私は東京郊外の調布市に住む年金生活の68歳の身であり、
昨日は日中の大半を家内のお供で買物して帰宅した後、
夕暮れのひとときパソコンを開き、トップページとして【YAHOO! JAPAN】を設定しているが、
この中の【雑誌】コーナーを見たりしていたが、この中のひとつの見出しに、
《 メタボより怖いのは「ロコモ」!? 40代からの対策で“大きな差” 》
と題された記事が掲載されていた。
恥ずかしながら私は、“ロコモ”は無知であり、メタボより怖いと明記され、
どのようなことなのょ、と何事も好奇心を失くしたら、この人生は終わりだ、と信念を秘めたりしているので、
こっそりとクリックしてしまった。
そして、この記事を配信元は、ときおり購読している『日経トレンディ』から配信された記事だったので、
信頼できると思いながら読みはじめた。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121011-00000002-trendy-ind
☆【YAHOO! JAPAN】<==
【nikkei TRENDYnet】<==《 メタボより怖いのは「ロコモ」!? 40代からの対策で“大きな差”》 ☆
私が読み終わった後、若き40代の諸兄諸姉も重要な要文があるが、
もとより私は高齢者の身で、何よりも寝たきりがこの世で一番怖いので、桑原恵美子さんの綴られた文を、
切実な思いで高齢者用に整理統合したりした。
無断ながら大半を引用させて頂く。
《・・
政府が「メタボ」の次に広めようとしているのが「ロコモ」。
聞いたこともないという人が多いと思うが、ロコモとはいったい何なのか?
厚労省が2003年から進めている国民の健康づくり運動「健康日本21」は、2013年2月で10年間の「第1次計画」期間が終了。
2013年3月から次の10年間を対象にした「第2次計画」がスタートする。
「第1次計画」で目指していた目標のひとつが「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」の認知度向上だった。
そのキャンペーンが功を奏し、スタート当時は2割程度だった「メタボ」という言葉の認知度は9割まで上昇している。
そして、これから政府が広めようとしているのが「ロコモ」。
現在、ロコモの認知度は17%程度(60代以上では30%)だが、
政府は来年から始まる第2次計画で8割まで高めることを目標としている。
若い世代だと「聞いたこともない」という人が多いのではないだろうか。
はたして、ロコモとは何なのか。
「日本ロコモティブシンドローム研究会」を設立して同研究会委員長を務め、
現在「ロコモ チャレンジ! 推進協議会」副委員長でもある大江隆史氏に聞いた。
ロコモは「ロコモティブ(Locomotive)シンドローム」(運動器症候群)の略。
Locomotiveは「運動の」という意味(機関車という意味もある)で、
骨や筋肉、関節など体を動かすために必要な「運動器」を表す。
運動器は加齢によりその働きが衰えるため、歩く、立つなどの移動能力が衰え、生活の自立度が低くなる。
その結果、介護が必要となってしまう。
ロコモのためにメタボになって血管障害を併発したり、認知症を併発したりすることにもなるという。
つまりロコモとは、「現在は自立できているが、近い将来、要介護になる危険性が高い症状を持っている状態や、
すでに要介護になってしまっている状態」を表す言葉ということになる。
そもそもロコモという言葉が誕生したのは、どのような理由があるのか。
厚労省のデータによると、介護保険制度が導入された2000年度、
要介護(要支援)認定者数は256万人だったが、2012年5月の段階で535万人と2倍以上に増えている。
介護が必要になる原因を見ると、約4分の1が運動機器の障害。
要介護認定を受けている人の4分の1(女性は3分の1)、要支援認定を受けている人の3分の1が運動器の障害が原因というデータもある。
「近年、整形外科の臨床の現場では運動器の障害を持つ高齢者の患者が急増し、対応しきれない状況」(大江氏)という。
脳卒中やがんなど、命にかかわる病気については危機感を感じている人が多く、予防への関心が高い。
しかし運動機器の障害も要介護に直結する危険な障害であるにもかかわらず、
