夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

中島みゆきさんを敬愛している私は、ときには『歌姫 劇場版』を鑑賞して・・。

2012-10-16 21:26:26 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活68歳の身であるが.
過ぎし10日の前の頃、家内が読売新聞の夕刊を読んでいたら、
『あなたの好きな中島みゆきさんの映画館で『歌姫』の上映予告が載っているわ、
何かしらコンサートの案内広告も載っているわ・・
行ってくれば・・』
と私は教えられて、この後に私は新聞に掲載された内容を精読したりした・・。

私はシンガーソングライターの中島みゆきさんの歌を初めて聴いたのは、
遅ればせながら『昭和』の終わる少し前の頃であった。
私は音楽業界のあるレコード会社に勤務していたが、たまたま上司より試聴用カセットテープを頂いた。

このカセットテープは、私が尊敬しているテレビの脚本家として名高い倉本聰(くらもと・そう)氏が、
初めて映画監督された『時計』のオリジナル・サウンドトラックであり、
各レコード会社が契約している有力な歌手の曲が収録され、発売のレコード会社の選定に難渋していたが、
たまたま金子由香利さんの『時は過ぎてゆく』が最初と最後に編成されていた為か、
私の勤めていた会社が発売となった、と風の噂で聞いたりしていた。

このカセットテープの中の一曲に中島みゆきさんの『エレーン』の歌があり、
偶然に聴いた『エレーン』に瞬時に私の魂まで揺さぶられ、気が付けば涙を流し、
私は圧倒的に感銘して、この後は5年間ぐらい物狂いのように中島みゆきさんの歌を熱愛した。

多くの方も魅了されたアーティストに対し、
初期作品から聴いてみたいと思うように、私の場合も同様であった。

中島みゆきさんのカセット、CDなどは他社から発売されていたが、
最初のアルバムの『私の声が聴こえますか』から第17作目のアルバム『回帰熱』までのアルバムは、
私は数か月で購入し、物狂いのように毎晩聴いたりしていた。

何よりも多岐にわたる分野を書き分ける才能の豊かさには、圧倒された。
そして中島みゆきさんの綴られた随筆された本も買い求めたり、
中島みゆきさんに関しての評論された本も、当然のごとく購入した。
そして、歌詞集も三冊ばかり熱読したり、
コンサートは恥ずかしながら一回限りであるが、『夜会 第2回』を観たりしていた。

こうしたことの心情については、このサイトに於いて数多く投稿をしてきたので省略はするが、
熱愛が終わり平熱となったが、アルバムだけは殆ど買い求めたりしてきた。


今回、新聞で掲載されていたコンサートツアー『縁会』が、
都心では11月13日、15日、16日の三日間、東京国際フォーラムホールA館で開催される、
と知ったが、《ぴあプレミアム会員限定》などと明記されていた。
私はわざわざ《ぴあプレミアム会員》に入会申込みした後で、コンサートを予約するのが、
少し面倒と思ったりした。

何よりも私は邦楽、洋楽の各アーティストのコンサートを少なくとも10数回を鑑賞してきたが、
私たち観客の熱気が苦手であり、静かに観て、感動した場合は盛大に拍手するタイプであったので、
多くのアーティストのコンサートを見送り、CDだけを買い求めて自宅で愛聴してきた。

こうした意味合いから、せめて映画館で観られる『歌姫』劇場版を鑑賞しょう、
と本日の日中のひととき、出かけて鑑賞した。

http://www.utahime-movie.jp/
☆中島みゆき『歌姫 劇場版』公式サイト☆

私が特に感動したのは、三部構成の第二部の『Live at Sony Pictures Studios in L.A.』と題した、
ロサンジェルスの映画撮影スタジオを2004年9月下旬の二日間で、
貸し切って行われたスタジオライヴに魅せられた・・。

演奏されるミュージシャンやスタッフ、関係者が、スタジオ内部でライブを行う為に、
それぞれ集い、打ち合わせをし、音響も十二分に創意工夫を重ねたりし、
こうした情景は、大きな会場のライブ用のセッテング情景と違い、私なりに好感しながら観たりし、
やがて本演奏の中で、歌い手の中島みゆきさんを始め、それぞれミュージシャンが熱演されるライブ状況であった。

帰路、私は中島みゆきさんの歌のひとつの『地上の星』を心の中で唄いながら歩いた。、
こうした思いは、音楽業界のリストラ烈風が本格的に始まった1999(平成11)年に、
私も無念ながら出向となった体験もあり、あの当時を思い重ねて唄い、帰宅した。

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