夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ときには旅行スーツケースを買い改めて、私は微苦笑を重ねて・・。

2013-01-09 16:19:45 | 定年後の思い
私は東京の調布市に住む年金生活の68歳の身であるが、
家内と共に『旅行スーツケース』を買い求めに朝の10時半過ぎに出かけた。

私たち夫婦の共通趣味のひとつは国内旅行であり、特に定年退職後の年金生活を過ごしていると、
現役のサラリーマン時代と違い、日程の制約を配慮しなくてもよくなり、
7泊8日前後の旅行を幾たびか旅行をしてきた。

こうした時に旅行スーツケースを伴い、旅を重ねてきた。
私が使用している旅行スーツケースは、私の現役のサラリーマン時代に於いて、
1998(平成10)年の5月に会社が主催した『ハワイ 社内旅行』に5泊6日で行った時に買い求めたものである。

この当時、私はビジネスバックとして名高いサムソナイトのブリーフケースを愛用していたので、
旅行バツクの売り場で、サムソナイトの長方形したバックに瞬時魅了されて、購入した。

これ以来、家内との国内旅行でも愛用していたが、3泊4日ぐらいの旅行だと申し分ないが、
これより長期になると、やむなく宅配会社の段ボールを買い求めて、
宿泊先の観光ホテルなどに宅配便を利用して送付したりしていた。

そしていつの日にか大きな旅行スーツケースを買い求めて、
従来の段ボールの代わりに宿泊先の観光ホテルなどに宅配便を利用して送付しょうと話し合ってきた。

そしてある大手の宅配便会社は、通常の宅配は縦と横と幅は160センチ以内と規定があるので、
家内はメジャーを持参して、本日『旅行スーツケース』を買い求めに私たち夫婦は出かけた。


旅行スーツケースの売り場で、幾つかのスーツケースを見て、
家内はメジャーを取りだして測定し、
『これだったら・・宅配便でも大丈夫だわ・・』
と家内は言い、私は福沢諭吉のお札が2枚で購入できたらよいなぁ、と思っていたので、
『このスーツケースは我が家として・・ピッタリだょ』
と値札18、800円を見ながら、小さな声で即同意した。

帰宅後、私は玄関は玄関に入れた後、
たわむれに添付されていた簡易説明カードを取って付けて、記念写真を撮った。

たまたま今回買い求めた旅行用のキァリーケースは、ヴァンテム社のLAシリーズの最新型で、Lサイズである。

そして、『TSA LOCK』を採用した製品と明記され、
《TSA LOCKは、いまやアメリカ合衆国(ハワイ・グアム・サイパン含む)にお出かけになる方の必需品です》
と明示されていたので、私は微苦笑したりした・・。


私たち夫婦は夫婦として、海外旅行にしたことのない稀(まれ)な人となっている。

私たちが国内旅行を思いたった時、最寄駅の前にあるJTBの旅行代理店に私たち夫婦が立案したプランを提示して、
数か所毎に滞在して夫婦の旅を重ねたり、
或いは独り住まいの家内の母を誘い、温泉地に滞在する旅行もしたりしてきた。

ときには団体観光で滞在型、そして周遊型も利用して、国内の名所も観たりしてきた。

過日、私の現役時代の友のひとりから電話を頂き、
夫婦でシンガポールの旅をしてきた、と話されていた・・。

この後の私は、海外かょ、と心の中で呟(つぶや)いたりし、独り苦笑をしたりしていた。


家内は茶事などの和事をし、過ぎし40代にはテニスなどをしてきたが、
何かと人見知りをする傾向である。
私は自分は照れ屋で小心者と思っているが、家内は物おじしないタイプと言っている。
このような不思議な夫婦でもある。

私は現役のサラリーマン時代に於いて、会社関係で台湾で台北のホテルで3泊宿泊したり、
ハワイのホノルルのヒルトンで4泊しただけの海外旅行の体験であるが、
家内には海外の情景を幾たびか話題にしていた。

特にハワイで夕焼け、星空を観せてあげたい、と思ったりしていた。

しかしながら家内は、国内の観光ホテルに連泊して、
露天風呂などに入ったり、食事を楽しんだりし、ゆったりと滞在するのを好んでいる。

私は英語などに関しては、単語を並べれば何んとかなる、と思っているタイプであるが、
海外で独りで周遊していた時、思いがけない交遊も出来たり、失敗も幾たびか経験したが、
それなりに思いでも深まるのである。

家内は言葉の問題、現地の治安に不安が先立ち、国内で色々と観るのが良いわ、と言ったりしている。


このように私は、いずれはと私は思ったりしてきたが、
ここ10年ぐらい世の中は、禁煙の風潮となり、私は愛煙家のひとりであるので、困惑している。
確か15年前の頃、台北、ホノルルに行った時は、機内で煙草が喫えた時代であった、
と思い浮かべたりする時もある。

国内の石垣島への4時間ぐらいの航空時間が私の心身の限度であり、
目覚めた時、食事後の喫煙は・・と思い馳せると、海外は遥かに遠い異国となる。
或いは機内の客室を完全分離し、通常料金の1割増で、強力ファンなどの設備で、
どちらかの航空会社が対応しないかしら、と妄想することもある。

こうした理由もさることながら、やはり異国を訪れるには、
その地の風土、そして歴史と文化を少しばかり学んだ上、周遊しなければ、
うわべだけで享受することになり、もとより深みも欠ける。

そして私は日本の各地の歴史、文化を学ぶだけでも、余裕もなく、
日本の四季折々の情景に魅了され、家内と国内の各地を訪れているのが、ここ40年近くになっている。

このように私たち夫婦は、海外の諸国は、まぎれなく異国と感じて、
テレビのドキメンタリー作品などで学ぶだけとなり、微苦笑ぱかりしている昨今でもある。


このようなことを思い浮かべ、今回買い求めた『Lサイズ』の旅行用のキァリーケースを見つめたりした。
そして今後の5泊6日以上の場合は、これまで宅配会社の段ボールを買い求めて、
宿泊先の観光ホテルなどに宅配便を利用して送付したりしてきたが、
今後は従来の段ボールの代わりに、宿泊先の観光ホテルなどに宅配便を利用して送付するが、
観光ホテルの担当者は、驚くかしら、と微苦笑したりしている。

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