私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、ささやかに年金生活を過ごしいる。

世界の多くの人が、生死の関わる難題に遭遇して、今日に至っている。
過ぎし日の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、
私は戸惑いながら過ごしてる。
こうした戸惑いは、もとより私たち結婚生活45年近くで、初めての体験であり、
日常生活の変貌も余儀なくされている。

このような深情を秘めてきた私は、《・・コロナ禍で変化した価値観・・》を学びたく、
記事を精読してしまった。
この記事は、フリーランスライターの川上 俊介さんの寄稿文であり、
【 LIMO 】に11月10日に配信され、無断であるが転載させて頂く。
という内容のニュースを耳にすることは多いですし、
実際、コロナ流行の前後で自分の意識の変化を感じている人も
多いのではないでしょうか。
コロナ禍は、すべての人に幅広く影響を及ぼしていますが、
なかでも60代以上の人は新型コロナに罹患すると
重症化しやすいと言われていることもあり、
シニア世代は新型コロナによる影響を他の世代の人よりも、
色濃く受けている傾向にあります。
実際に筆者の母親は60代ですが、
外出から帰ってきた際の消毒の徹底ぶりは、筆者の比ではありません。
コロナ禍を経てシニア世代の価値観がどのように変わったのかを、
見ていきたいと思います。

☆新型コロナの影響で老後に新たに不安を感じることは?
今年10月にメットライフ生命保険は、
全国47都道府県の20歳~79歳までの男女を対象に実施した
「老後」に関する調査の結果を公表しました。
それによると「新型コロナの影響で老後に新たに不安を感じること」について、
20代~50代の世代は、いずれも「お金」がトップにきていますが、
60代~70代では、「健康」が41.2%でトップになっています。
20代~50代は、いずれも2位が「健康」であり、
60代~70代でも2位が「お金」であることから、
新型コロナに起因する「健康」と「お金」に関する不安は、
根強いことがわかります。
ただ、20代~50代の世代での「お金」と「健康」のポイント差が、
10ポイント程度なのに対し、
60代~70代世代での「健康」と「お金」のポイントは、
15ポイント程の差をつけていることから、
いかにシニア世代が、新型コロナによる健康への影響を懸念しているかが読み取れそうです。

新型コロナの影響で、老後に対する考え方や価値観が変化したかについても、
60代~70代は、34.2%が「変化があった」と回答しており、
全世代で唯一3割を超えました。
考え方や価値観の変化の内容について、
20代~50代は、いずれも「貯蓄意識の高まり」が1位ですが、
60代~70代では「健康への気遣い」が1位になっており、
コロナ禍が意識変容だけでなく、行動変容にまで
影響を及ぼしていることがわかります。
60~70代の人が、いかに新型コロナウイルスの感染拡大を
「自分事」として捉えているかが、よく表れていると言えそうです。

メットライフ生命の調査では、それぞれの設問に対するスコアを
都道府県別でも集計しています。
「新型コロナウイルスにより老後不安が増えた」
と感じた方の割合が多かった都道府県は、
上から順に長崎県(57.4%)、三重県(56.0%)、岐阜県(55.6%)、福島県(53.9%)、大分県(53.8%)でした。
この数字は、東京都(42.5%)、千葉県(47.3%)、神奈川県(48.5%)などの
首都圏近郊の数字と比べると高めになっていますが、
これは医療施設の充実度が多少なりとも、影響しているのかもしれません。
地域によっては高度な治療を受けられる医療施設が少ないことも多く、
自分が新型コロナウイルスなど未知のウイルスに罹患してしまった場合に、
適切な処置を受けられないかもしれないという意識が、
このような結果につながったのではないでしょうか。
万が一の時にはどの病院に行くべきか・・
といったことを2人で話し合っていました。

☆おわりに~コロナ禍でも生活充実度を高めるコツとは?
現在、新型コロナウイルスの感染拡大によって、
私たちの生活様式は大きな変化を強いられており、
今後どのように収束していくのかは、いまだ不透明です。
ある程度の不安を抱えながらの生活が続いていきますが、
そんな中でも、自分が納得できる生活スタイルを模索してみると、
生活の満足度も高まるかもしれません。
同調査の中で、60~70代の人に対し
「今のご自身の生活充実度は何点(自己採点)ですか」と聞いたところ、
平均は68.7点でした。
そのうち平均点を超える70点以上の点数を付けた人は、
「老後の備えとしての金融資産と資産運用」、
「健康意識の高さと運動」、
「生きがい(趣味、人とのつながり)」の3項目において、
行動を起こしている傾向が高いことが明らかになっています。
コロナ禍はシニア世代をはじめ、すべての人の生活に影響を及ぼしていますが、
不安や心配事ばかりに囚われずに、
健康やお金に関する情報を自分から集めてみたり、
今できることから行動してみることが、
充実度の高い生活を送るカギになってくるかもしれませんね。
【参考資料】「老後を変える」全国47都道府県大調査2020(メットライフ生命保険株式会社)・・》