それに気づいていない人が圧倒的に多く、実態と認識に大きなズレがある。
そうした状況に危機を感じた日本整形外科学会が、
「多くの人にその危機的状況を知ってもらうためには新しい言葉が必要」と考え、
2007年に「ロコモティブシンドローム」という言葉を作って発表したという。
大江氏によると、ロコモの3代原因は
(1)筋力低下
(2)バランス能力低下
(3)運動器の疾患
最近、「筋肉が減ってきた」「転びやすくなった」などの心当たりがある人は、
もうロコモの入口に立っているといえる。
なかでも女性は男性に比べて骨も筋肉も弱いので、ロコモになりやすいという。
「ロコモは女性の病気といえるかもしれない」(大江氏)というほどなので、要注意だ。
(3)の「運動器の疾患」でロコモの原因となる3大疾患は
「骨粗鬆(こつそしょう)症」「変形性関節症」「脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさく)症」。
このうち、脊柱管狭窄症(背骨の内部の神経が圧迫されて足腰のしびれや痛みが出る症状)は悪化する原因がよく分かっていないが、
「骨粗鬆症」「変形性関節症」は若いころから気を付けていれば予防したり改善したりすることができるという。
ロコモは、「骨」「関節」「筋肉」それぞれの働きが加齢によって低下することから始まる。
その順番は以下の通り。
加齢により筋肉が減少し、骨強度が低下していく↓
筋肉は骨と関節を支えているので、筋肉が減少すると関節に過剰な負担がかかり、痛みを伴うようになる
↓骨量が低下しているうえに筋肉のサポートがなくなるので、ささいなことで骨折しやすくなる
↓歩行困難になる↓運動不足により、健康状態が悪化↓介護が必要になる
つまり、ロコモの入口である「筋肉の衰え」「骨強度の低下」「軟骨の摩耗」を食い止めれば、
ロコモは予防できることになる。
そのためにはどうしたらいいのか。
筋力は何もしないと加齢とともに確実に減少する。
最大の理由は、大人になると大半の人が運動習慣から遠ざかってしまい、子供のころに備わっていた筋肉が失われてしまうこと。
なかでも衰えやすいのが、速い大きな動きをする下半身の筋肉(ひざから上)だが、
これは運動など普段の生活習慣による個人差が大きい。
80歳ではその差が約3倍にもなるといわれている。
例えば、肺活量などは元気な人と寝たきりの人でも3倍までは差がつかない。
筋力の衰えが最も分かりやすいのは「歩行速度」。
「最近、歩いていて若い人に追い越されることが多くなった」と感じたら、足の筋力が衰えている証拠だ。
筋肉の衰えを自覚しているならば、体を動かすように生活改善をしないといけない。
食事も大事だ。筋肉はタンパク質などの材料がないとつかない。
また運動をすると筋肉でエネルギーを燃やすので、運動をしてもたんぱく質が不足すると、筋肉はむしろ減少してしまう。
良質のたんぱく質をしっかり摂ることを心がけたい。
筋肉をつけるには1日に60~70gのたんぱく質を摂ることが必要だが、この量をしっかり摂るのはなかなか難しいという。
骨がスカスカになってもろくなる「骨粗鬆症」は命にかかわる病気ではないため、軽く見られがち。
だが、「柔道やレスリングの試合を見ても分かるように、
本来骨というのは丈夫にできていて、少しくらいの圧力が加わったくらいでは折れないもの。
普通の生活をしていて骨が折れたりひびが入ったりする人は、すでに“危機的な段階”といえる。
例えば、高血圧の人にとって脳血管がつまるのが危機的な段階であるのと同じと考えてほしい」(大江氏)。
特に女性は40代後半から骨にカルシウムを吸着させる働きがある女性ホルモンが急激に減少するため、
閉経後は骨のカルシウム吸収力が低下し、骨粗鬆症になりやすい。
骨粗鬆症の人は骨が折れやすい順番があり、50代では手首、足首。
そのときに骨粗鬆症の治療をせずに放置すると60代では背骨や脊椎が折れやすくなり、70代では太ももの付け根が折れやすくなる。
そうなるともう歩行困難なので、寝たきりになる場合が多いという。
「疫学的な統計を見ても、1回骨折をした人は2回目の骨折をする危険性が約2倍。
高齢者では3倍位上になる場合もある。
ちょっとしたことで骨折し心当たりがある人は、自分の骨密度を測定する必要がある」(大江氏)という。
怖い話が続いているが、明るいニュースもある。
