夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

この冬の時節の昨年は、札幌に滞在して付近の名所を周遊【2012.1.28.~2.3.】 《最終》

2013-01-25 08:24:18 | 旅のあれこれ
            最終章  旅の終わりは、中島みゆきさんの『サッポロSNOWY』の歌に想いを馳せながら

私たち夫婦は、1月28日の土曜日より札幌の郊外にあるリゾートホテルのひとつの
『シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ ホテル&スパリゾート』に6連泊し、
この間は北海道中央バスの定期観光周遊プランを利用して、3回ばかり札幌の周辺を観光ツアーめぐりをした。

そしてこの間に、30日の午前中には私の突然な思いから『北海道大学』の構内を散策したりした。

或いは札幌の駅構内、隣接した『大丸』、『ステラプレイス』、
そして北海道中央バスの受付、待合場のある『エスタ』の2階も幾たびか利用したりした。
          
              『エスタ』の2階から観えた情景

前回に冬の時節に札幌に訪れた2008年の12月の下旬の際は、
繁華街のすすきの4丁目より200m前後にある『ススキノ グリーンホテル 2』に4泊5日し、
廉い価格帯の中から、このホテルの浴室は洗い場があり、単なる洋バスより遙かに利便性があり選定した。

この時は、札幌駅の南口より、地下鉄で『すすきの』駅まで利用したり、
すすきの周辺、南三条を歩き廻ったり、大通公園で『さっぽろホワイト・イルミネーション』を観たり、
或いは『三越』に寄ったり、地下街の商店街を歩いたりした。

ある日には『サッポロファクトー』に行ったりし、中島公園にある『北海道立文学館』に訪れたりした。


今回は、連泊したホテルが札幌駅から郊外の北方にあるせいか、
駅の北口、そして南口まで幾度も歩き廻ったりしたが、前回に観た周辺は、
今回は観光バスの車窓から見た程度であり、札幌の市街は《ふところの広い街》と改めて実感させられたりした。

旅の最終日の前日の2月2日の日中、私たちは札幌駅に出て、
家内は『大丸』、『ステラプレイス』などで買い物している間、
私は本屋に寄ったりし、佐野眞一・著の『あんぱん 孫正義伝』(小学館)などを買い求めた後、
待ち合わせの北口の『ドトール』に行った。

そして窓辺に近い席に座り、コーヒーを飲んだりした。
窓辺からは粉雪が降っている情景が観えたので、しばし私は見惚(みと)れていた。

札幌の街並みは11月初旬の『文化の日』の頃から冬支度、
そして4月の学童が新たな進級が始まる頃まで、
粉雪、或いはスノーバウターの雪が降り、この間に冬晴れを繰りかえし、
芽吹きの時を待ちわびるのかしら、
と私は若き青年のような感傷的な思いで、舞い降る粉雪を見つめたりしていた・・。

そして北口の路線バスの方面から、独りの若い女性が歩いてくるのを見かけた時、
脳裏からひとつの歌が流れてきた。

♪大陸からの強い寒気が下がって 今夜半 冷え込みます
 夕方遅く降りだした雪は明日もかなり強く降るでしょう
 昨日ついた足跡もみんなみんな包んで
     サッポロSNOWY まだSNOWY あの人が
      《略》
♪本やTVで覚えたことも 嘘ではないけれど
     サッポロSNOWY いつかSNOWY あの人に
     言葉にならない 雪を見せたい
      《略》
【 『サッポロSNOWY』 作詞、作曲・中島みゆき、編曲・瀬尾一三、唄・中島みゆき 】

このような歌が、私の心に占領したのである。

この後、私は家内と共にホテル専用の送迎バスで、ホテルに帰還する中、
街並みに降りしきる粉雪を車窓から眺め、市民の行き交う情景を重ね、この『サッポロSNOWY』の歌が流れていた。
《終》

注)この歌『サッポロSNOWY』は、中島みゆきさんのオリジナル・アルバム19枚目の『歌でしか言えない』、
  1991年10月23日に発売され、9曲目に収録された作品で、
  今回、無断ながら引用させて頂いた。


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