60代、70代は、コロナ禍で『老後に対する考え方や価値観は変化したか?』、
私は学び、多々教示されたりした・・。
過ぎし日の2月の上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、重苦しい閉塞感に、戸惑いながら過ごしてるが、
いつになったら終息なるの、と思いながらマスクをして、人出の少ない処を選定して、
独りぼっちで散策している。
こうした中で、私はマスクが苦手で、2月の中旬まで、これまでマスクをしたことはなかったが、
生まれて初めて極く一般の白いマスクを付けて、歩いたりしてきた。
しかしながら、この後の3月になると、ドラッグストア、スーパー、コンビニなどで、
私たち夫婦のマスクを更に必要となり、買い求めようとしたが、
母を訪ねて三千里のように探し求めてきたが、
わずか6つばかり何とか入手できたが、マスク迷子の悲惨な時を過ごしたりした・・。
やがて4月23日、あるドラックストアーに寄った時、
たまたまマスクの入荷にめぐり逢えて、久々に買い求めることが出来たりした。
過ぎし4月7日に、政府は初めて宣言を7都府県で発令した。
そして16日に対象地域を全国に拡大し、5月4日に31日まで延長。
この後、5月14日に新規感染者数が大幅に減少した39県、21日に近畿3府県で解除した。
そして首相は、残る5都道県も感染状況次第で、期限の31日から前倒しして解除する方針を示している、
と報じられていた。
やがて5月25日、テレビのニュースを視聴していると、政府は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い
発令を継続している北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川の5都の『緊急事態宣言』を
25日に全面解除する方向で最終調整に入った、と報じていた。
そして専門家の意見を開き、新規感染者数の推移や医療提供体制を分析した上で、
安倍首相が総合的に判断する、と報じていた。

この後、『緊急事態宣言』が解除されて、何かしら重苦しい日常から解放されて、
安堵しながら微笑んだりしている・・。
新型コロナウイルスが沈静化するまで、自分の身は自分で守りながら、
程々に自粛生活の延長戦する、と微笑んだりした。
しかしながら私の心の片隅では、覇気がなく、とりとめなく過ごすことが多くなっている。
このような過ぎし日に『マイク迷子』になった私は、
今でも感染を移すのも移されるもお互いに困苦するので、
社会人のエチケットとして、外出の時はマスクをしている・・。
政府より「 不要不急の集まり」を避けるよう公言されてきた。
そして体力も衰えた私は、新型コロナは、
どこで感染して、どこでウイルスを広げているのかわからないのが怖く、
せめて人出の多い処では、苦手であるがマスクをしている。
こうした中で、買物、散策、病院の通院など外出の時は、
生まれて初めて今年の3月初旬よりマスクを付けてきたが、
今だに苦手となっている・・。

やがて政府より国民に対して、大切なことが公布されてきた・・。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、「新しい生活様式」として、
おひとりおひとりが、「相手と身体的距離を確保すること」、
「マスクの着用」、「 手洗いや咳エチケット」、
「三密(密集、密接、密閉)」を避けるといった、3つの 約束が公言されてきた。
こうした中で、政府より経済復興の為に「Go To イート」、
「Go To トラベル」が奨励されている現在、
我が家は家内が昨年の5月に大病以来、ある程度は復調しているが、
国内旅行、外食も断念してきた・・。

このように我が家は、野球の世界でたとえるならば、
攻撃側でなく、守り側となっているが、
《・・不安や心配事ばかりに囚われずに・・
今できることから行動してみること・・》何かとプラス思考の私は、
と微苦笑をしたりして過ごしてきたのが実態である。
しかしながら私たち夫婦は、国内旅行が共通の趣味で、
旅館、観光ホテル、リゾートホテルなどに滞在して、周辺を散策する旅路を、
幾たびも体験してきたりした・・。
こうした根底があるので、家内の病状の回復の状況を配慮しながら、
旅先でもコロナ禍の何かと制約から解放されることを懇願しているのが、
本音である。