ここ数年で骨密度の検査法は飛躍的に進歩し、
保険診療で受けられる「血液検査」で骨のカルシウム吸収と排出のバランスまで分かるようになった。
またその人のカルシウムの出入りのタイプ、骨粗鬆症の重症度に合った治療薬もできている。
だからちょっとした衝撃で骨折したような場合、骨密度を測定したほうがよさそうだ。
骨の強度アップもまた食事がポイントになる。
骨の強度を決めるのはカルシウムだと思われているが、それだけではない。
カルシウムを骨に結びつけるコラーゲン(たんぱく質)の量や質も関わっている。
筋肉だけでなく骨を作るためにも、カルシウムとともに良質のたんぱく質をしっかり摂ることが必要だ。
筋肉や骨と比べて難しいのが、一度減ってしまうと増やすことができない「軟骨」だ。
中高年にはグルコサミンのサプリメントが人気だが、関節の軟骨には血管がないので、栄養を補給しても届かないという。
ではどうやって軟骨に栄養を補給しているかというと、
関節の中にある水分が動いたときの重力によって軟骨に浸透し、栄養分が染み込む。
つまり軟骨は動かさないと減る一方だが、動かし続けることで摩耗を食い止めることができるということだ。
さらに筋肉をつけることで関節に加わる衝撃を調節し、痛みを和らげることができる。
つまり関節を動かし続けて負荷をかけ栄養を補給すること、
適度な運動で筋肉をつけることで摩耗による痛みを抑えられるのだ。
膝が痛いからといって動かずにいると少しの動きでも痛みを感じるようになってしまうので、
できる範囲でストレッチなどを行ったほうがいいという。
ただし痛みが続く場合は、無理に運動を続けずに医師に相談すること。
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。
私は2004〈平成16〉年の秋に定年後、
年金生活を始めて自主的に日常の買物を担当となっている。
私の住む所は最寄駅としては京王線の場合は『仙川』、『つつじヶ丘』駅、
そして小田急線だと『成城学園前』、『喜多見』、『狛江』駅、
いずれもほぼ中間地点で、世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅みの辺鄙な処に、
結婚の5年前後を除き63年住んでいる。
そして、これらの駅前までの道のりは、徒歩で15分から25分程度であり、
それぞれ路線バスは頻繁に走っているが、私は根がケチなせいか路線バスに乗るのことなく、
散歩代わりに、ひたすら歩いたりしてきている。
或いは旅行、冠婚葬祭、都心に買い物などの場合は、バス、タクシーを利用すると10分足らずである。
こうした中で、寄のスーパーの2店に10分たらずで買物に行ったり、
或いは駅前までの片道徒歩20分ぐらいのスーパーの10店に行ったりし、
本屋に寄ったりすることが多い。
その後は、自宅から数キロ以内を散策する時もある。
このような生活をしているが、今回、ロコモ、初めて学んだ後、
歩けなくなったら、私の人生は終わりだ、と高齢者の私は奮起して、
三食を定時に食べ、よく眠り、ともかく歩けと自身を叱咤激励をしている・・。
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夕暮れのひとときパソコンを開き、トップページとして【YAHOO! JAPAN】を設定しているが、
この中の【雑誌】コーナーを見たりしていたが、この中のひとつの見出しに、
《 メタボより怖いのは「ロコモ」!? 40代からの対策で“大きな差” 》
と題された記事が掲載されていた。
恥ずかしながら私は、“ロコモ”は無知であり、メタボより怖いと明記され、
どのようなことなのょ、と何事も好奇心を失くしたら、この人生は終わりだ、と信念を秘めたりしているので、
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私が読み終わった後、若き40代の諸兄諸姉も重要な要文があるが、
もとより私は高齢者の身で、何よりも寝たきりがこの世で一番怖いので、桑原恵美子さんの綴られた文を、
切実な思いで高齢者用に整理統合したりした。
無断ながら大半を引用させて頂く。
《・・
政府が「メタボ」の次に広めようとしているのが「ロコモ」。
聞いたこともないという人が多いと思うが、ロコモとはいったい何なのか?
