夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

この冬の時節の昨年は、札幌に滞在して付近の名所を周遊【2012.1.28.~2.3.】 《1》

2013-01-20 15:17:07 | 旅のあれこれ
            序 章

私は東京郊外の調布市に住む年金生活の67歳の身であるが、
北海道の札幌市の郊外のリゾートホテルに6連泊し、冬の札幌を少し観ませんか、
とある旅行会社の小冊誌に掲載された企画の旅に、家内と共に魅了されて訪れた、

たまたま冬の札幌を訪れるのは4回目となったが、
東京郊外の田舎者の私は、うつろな視線で街中、郊外、そして観光地を周遊したが、
この間に残影したことなど記載する。

もとより道民の真摯に生活を過ごされる方とは違い、旅人としての感情であり、
つたない私の心情を綴る。


         第1章 札幌の郊外のリゾートホテルのひとつは

1月28日の昼、冬晴れの羽田空港を離陸した旅客機は、
わずか一時半過ぎに新千歳空港に着陸したが、どんよりとした曇り空の中、粉雪が舞い降り、
離着路の滑走路は除雪がままならず、待機の状況となり、
30分遅れて空港の到着ロビーを私たち夫婦は歩きだした。

新千歳空港駅よりJRを利用して札幌駅に向ったが、
粉雪が舞い降り中、郊外の積雪50センチ前後の情景を車窓から観ると、
北の大地に旅に来た、と実感させられた・・。

そして宿泊先のリゾートホテルの好意のひとつとして、
札幌駅の北口から宿泊先まで、ホテル専用の送迎バスがあり、
私たちは広大な駅構内を移動して、未知の北口に向った・・。

これまでの札幌を訪れ、駅構内は殆ど南口から利用してきたので、
北口の状況は無知であり、おぼつかない団体バス乗り場にたどり着き、
待機してくれたホテル専用の送迎バスに乗り込んだのは午後4時少し前であった。

送迎バスは街中を北上し、北24条、その後は地下鉄の南北線の『麻生』駅付近に立ち寄り、
粉雪舞い降る雪ぐれの中、更に北上した先に大きな川が観え、
この川の一角に広大な敷地のある宿泊するリゾートホテルが現れた・・。

http://www.gateauxkingdom.com/access/
☆【シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ ホテル&スパリゾート 公式ホームページ】<== アクセス☆

そして私たちはチエックイン後、指定された部屋は10階であり、
この窓辺から郊外の街並み、遥か彼方の山なみを観たり、館内の食事処、売店などをめぐり歩いたり、
そして併設されたスパの各種の大浴場、露天風呂、食事処などを利用し、6日間ばかり共にした。

http://www.gateauxkingdom.com/
☆【シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ ホテル&スパリゾート 公式ホームページ】☆

この間の私たちは、このホテルの送迎バスで、45分前後の札幌駅の北口まで幾たびか便乗し、
                    
街並みの情景を観たり、或いは札幌駅の南口からの出発する北海道中央バスの定期観光バスを利用して、
          
この時節の観光地めぐりを少しばかりした。
                                《つづく》

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蒼穹(そうきゅう)の大雪原の帯広の地、私たち夫婦は再び本日より訪ねて・・。

2013-01-20 05:17:49 | 旅のあれこれ
私たち夫婦は、国内旅行が共通の趣味のひとつであり、特に雪の舞い降る情景に魅せられて、
この時節になると、雪恋し、心情となり、
本日の20日より北海道の帯広市の郊外にある十勝幕別温泉の中のひとつのリゾートホテルに、
5泊6日で滞在し、周辺の行楽地を周遊する。

私たち夫婦は何故かしら北海道の風土に魅せられて、幾たびか訪れてきたが、
無念ながら帯広の地域は、3度ばかりしかない。

最初は周遊観光で晩秋の時に、道東めぐりの2泊3日の最終で十勝地方を観たりし、
その後は、5月の知床半島のクルーズに魅了された後、旅の終わりとして十勝川温泉に宿泊したが、
いずれも雪のない時節であった。

私の心の奥底には、この十勝地方の帯広の冬のイメージは、
郊外の果てしなく拡がる大雪原の中、蒼穹(そうきゅう)の情景である。
厳冬の晴れ間の中、大地は凛とし、果てしなく青空が高く観えるのが、蒼穹(そうきゅう)の言葉に何よりも相応しい、
と思ったりしている。


私が今でも敬愛している亡き作家・立原正秋〈たちはら・まさあき〉氏の随筆から、
私が30代のなかばの昭和55年(1980年)10月の初旬に遅ればせながら
蒼穹(そうきゅう)という言葉を学んだ。

この中の随筆のひとつとして、知人が古美術店を開き、命名を頼まれ『蒼穹』と氏は名付けられた。
氏の発想の根源は、もとより氏は朝鮮半島で生を受けられたので、
大陸性の気候の中、冬の晴れ間の凛とした情景を思い浮かべて、
蒼穹(そうきゅう)という言葉を思い重ねただろう、と私なりに解釈した。

そして帯広市は、シンガーソングライターの中島みゆきさんが、
小学時代の後半の頃から、帯広市の学校に学び、高校まで過ごされた、と私は25年前に学んだりした。
私は中島みゆきさんを秘かに女神のように信愛し、
このお方の幾つかの歌に支えられて、この人生の難局を乗り切ってきたひとりである。

このような蒼穹(そうきゅう)の情景、そして中島みゆきさんが一時時期過ごされた地域を
私なりに少しでも学びたい心情があった。


こうした思いを秘めて一昨年の2011〈平成23〉年の12月20日より、
帯広市の郊外にある十勝川温泉に2泊した後、
いつに日か訪れることを夢にみていた山奥の糠平〈ぬかぴら〉温泉の厳冬地の旅路をしてきて、
私たち夫婦は魅了された。

こうした体験があったので、今回は帯広の郊外の十勝幕別温泉の中のひとつのリゾートホテルに、
5泊ばかり滞在し、周辺の行楽地を周遊する。

いずれにしてもこの地域は、マイナス10度前後、烈風か寒気団が襲来すればマイナス25度前後と予測して、
防寒着で身を固めて散策する予定である・・。

そして熊は冬眠中であるが、この中の不眠症のきまぐれな熊に遭遇した時は、
やむなく音痴の私でも、「熊祭り」とも称されている『イヨマンテの夜』の歌を大きな声で唄い、
近寄らないでねぇ、と思ったりしている。

もとより熊でも、東京の田舎者の音痴の声は、聴きたくないと、
お互いに退散する、と思い浮かべている。

そして何よりも私が危惧していることは、デジカメの電源と電子部品が、
マイナス10度前後より厳冬となった時は、平素のように順応できるのかしら、と心配している。

尚、旅行の20日から25日まで、投稿文に関して、
私は《この冬の時節の昨年は、札幌に滞在して付近の名所を周遊【2012.1.28.~2.3.】》として題して、
たまたま札幌市の郊外のリゾートホテルに6泊7日で滞在して、周辺の行楽地を廻ったりした。
この冬の旅路を8話ばかり再編集しましたので、
この間、予約セットし公開しますので、お読み頂き、ご笑話を願えれば幸いであります。

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