夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

我が家の居間は、洗濯物の花盛り・・♪

2007-12-11 18:38:00 | 定年後の思い
家内が、独り住まいとなった家内の母の家に6泊7日で大掃除を済ませ、
昨夕に帰宅した。

家内は早朝から、掃除の合間に、洗濯を繰り返していた。
昼過ぎから、天上の気候の神々りご機嫌が悪いのか、
雨がポッリと降り出してきた・・。

我が家では、居間は20畳前後あり、この時節は殆ど暖房をしている。
私のパソコンの置いている机、椅子もあり、テレビも置き、ソファー、
食卓用のテーブルもあるので、1日の多くは私達夫婦が過ごす時間が多いからである。

私は年金生活の4年生の身であり、
日常は買物、散策以外は、殆ど居間で本を読んだり、
音楽を聴いたりすることが多い。

私達夫婦だけの家庭の上、第一線を退いた今は、来客も少なくなっている。

このような状況のなので、家内は器用に取り込んだ洗濯物を干している。

暖房器具はガス・ファンヒーターなのであるが、
スポーツ・シャツ、パジャマ、肌着などが花盛りとなっている。

タオルなどは、ガス・ファンヒーターの風を受けて、
白、黄色、黄緑色、水色、ピンクの色合いが揺れている・・。

我が家では、乾燥機の購入を検討してが10数年過ぎているが、
家内は決断がつかないらしく、
そのうち洗濯機と乾燥機の合体した斬新なデザインで、
欲しくなる製品がででくるわよ、
と云っている。

こうした折、何事も程ほどに決断しないと、などと私は家内に云いながらも、
今日を迎えているのである。

私がこうして綴っている右手の2メートルでは、
色鮮やかなタオルが揺れて折、
ときおり微苦笑しながら見つめたりしている。




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私なりのボーナスの想いで・・♪

2007-12-11 10:00:00 | 定年後の思い
昨日のニュースで官公庁の冬季のボーナスが支給され、
民間会社の多くも既に支給された会社もある、と報じられ、
私は微苦笑したりしていた。


私は中小業の民間会社を卒業した年金生活の4年生の身であるので、
あの頃は、ボーナスを頂いた時が想いだされた・・。

20代の頃の独身時代は、スーツ、ワイシャツ、ネクタイ、通勤靴、通勤バックなどを買い揃えて、
母に幾ばくかを手渡し、そして呑み屋さんに通っても、程々の貯金が出来た。

30代の初め、結婚し、賃貸マンションに入居するまで、
無知な私は結構お金を要する、と実家の長兄から、ある程度の額を借用したので、
ボーナスの度に返済した。
この二年間の期間は、返済していても、多少の貯蓄は出来た。

この後、私は実家の近くに一戸建てをするのであるが、
土地、住宅建築まで多大な経費となり、
住宅金融公庫を根底とし、幾つかの金融機関からローンを設定した。

このローンが50代の初めの頃まで、
ボーナスを頂く度に30%前後を返済していた。

私達夫婦は子供に恵まれなかったけれど、
住宅に関する購入は、一介のサラリーマンとしては人生で一番高い買物かしら、
と心身実感させられた時代であった。

50代の初め、ローンの一括返済をした後、
老後の人生設計の基礎となす資金の為、貯蓄を大半し、定年退職を迎えた。

このようなボーナスを頂くたびの軌跡であったが、
どなたも同じと思われるが、サラリーマンの現役時代には大波、小波に遭遇し、
家内と何とか乗り切り、今日を迎えているのである。

私は築後30年の古惚けた家に住み、
程々の広さの庭で、樹木を眺めながら、あんな時代もあった、
と思いを馳(は)せたりしている。

尚、私は家内を戦友と思っている。
人生の過ごす時に公私共々何かと確執があったりするので、
私達夫婦は互いの欠点を補(おぎな)いながら寝食を共にし、
無条件に寄り掛かれる随一の人、と実感しているからである。






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