厚労省が2003年から進めている国民の健康づくり運動「健康日本21」は、2013年2月で10年間の「第1次計画」期間が終了。
2013年3月から次の10年間を対象にした「第2次計画」がスタートする。
「第1次計画」で目指していた目標のひとつが「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」の認知度向上だった。
そのキャンペーンが功を奏し、スタート当時は2割程度だった「メタボ」という言葉の認知度は9割まで上昇している。
そして、これから政府が広めようとしているのが「ロコモ」。
現在、ロコモの認知度は17%程度(60代以上では30%)だが、
政府は来年から始まる第2次計画で8割まで高めることを目標としている。
若い世代だと「聞いたこともない」という人が多いのではないだろうか。
はたして、ロコモとは何なのか。
「日本ロコモティブシンドローム研究会」を設立して同研究会委員長を務め、
現在「ロコモ チャレンジ! 推進協議会」副委員長でもある大江隆史氏に聞いた。
ロコモは「ロコモティブ(Locomotive)シンドローム」(運動器症候群)の略。
Locomotiveは「運動の」という意味(機関車という意味もある)で、
骨や筋肉、関節など体を動かすために必要な「運動器」を表す。
運動器は加齢によりその働きが衰えるため、歩く、立つなどの移動能力が衰え、生活の自立度が低くなる。
その結果、介護が必要となってしまう。
ロコモのためにメタボになって血管障害を併発したり、認知症を併発したりすることにもなるという。
つまりロコモとは、「現在は自立できているが、近い将来、要介護になる危険性が高い症状を持っている状態や、
すでに要介護になってしまっている状態」を表す言葉ということになる。
そもそもロコモという言葉が誕生したのは、どのような理由があるのか。
厚労省のデータによると、介護保険制度が導入された2000年度、
要介護(要支援)認定者数は256万人だったが、2012年5月の段階で535万人と2倍以上に増えている。
介護が必要になる原因を見ると、約4分の1が運動機器の障害。
要介護認定を受けている人の4分の1(女性は3分の1)、要支援認定を受けている人の3分の1が運動器の障害が原因というデータもある。
「近年、整形外科の臨床の現場では運動器の障害を持つ高齢者の患者が急増し、対応しきれない状況」(大江氏)という。
脳卒中やがんなど、命にかかわる病気については危機感を感じている人が多く、予防への関心が高い。
しかし運動機器の障害も要介護に直結する危険な障害であるにもかかわらず、
それに気づいていない人が圧倒的に多く、実態と認識に大きなズレがある。
そうした状況に危機を感じた日本整形外科学会が、
「多くの人にその危機的状況を知ってもらうためには新しい言葉が必要」と考え、
2007年に「ロコモティブシンドローム」という言葉を作って発表したという。
大江氏によると、ロコモの3代原因は
(1)筋力低下
(2)バランス能力低下
(3)運動器の疾患
最近、「筋肉が減ってきた」「転びやすくなった」などの心当たりがある人は、
もうロコモの入口に立っているといえる。
なかでも女性は男性に比べて骨も筋肉も弱いので、ロコモになりやすいという。
「ロコモは女性の病気といえるかもしれない」(大江氏)というほどなので、要注意だ。
(3)の「運動器の疾患」でロコモの原因となる3大疾患は
「骨粗鬆(こつそしょう)症」「変形性関節症」「脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさく)症」。
このうち、脊柱管狭窄症(背骨の内部の神経が圧迫されて足腰のしびれや痛みが出る症状)は悪化する原因がよく分かっていないが、
「骨粗鬆症」「変形性関節症」は若いころから気を付けていれば予防したり改善したりすることができるという。
ロコモは、「骨」「関節」「筋肉」それぞれの働きが加齢によって低下することから始まる。
その順番は以下の通り。
加齢により筋肉が減少し、骨強度が低下していく↓
筋肉は骨と関節を支えているので、筋肉が減少すると関節に過剰な負担がかかり、痛みを伴うようになる
↓骨量が低下しているうえに筋肉のサポートがなくなるので、ささいなことで骨折しやすくなる
↓歩行困難になる↓運動不足により、健康状態が悪化↓介護が必要になる
つまり、ロコモの入口である「筋肉の衰え」「骨強度の低下」「軟骨の摩耗」を食い止めれば、
ロコモは予防できることになる。
そのためにはどうしたらいいのか。
筋力は何もしないと加齢とともに確実に減少する。
最大の理由は、大人になると大半の人が運動習慣から遠ざかってしまい、子供のころに備わっていた筋肉が失われてしまうこと。
なかでも衰えやすいのが、速い大きな動きをする下半身の筋肉(ひざから上)だが、
これは運動など普段の生活習慣による個人差が大きい。
80歳ではその差が約3倍にもなるといわれている。
例えば、肺活量などは元気な人と寝たきりの人でも3倍までは差がつかない。
筋力の衰えが最も分かりやすいのは「歩行速度」。
