私は東京の調布市に住む年金生活の高齢者4年生の68歳の身であるが、
我が家の年末年始は、独り住まいの家内の母に来宅してもらい、
私たち夫婦と共に過ごすのが、この2004〈平成16〉年からの恒例のような行事となっている。
過ぎし昨年の12月28日の夕方から共に過ごし、昨日は新年を迎え、
談笑してきたが、私は運動不足を感じてきたので、
独りで我が家から50分ばかり歩いた都立『神代植物園』を訪ねよう、と思いたった・・。
私は『神代植物園』を長らく四季折々に訪ねているが、
いずれにしても、この公園は私が通った地元の神代中学校の付近にあり、
私が中学校を卒業した1960(昭和35)年の頃に開園した。
この時代は自転車で中学校を通学していた私は、ときおり開園前の雑木林の中を下校の時などに、
学友と自転車で走りまわったりしていた。
その後、人生の節目などを含めて、四季折々通ったりしてきた。
私が心に迷ったりした時などは樹木を眺めたり、それぞれの花に心を寄せて、
心の濾過をして浄化されたりしてきた。
こうした思い秘めた私は、圧倒的に魅了される冬木立の情景、
そして梅(ウメ)、椿(ツバキ)などの早春の香りを求めて、私は自宅を出た・・。
こうした素朴な情景を観ながら歩くのが好きである。
私は幼年期は農家の児として育てられたので、このような情景に魅せられて、
特に雑木林の冬木立の景観の中を歩き、過ぎ去った日々に愛惜を重ねたりすることが多い。
この『かえで園』は、日本の各地のモミジの樹木が植えられて、
四季折々のうつろいを明確に表現するので、私は立ち止まったりして思索を重ねることが多い。
この後、私は梅(ウメ)の花が早くも咲いているかしら、と思いながら梅園に寄ったが、
日本の各地から集めた早咲きの梅(ウメ)でも、たった一本だけ莟〈つぼみ〉の状況であったので、
私は微苦笑した。
そして、この梅(ウメ)の莟〈つぼみ〉を見惚れていると、あと数週間過ぎたら、
周辺の梅と共に咲き始めるから、待っていて下さい、といったような風情であった。
そして隣接している蝋梅(ロウバイ)のコーナーに立ち寄ると、かぐわしい匂いと共に、
淡い黄色の花びらを数多く見せてくれた。
そして私は椿園に寄り、数多くの藪椿(ヤブツバキ)の紅色、朱紅色を見たりし、
偶然にひとつの椿に瞬時に魅せられて、立ち尽くして見惚れてしまった。
このように私は2時間ばかり雑木林の冬木立の情景、そして花木の梅(ウメ)、蝋梅(ロウバイ)、藪椿(ヤブツバキ)など
早春の香りを求めて、新年の2日のひとときを散策した。
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我が家の年末年始は、独り住まいの家内の母に来宅してもらい、
私たち夫婦と共に過ごすのが、この2004〈平成16〉年からの恒例のような行事となっている。
過ぎし昨年の12月28日の夕方から共に過ごし、昨日は新年を迎え、
談笑してきたが、私は運動不足を感じてきたので、
独りで我が家から50分ばかり歩いた都立『神代植物園』を訪ねよう、と思いたった・・。
私は『神代植物園』を長らく四季折々に訪ねているが、
いずれにしても、この公園は私が通った地元の神代中学校の付近にあり、
私が中学校を卒業した1960(昭和35)年の頃に開園した。
この時代は自転車で中学校を通学していた私は、ときおり開園前の雑木林の中を下校の時などに、
学友と自転車で走りまわったりしていた。
その後、人生の節目などを含めて、四季折々通ったりしてきた。
私が心に迷ったりした時などは樹木を眺めたり、それぞれの花に心を寄せて、
心の濾過をして浄化されたりしてきた。
こうした思い秘めた私は、圧倒的に魅了される冬木立の情景、
そして梅(ウメ)、椿(ツバキ)などの早春の香りを求めて、私は自宅を出た・・。
こうした素朴な情景を観ながら歩くのが好きである。
私は幼年期は農家の児として育てられたので、このような情景に魅せられて、
特に雑木林の冬木立の景観の中を歩き、過ぎ去った日々に愛惜を重ねたりすることが多い。
この『かえで園』は、日本の各地のモミジの樹木が植えられて、
四季折々のうつろいを明確に表現するので、私は立ち止まったりして思索を重ねることが多い。
この後、私は梅(ウメ)の花が早くも咲いているかしら、と思いながら梅園に寄ったが、
日本の各地から集めた早咲きの梅(ウメ)でも、たった一本だけ莟〈つぼみ〉の状況であったので、
私は微苦笑した。
そして、この梅(ウメ)の莟〈つぼみ〉を見惚れていると、あと数週間過ぎたら、
周辺の梅と共に咲き始めるから、待っていて下さい、といったような風情であった。
そして隣接している蝋梅(ロウバイ)のコーナーに立ち寄ると、かぐわしい匂いと共に、
淡い黄色の花びらを数多く見せてくれた。
そして私は椿園に寄り、数多くの藪椿(ヤブツバキ)の紅色、朱紅色を見たりし、
偶然にひとつの椿に瞬時に魅せられて、立ち尽くして見惚れてしまった。
このように私は2時間ばかり雑木林の冬木立の情景、そして花木の梅(ウメ)、蝋梅(ロウバイ)、藪椿(ヤブツバキ)など
早春の香りを求めて、新年の2日のひとときを散策した。
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