私は年金生活の四年生の身であるが、
現役時代から、夕食時に風邪を退いた時以外、晩酌をしている。
40歳を過ぎた頃からは、純米酒の辛口が殆どであり、
ときたまビールを呑むぐらいとなっている。
純米酒は夏は冷酒とし、春と秋は常温で頂き、
寒さが感じる時節は人肌に温めて呑んでいる。
原則として、その日に応じた気分で、
弐合徳利とぐい呑みを変えたりしている。
純米酒の銘柄は、この20数年、3種類だけである。
私は魅了された銘柄については、変えることなく愛し続けるので、
数は少ないのである。
旅行先で頂く場合は、なるべく地酒を呑むようにしている。
訪れた先の風土、文化を知るひとつの手掛かりとなるからである。
このように日常と旅先の銘柄を享受しているが、
ときおり私は男の子であるので、
純米酒の銘柄に関しては、浮気心がある。
先程、買物に行ったスーパーの地酒コーナーで、
目に止まった銘柄があった。
四合瓶のラベルには、
幻の酒米
雄町米(おまちまい)
旨味辛口の美味な純米酒
と大きく明示され、
櫻室町の雄町米の酒
室町酒造株式会社
と小さく印刷されていた。
そして、棚の上に980円と表示されていた。
私はどのような風味となるか、
好感できそうな女性との初対面の折、言葉を交わすのと同様に、
少しドキドキし心を躍(おど)らせている。
尚、私は一介のサラリーマンであったので、
一升瓶で3500円どまりを選定としている。
これ以上のお酒は、残念ながら家計に影響するので、
断念しているのが実態である。
ある時、試飲会で招待されたり、旅先の酒造所の試飲・即売所などで、
高価な純米酒を頂いたが、私には美味しく感じられないこともあった。
私はその人なりの好みと感じ、男と女の相性と同じかしら、
と微苦笑したこともあったりした。
現役時代から、夕食時に風邪を退いた時以外、晩酌をしている。
40歳を過ぎた頃からは、純米酒の辛口が殆どであり、
ときたまビールを呑むぐらいとなっている。
純米酒は夏は冷酒とし、春と秋は常温で頂き、
寒さが感じる時節は人肌に温めて呑んでいる。
原則として、その日に応じた気分で、
弐合徳利とぐい呑みを変えたりしている。
純米酒の銘柄は、この20数年、3種類だけである。
私は魅了された銘柄については、変えることなく愛し続けるので、
数は少ないのである。
旅行先で頂く場合は、なるべく地酒を呑むようにしている。
訪れた先の風土、文化を知るひとつの手掛かりとなるからである。
このように日常と旅先の銘柄を享受しているが、
ときおり私は男の子であるので、
純米酒の銘柄に関しては、浮気心がある。
先程、買物に行ったスーパーの地酒コーナーで、
目に止まった銘柄があった。
四合瓶のラベルには、
幻の酒米
雄町米(おまちまい)
旨味辛口の美味な純米酒
と大きく明示され、
櫻室町の雄町米の酒
室町酒造株式会社
と小さく印刷されていた。
そして、棚の上に980円と表示されていた。
私はどのような風味となるか、
好感できそうな女性との初対面の折、言葉を交わすのと同様に、
少しドキドキし心を躍(おど)らせている。
尚、私は一介のサラリーマンであったので、
一升瓶で3500円どまりを選定としている。
これ以上のお酒は、残念ながら家計に影響するので、
断念しているのが実態である。
ある時、試飲会で招待されたり、旅先の酒造所の試飲・即売所などで、
高価な純米酒を頂いたが、私には美味しく感じられないこともあった。
私はその人なりの好みと感じ、男と女の相性と同じかしら、
と微苦笑したこともあったりした。