「最近、歩いていて若い人に追い越されることが多くなった」と感じたら、足の筋力が衰えている証拠だ。
筋肉の衰えを自覚しているならば、体を動かすように生活改善をしないといけない。
食事も大事だ。筋肉はタンパク質などの材料がないとつかない。
また運動をすると筋肉でエネルギーを燃やすので、運動をしてもたんぱく質が不足すると、筋肉はむしろ減少してしまう。
良質のたんぱく質をしっかり摂ることを心がけたい。
筋肉をつけるには1日に60~70gのたんぱく質を摂ることが必要だが、この量をしっかり摂るのはなかなか難しいという。
骨がスカスカになってもろくなる「骨粗鬆症」は命にかかわる病気ではないため、軽く見られがち。
だが、「柔道やレスリングの試合を見ても分かるように、
本来骨というのは丈夫にできていて、少しくらいの圧力が加わったくらいでは折れないもの。
普通の生活をしていて骨が折れたりひびが入ったりする人は、すでに“危機的な段階”といえる。
例えば、高血圧の人にとって脳血管がつまるのが危機的な段階であるのと同じと考えてほしい」(大江氏)。
特に女性は40代後半から骨にカルシウムを吸着させる働きがある女性ホルモンが急激に減少するため、
閉経後は骨のカルシウム吸収力が低下し、骨粗鬆症になりやすい。
骨粗鬆症の人は骨が折れやすい順番があり、50代では手首、足首。
そのときに骨粗鬆症の治療をせずに放置すると60代では背骨や脊椎が折れやすくなり、70代では太ももの付け根が折れやすくなる。
そうなるともう歩行困難なので、寝たきりになる場合が多いという。
「疫学的な統計を見ても、1回骨折をした人は2回目の骨折をする危険性が約2倍。
高齢者では3倍位上になる場合もある。
ちょっとしたことで骨折し心当たりがある人は、自分の骨密度を測定する必要がある」(大江氏)という。
怖い話が続いているが、明るいニュースもある。
ここ数年で骨密度の検査法は飛躍的に進歩し、
保険診療で受けられる「血液検査」で骨のカルシウム吸収と排出のバランスまで分かるようになった。
またその人のカルシウムの出入りのタイプ、骨粗鬆症の重症度に合った治療薬もできている。
だからちょっとした衝撃で骨折したような場合、骨密度を測定したほうがよさそうだ。
骨の強度アップもまた食事がポイントになる。
骨の強度を決めるのはカルシウムだと思われているが、それだけではない。
カルシウムを骨に結びつけるコラーゲン(たんぱく質)の量や質も関わっている。
筋肉だけでなく骨を作るためにも、カルシウムとともに良質のたんぱく質をしっかり摂ることが必要だ。
筋肉や骨と比べて難しいのが、一度減ってしまうと増やすことができない「軟骨」だ。
中高年にはグルコサミンのサプリメントが人気だが、関節の軟骨には血管がないので、栄養を補給しても届かないという。
ではどうやって軟骨に栄養を補給しているかというと、
関節の中にある水分が動いたときの重力によって軟骨に浸透し、栄養分が染み込む。
つまり軟骨は動かさないと減る一方だが、動かし続けることで摩耗を食い止めることができるということだ。
さらに筋肉をつけることで関節に加わる衝撃を調節し、痛みを和らげることができる。
つまり関節を動かし続けて負荷をかけ栄養を補給すること、
適度な運動で筋肉をつけることで摩耗による痛みを抑えられるのだ。
膝が痛いからといって動かずにいると少しの動きでも痛みを感じるようになってしまうので、
できる範囲でストレッチなどを行ったほうがいいという。
ただし痛みが続く場合は、無理に運動を続けずに医師に相談すること。
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。
私は2004〈平成16〉年の秋に定年後、
年金生活を始めて自主的に日常の買物を担当となっている。
私の住む所は最寄駅としては京王線の場合は『仙川』、『つつじヶ丘』駅、
そして小田急線だと『成城学園前』、『喜多見』、『狛江』駅、
いずれもほぼ中間地点で、世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅みの辺鄙な処に、
結婚の5年前後を除き63年住んでいる。
そして、これらの駅前までの道のりは、徒歩で15分から25分程度であり、
それぞれ路線バスは頻繁に走っているが、私は根がケチなせいか路線バスに乗るのことなく、
散歩代わりに、ひたすら歩いたりしてきている。
或いは旅行、冠婚葬祭、都心に買い物などの場合は、バス、タクシーを利用すると10分足らずである。
こうした中で、寄のスーパーの2店に10分たらずで買物に行ったり、
或いは駅前までの片道徒歩20分ぐらいのスーパーの10店に行ったりし、
本屋に寄ったりすることが多い。
その後は、自宅から数キロ以内を散策する時もある。
このような生活をしているが、今回、ロコモ、初めて学んだ後、
歩けなくなったら、私の人生は終わりだ、と高齢者の私は奮起して、
三食を定時に食べ、よく眠り、ともかく歩けと自身を叱咤激励をしている・・。
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