、
『デライラ』(1968年)、『忘れしの感傷』(1967年)、
『最後の恋』(1969年)、『ラブ・ミー・トゥナイト』(1969年)などを聴いたりしていた。

そして、1971年にラスベガスのライブ盤が2枚組で発売されると知ったので、
レコード店に駆けつけて買い求めた。
『シーザース・パレスのトム・ジョーンズ』である。

このような私にとっては、夢中になって聴いた歌い手のひとりである。
やはり、文学、映画、音楽などの場合、
その当時の社会の空気を共にした時代に、
発売、放映された作品に時間をおくこともなく触れると、
その人の心に倍増され、深くその人に残るものである。


先程、聴き終わって少し呆然としながらも、
『家路』(1967年)、『愛の誓い(ティル)』(1971年)なども聴いたりした・・。

改めてトム・ジョーンズの唄声を聴いたりしたが、
20、30代の女性でワンピース姿であったならば、
思わず脱いで、スリップ1枚の下着姿で聴き惚れさせる、
唄声かしらと思ったりしている。

誤解を避けるために綴るが、
それだけトム・ジョーンズは、同性の男性から割り引いて聴いても、
限りなく底知れぬ魅力のある歌手である。








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この初冬の時節、私がときおり唄う歌は・・♪

2007-12-08 09:04:00 | 定年後の思い
私は東京の郊外に住む、サラリーマンを卒業した年金生活の4年生の身である。

郊外といっても、銀座、東京駅に1時間で行ける調布市の外れであり、
世田谷区と狛江市に接している。

この地域で結婚前後の5年間を除けば、
この地の住民となり、60年近くなっている。

私はこの地で農家の子の三男坊として生を受け、
私の幼年期の頃は、周辺は田畑、竹林、雑木林が多くあった・・。
京王線と小田急線の駅前だけは、
商店街、その周囲に住宅街となって折、
かって東京オリンピック以前、地方の情景で多く見られたのと同様と思っている。

私の住む周辺が急激に変貌したのは、昭和30年の初期であり、
今は、地方のゆったりしたお住まいの方が見れば、
商店、住宅が息苦しい程、建ち並んでいる。

私は住宅街の外れに、築後30年の古ぼけた一軒屋に家内と2人で生活している。

早朝、この時節は屋根、地面は霜で真っ白となるが、
初冬の朝の陽射しを受けると、たちまち霜は溶け出して、黒土となっている。

このような情景を眺めたりしていると、


♪さ霧(ぎり)消ゆる 湊江(みなとえ)の
 舟に白し、朝の霜。

【 『冬景色』 作詞・作曲/不詳 】


この歌がなにげなく、鼻歌を唄いだしてしまうのである。


♪ただ水鳥の声はして、
 いまだ覚(さ)めず、岸の家。


ここまで唄うと胸が、いつも熱くなる・・。

私は初冬の情景を観るたびに、こうした想いに馳(は)せてしまい、
樹木などを眺めながら、鼻歌を小声で唄ったりしている。



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