夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

初冬の陽射しの中、外出先は・・♪

2007-12-12 17:51:00 | 定年後の思い
駅前の歯科医院で治療の予約をしているので、
私は10時半過ぎに、家を出た。

冬のスポーツ・シャツ上に、スリー・シーズンのフィールド・ジャケットを羽織っていたが、
初冬の陽射しにつつまれて、川辺の遊歩道を歩きはじめたが、
暖かいのである。

遊歩道に沿った落葉樹は大半は葉を落としていたが、
櫻の朱色に染められたたわわな葉は、わずかに残し、
陽射しを受けていた。

こうした枝葉を眺めたりしていると、晩秋は過ぎ去り、初冬の到来を教えてくれるのである。

そして小さな公園は、公孫樹(イチョウ)のたわわな黄色い葉は、
まだ七割がた枝に残って折、
ドウタン・ツツジは朱紅色の帯のように染められて、歩道の脇を長く彩(いろど)っている。

このような陽射し中、落葉した数多くの朱色、黄色の葉を路上で踏みしめば、
それなりの情感を感じさせてくれる。


駅前の歯科医院で、何時もの担当して下さる女医さんに治療前に、
遊歩道で観た情景など、余計な挨拶代わりとしたりした。
小柄で目が大きい上、声も甘く、そして技量も上手なので、
医院長には私は秘かな感謝している。


治療後、付近の本屋に寄った。

佐野眞一・著の『この国の品質』(ビジネス社)を読了はしたが、
この中で『阿片王~満州の夜と霧』(新潮社)の本について触れていたので、
店内で探したが、残念ながら在庫はなかった。

そして毎月愛読している総合雑誌の『文藝春秋』を買い求めた後、
文藝春秋SPECIALの季刊冬号、
題して『新人生読本~心の重荷を軽くする、ささやかなな工夫~』も購入した。


その後、家内から指示されている買物をし、
理容店(散髪屋)に寄ったりした。
私は何時も店の主人と周辺の樹木、花の移ろい、
旅先の温泉地などの話を交わしたりしている。

帰宅後、再びスーパーに買物に出かけたが、曇りとなり、
やはり初冬は陽射しが翳(かげ)ると、寒さを感じてきたりした。

東京の郊外は明日は雨が予測されているので、
明日の買物の分までと、私なりに急いで二軒ばかり廻り、
先程帰宅できた・・。

煎茶を飲みながら綴っているが、
いつもと余り変わりがないか、と微笑んだりしている。




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起床は、『日の出』と共に・・♪

2007-12-12 07:05:00 | 定年後の思い
私は年金生活の4年生の身であるが、
定年退職時、挨拶の葉書に於いて、

・・朝は日の出と共に起きだし・・
  日の入りの・・・

と明記したりした。

このようなことを先程、庭先で煙草を喫っていると想いだされた・・。

東京の郊外の調布市に住む私は、
この時節は6時40過ぎが日の出の時であるので、
6時前後は薄暗いのである。

昨今、私は気弱になったせいか、7時過ぎに起き出しているが、
6時前後に目覚め、NHKニュースを視聴しながら、
布団の中でぬくもりに甘えていることが多くなった。

初冬の時節、寒さも増してきているので、つい自分に甘えてしまうのである。

今朝は、人生は気合一番で決まる、と勝手に心に言いきかせ、
5時半過ぎに起床し、煎茶、コーヒーなどを淹れたりしている。

新聞を取り込んだ後、玄関庭で煙草を喫っていると、
大通りに始発のバスが通り過ぎて行った・・。

私の現役の最後の五年間は、4時45分に起床し、
始発バスに乗り、最寄駅の成城学園から20分前後乗っている電車の中で、
この時節は日の出を迎えていた。

やはり冬の時節は、暗いうちに起き出し、最寄り駅さえ暗い中、出勤するのは、
自分自身に明確な目標がないと、辛くなった時もあったりした。

このようなことを想いだしていたら、
幾種類かの小鳥が飛来してきた。

我が家の庭に、日の出と共に定期便のように来宅する小鳥である。

朝の寒い中、大変ね、と私は心の中で呟(つぶや)いた。





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