夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

把握しにくい高齢者の「発熱」 平常値を知ることが重要、76歳の私は学び、多々教示されて・・。

2020-11-13 10:54:34 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWSポストセブン 】を見たりしていた。


こうした中で、『 把握しにくい高齢者の「発熱」 平常値を知ることが重要    
と見出しを見たりした。

私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、

雑木の多い小庭の中で、築後40数年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。
 


過ぎし9年前より、毎年11月の上旬から12月初旬には、年末年始に風邪をひくのは困るし、
その上に、やはり高齢者は、風邪は健康の源(みなもと)の天敵だ、と思いながら、
近くの内科専門医院で、インフルエンザ予防接種をしたりしてきた・・。

そしてインフルエンザ予防接種の為か、おかげさまで風邪をひくことなく、
年末年始を安楽に過ごし、このようなささやかな成功体験をしてきた。

しかしながら風邪は油断大敵であり、高齢者は風邪をこじらして、
肺炎などになった時は、 命にかかわる場合もある、と近所の年配者から学んだりしてきた。

こうした中、古人からの、“1日1個食べれば、医者いらず”などと伝えられるリンゴは、
私は午後の3時のおやつとして、秋から早春まで愛食している。


このように生活しているが、私は体温に関しては、
年に数回ぐらい36.5度前後で、平熱だよなぁ・・、
と思ったり安堵したりしている。



今回、《・・把握しにくい高齢者の「発熱」・・》フレーズを読み、
やはり体力の衰えを実感している私は、
どのような事態なのか学びたく、記事を精読してしまった。

この記事は『女性セブン』で2020年11月19日号に掲載された記事で、
関連の公式サイトの【 NEWSポストセブン 】で11月10日に配信され、
無断であるが記事を転載させて頂く。

《・・ いま、診療所や病院の玄関に
「発熱や風邪症状のある場合は院内に入らず、お電話ください」
といった貼り紙が、されているのをよく見かける。

発熱や咳などの風邪症状は、新型コロナウイルス感染のサインの1つだからだ。

しかし、これからの季節、高齢者にとって心配なのは、
新型コロナだけではない。

インフルエンザや嚥下性肺炎なども発熱を伴うことが多いが、
今年は熱があると、通常の受診ができない可能性がある。

発熱するような病気の予防はもちろん、
いざというときスムーズに医療機関にたどり着くための情報収集が重要だ。


東京都健康長寿医療センター高齢診療科部長の岩切理歌さんに聞いた。


★把握するのが難しい高齢者の発熱

「発熱は、たとえばウイルスや細菌が入ってきて、免疫が闘っているなど、
体の中で何か異変が起きているサインです」と言う岩切さん。

確かに老親がなんとなく具合が悪そうというだけでは躊躇する受診も、
発熱があると緊急性を感じるものだ。

新型コロナに関する発熱の目安としては37.5℃が掲げられているが、
実は定義上の“発熱”は38℃以上。

玄関で入室を断られる体温も病院などによってまちまちだが、
高齢者の場合は、この数値だけにとらわれない方がよいという。

「高齢者は、若い人に比べて、熱が出にくい傾向にあります。
体温調節機能の衰えもありますが、
消炎鎮痛剤やステロイドホルモンによっても熱が抑えられ、
本来なら高熱が出るほどの感染症にかかっていても、
本人も周囲も気づかないということがあります」

若い人と同様にしっかり熱が上がる人もいて、かなり個人差があるという。
まず本人の平熱を知っておくことが必要だ。

「平熱より1℃上がると、発熱という見方もありますが、
数値だけではなく、食欲減退、顔色、活動性の低下など
本人の様子と併せて見ることが大切。

また、感染を伴う場合、脈拍数が上がりますので、
普段から体温、血圧、脈拍数はセットで測り、
平常値を知っておくことをおすすめします」


◎高齢者は体温調節機能の衰えや消炎鎮痛剤などによって
 熱が抑えられる傾向にあるため、重症化しても気づかないことがある
 (記事に掲載されたイラスト、添付させて頂いた)
.


★ちゃんと測れてる? 正しい体温の測り方

新型コロナの流行で、一時は品薄にもなった体温計。
血圧・脈拍計とともに、いまや健康の必須アイテムだ。

「平熱を正しく知るためには、体温が安定した定時に毎日測ること。
 体温が上がる食後、運動後、入浴後は避けましょう。

起床時は低め、夕方は高めになるのが普通なので、
朝や日中に、普段より高ければ、発熱とみてもよいでしょう」(岩切さん)

わきの下で測る場合は、汗などをよく拭いて、
わきのくぼみ中央に体温計の先端を押し当て、しっかり挟む。
体温計が体に対して斜め下に向くように。

取材・文/斉藤直子・・》


注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




今回の記事は、把握しにくい高齢者の「発熱」の情況、
斉藤直子さんの取材、そして丁寧な綴りに導かれて、
私は多々教示されたりした。

そして75歳以上の後期高齢者の身であり、
たとえ心は溌剌としても、無念ながら体力の衰えは実感しているので、
改めて健康を大切に致したく、この根源の体温は週に一度ぐらいは、
 検温しょうと決意したりしている。

我が家にある体温計は、ごく一般のわき専用の電子体温計で、
検温したら15秒後に、確かピポピポ・・やさしくブザーが鳴るタイプである。



余談であるが、愛用している今の体温計は、
約一年前の頃に買い求めたものである。

そしてこれ以前は、恥ずかしながら私たち結婚した当時より、
大切に愛用してきた水銀系の体温計であった。

やがて知人より、迅速に正確に検温できる市販されている電子体温計だょ・・、
と何かと時代遅れの私は、アドバイスを受けて買い求めたものである。
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