夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ときには、純米酒の浮気も・・♪

2007-12-05 14:21:00 | 定年後の思い
私は年金生活の四年生の身であるが、
現役時代から、夕食時に風邪を退いた時以外、晩酌をしている。

40歳を過ぎた頃からは、純米酒の辛口が殆どであり、
ときたまビールを呑むぐらいとなっている。

純米酒は夏は冷酒とし、春と秋は常温で頂き、
寒さが感じる時節は人肌に温めて呑んでいる。
原則として、その日に応じた気分で、
弐合徳利とぐい呑みを変えたりしている。

純米酒の銘柄は、この20数年、3種類だけである。
私は魅了された銘柄については、変えることなく愛し続けるので、
数は少ないのである。

旅行先で頂く場合は、なるべく地酒を呑むようにしている。
訪れた先の風土、文化を知るひとつの手掛かりとなるからである。

このように日常と旅先の銘柄を享受しているが、
ときおり私は男の子であるので、
純米酒の銘柄に関しては、浮気心がある。


先程、買物に行ったスーパーの地酒コーナーで、
目に止まった銘柄があった。

四合瓶のラベルには、

幻の酒米
  雄町米(おまちまい)  
     旨味辛口の美味な純米酒

と大きく明示され、

櫻室町の雄町米の酒
   室町酒造株式会社

と小さく印刷されていた。

そして、棚の上に980円と表示されていた。

私はどのような風味となるか、
好感できそうな女性との初対面の折、言葉を交わすのと同様に、
少しドキドキし心を躍(おど)らせている。


尚、私は一介のサラリーマンであったので、
一升瓶で3500円どまりを選定としている。
これ以上のお酒は、残念ながら家計に影響するので、
断念しているのが実態である。

ある時、試飲会で招待されたり、旅先の酒造所の試飲・即売所などで、
高価な純米酒を頂いたが、私には美味しく感じられないこともあった。
私はその人なりの好みと感じ、男と女の相性と同じかしら、
と微苦笑したこともあったりした。


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東京の郊外も、初冬の朝の陽射しを迎えて・・♪

2007-12-05 09:09:00 | 定年後の思い
東京の郊外の調布市は、ここ1週間で一番の寒さかしら、
と屋根の霜を見て感じたりしていた。

6時過ぎに1度ばかりであったので寒く、日中の最高気温も9度が予測されている。

陽射しが庭に射しこむと、霜は瞬時に消えうせ、
初冬らしい情景となっている。

私の住む街は、真冬でも数回雪が降る程度で、
今年の1月、2月などは雪が降らず、淋しい思いをしたりしている。

このように綴ると、北国で雪の災害にあわれた方には苦言されると思うが、
雪の情景を幼年期から、この地の調布市で体験しているひとりとして、
暑さ寒さも平年並みに、と秘かに念じている。

白梅の淡い黄色に染められた葉は、わずかに残して折、
枝葉に陽射しを受けているのを眺めたりし、
初冬の光景をぼんやりと見つめている。

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