夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

年金生活している私の8年間の中で、何よりも困窮したことは・・。

2012-10-20 10:25:52 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む高齢者4年生の68歳の身であるが、
本日の20日は私の定年退職の記念日となり、丸8年の年金生活が過ぎて、早くも9年生に進級するが、
過ぎ去り歳月は実に早いと感じている。

私は民間会社の中小業に35年近く勤めて定年退職したのは、2004(平成16)年10月20日であった。
そして定年退職後、私の半生は、何かと卑屈と劣等感にさいなまれ、悪戦苦闘の多かった歩みだったので、
せめて残された人生は、多少なりとも自在に過ごしたと思い、年金生活を始めた。


我家の生計は原則として、厚生年金とわずかな企業年金を頂いた範囲で日常生活を営んでおり、
冠婚葬祭、思いがけない出来事、そして私たち夫婦の共通趣味の国内旅行に関しては、
程々の貯金を取り崩して過ごしている・・。

そして私たち夫婦は毎年の年末年始のひととき、
思いついた耐久商品などの予定、旅行計画などの概要の経費を話し合ったりし、
概算予算の年次計画を作成している。
そしてこれに基づいて、月次予算も割り当てをして作成し、
毎月の月末の前後に使った実績を入力し、今月も赤字だったょねぇ、とお互いに微苦笑したりるすることが多い。

年金生活をしていると、特に耐久商品と称される品の購入には、
私は気弱になり、耐久商品の買い替え時にためらったりしている。

我が家のテレビに関しては、恥ずかしながら、
昨年の2011年の夏頃にアナグロテレビ放送は廃止と知り、やむえず昨年の2011年5月に、
デジタル対応の薄型テレビ、ブルーディスクの録画機を買い求めたりした。

何より私は困り果てるのは、パソコンの無知な家内が、
パソコンは半永久的商品、と確信したように思い続けていることである。


私が現役時代の時は、程ほどの年収を得ていたので、幾たびか買い換えてきたが、
しかし年金生活となれば、限りある厚生年金、企業年金、積み立てきた個人年金からの収入には、
もとより限度があるので、私は気弱になり、予算を計上するできなかったする。

こうした中で、私の愛してやまないパソコンが故障したりすると、
どうしてなのょ、と私はパソコンを眺めて困惑した体験をして、
やむえず定年後の8年間に、2度ばかり購入したりしてきた・・。


2001(平成13)年の秋になると、 定年退職時が2004(平成16)年の秋であったので、
定年後の生活に備えてパソコンを一新した。

あるメーカーの市販の上級のクラスの機種を選定して、プリンターも新調し、
10年ぐらいは大丈夫かしら、と思ったりしていた。
そして民芸風の大きな机、脇机、そして椅子を買い揃え、定年後に備えたりした。

念願の定年退職後、まもなくブログの世界を知り、
私が無我夢中に毎日数通は投稿し、そしてブログ上のコメントで知り得た8名ぐらいの人と、
お互いにコメントを交わしていたブログ熱中時代の時であった。

そして定年後の生活に備えた肝要のパソコンは、
2006(平成18)年9月中旬に、予告もなく突然にダウンして、
まもなく年金生活2年生を迎えようとしていた私は、
『10年ぐらい利用しょうと思ってたのに、どうして故障するのよ・・』
と心の中で呟(つぶや)きながら、長らく黒い画面を見つめ大いに落胆したりした。

やむなく買い求めたパソコンの量販店に修理を依頼したが、1週間後に我が家に来宅して、
修理します、と店の技術者から言われて、困窮した・・。
我が家はパソコンがたった一台しかなく、この1週間の間、
どうしょうかしら、と悩んだりした。

ブログ上で交流し、コメントを頂いていたので、返信が出来なく、
この当時の私は、半日以内に必ず返信していたので、相手のお方は戸惑うと思い、悩み、
リアルの交流であったならば、電話でお詫びの連絡もできるが、
もとよりブログの匿名が多く、連絡できる方法がない、と困苦したりした。

この修理の期間、パソコンのレンタルの依頼をしたが、
扱っていない、と素っ気ない返事を受けたりした。

そして修理が最悪の場合に備えて、このパソコンの量販店に最新のパソコンの下調べに行き、
魅了されたパソコンが販売価格25万円にため息をしたのである。
そして我が家の予算計上にしていないので、困り果てた・・。

1週間後、パソコンの量販店の技術者が来宅して、パソコンの不備を点検して結果、
心臓部のキャッシュメモリ、メインメモリの一部でわずかな磨耗があり、
部品の交換すると10万円を超える、と私は言われた・・。


私の現役サラリーマン時代の50代の頃は、冷蔵庫、クーラーなどを新調しょう、
と私は家内に気軽に言ったりして、購入したりしていたが、
この当時の我が家の年金生活の年次購入予定品目もなく、やむなく新製品を買い改めることに決意した私は、
家内にどう説得するかであった。

私は長らく中小業の民間会社のサラリーマンをしていたので、鍛えられ多少の悪知恵もあり、
家内が冷蔵庫、洗濯機をよく手入れをするタイプで、
過剰に掃除し過ぎ、やむえず新調した体験があったのを、思いだしたりした。

私は居間に置いているパソコンから、台所にいる家内に近くに寄り、
『XXちゃんさぁ・・冷蔵庫、洗濯機でも耐久商品といっても・・7年ぐらいで・・
我家は新しい物に代えているよね・・』
と私は優しく家内に言った。

そして、この機を逃さずに更に、
『パソコンの修理代・・10万円を超えるみたい・・
パソコンなんか、ここ10数年でどの家庭に急激に普及してきたから・・
パソコン自体、飛躍的に進歩しているし・・
前に買ったパソコンより遥(はる)かに廉(やす)くなっているの・・
この際、思い切って新しいのにしょう・・』
と私は少し懇願するように家内に言った。

結果として、データ強制移行料などを含めて、27万円弱で、魅了されたパソコンに新調し、
やはり最新のCPUは速い、と私は微笑んだりした。

こうした私としては苦く辛い体験をし、その後の3年後も液晶画面の寿命で、
やむなく部品交換して、パソコン不在の2週間ばかり過ごしたりしてきた。


このような事情を秘めてきたが、現在愛用しているパソコンは、
遅ればせながら、基本ソフトの主流のウィンドウズ・セブンを搭載した新機種を買い改めたのが、
昨年の2011〈平成23〉年の6月であった。
そして情報量は限りなく増大する昨今に、やむなく外部ドライブ装置として、
ある専用メーカーのハードディスクの2TBを連結させて、現在に至っている。

そして私はこれまで愛用してきた『XP』は、予備用として利用することに決めた。
以前にパソコンが故障して、修理期間の2週間において、
パソコンのない空白の『パソコン迷子』になった寂しい体験があった。

或いは、私が家内に旅行関係のネット検索を初心者用にやさしく教えた結果、
ときおり家内が、旅行関係のネットの検索をするようになった。
家内は徹底的に調べるタイプなので、我が家の一台のパソコンは家内の独壇場となったりした。

このような目的を秘めて、私の少しばかり広い机には、
やむなく従来の『XP』と新たな『セブン』を当面2台のパソコンを置いたりしているので、
ときおり私は微苦笑する時もある。

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