夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

日中の読書の後、庭に降り立てば・・♪

2007-12-09 16:18:00 | 定年後の思い
家内は、明日まで家内の実家に行って、
独り住まいとなっている母の宅の大掃除、年末などの準備をしている。

毎月4泊5日前後で、高齢となった母を案じて、
掃除、時節に適応した幾つかの部屋の模様掛けなどを行っている。

今月は過日の4日の火曜日から、出向いているが、
この間は私の方が独り住まいとなっているので、
普段より更に気まぐれで時を過ごしたりしている。
買物などは、昼前が通例であるが、
午後の夕暮れ前にすることもあったりしている。

今日の日中は、読書に専念し、少し昼寝などをしたりしている。

陽が暮れる前に居間に下りてきて、
煎茶を淹れた後、ぼんやりと玄関庭に降り立ち、
煙草を喫いはじめた・・。

ときおり、風が吹いているが、陽射しは残照である。

花梨(カリン)の樹木のたわわに色付いた淡い黄色の葉は、
日中の風で半分ぐらい葉を落とし、地表が花梨の葉の絨毯となっていた。

朱紅色に染められたモミジの3本は、
未だに落葉せずに、錦繍の情景となり、初冬の残照を受けている。

静寂な日中であったが、時のうつろいは確実に過ぎている、
と微苦笑しながら居間に戻ったりしている。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初冬の朝の陽射しにつつまれて・・♪

2007-12-09 08:58:00 | 定年後の思い
東京の郊外に住む私は、先程からぼんやりと庭先に立ったりしていた・・。

居間の前にあるテラスからは、前方の朱紅色に染められたモミジを眺めたり、
少し歩き、主庭の奥にある白梅の樹木は、
淡い黄色のたわわな葉は、半分程は散ってしまったが、
枝に残った葉が朝の陽射しを受けている。

その上、昨夜のひととき、小雨が降ったので、
常緑樹、枝と幹の裸樹となった落葉樹も濡れ、
地面もしっとりとした中、初冬の陽射しを照らしている。

こうした情景の中で、煙草を喫いながら、眺めていると、
社会の喧騒も忘れさせてくれるのである。

私は齢を重ねた63歳の身である為か、
わざわざ喧騒の増した都心には魅力も感じることなく、
いくつかの駅前までの静寂な散策コースを歩いたりしている。
そして、季節のうつろいを享受し、初冬の情景を眺めてたりしているのが、
ここ1週間は多いのである。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする