夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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「GoTo」見直し 具体策を一日も早く示せ、76歳の私は瞬時に賛意して、やがて微苦笑して・・。

2020-11-22 14:14:50 | ささやかな古稀からの思い
私は東京都の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
昨夕、テレビのニュースを視聴していたら、

菅義偉首相が21日、新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で、
新型コロナ禍で打撃を受けた業界を支援する「Go To」事業の運用を見直すと公明していた。

幾たびかのニュースで悲惨な感染拡大の情況実態を少し学んできた私でも、
遅ればせながら見直しは良い、と感じたりしたが、
肝心ないつから、どの地域の明言はなく、もとより国民、関係業界の人々は、
大いに戸惑うよなぁ・・と思われた。


そして日本の最高権力者の総理大臣としては、国民を守る意志が欠け、
学生の学級会の論説のようだ、と私は菅義偉首相に失望したりした。




先程、産経新聞の基幹の公式サイトの【 産経デジタル  を見ていたら、
【主張】「GoTo」見直し 具体策を一日も早く示せ 』
と題された記事が掲載されていた。

配信は2020.11.22 05:00と明記され、
私は産経新聞の論説を担当されている御方が、
22日の朝刊に掲載された記事かしら、と思いながら読んだりした・・。

無断であるが転載させて頂く。



《・・【主張】「GoTo」見直し 具体策を一日も早く示せ

菅義偉首相が21日、新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で、
 新型コロナ禍で打撃を受けた業界を支援する「Go To」事業の運用を見直すと表明した。

観光業支援の「Go To トラベル」は、
感染拡大地域を目的地とする旅行の新規予約を一時停止する。

飲食業支援の「Go To イート」は、
食事券の新規発行の一時停止などを実施する。

都道府県の一部が、感染急増段階の「ステージ3」に入りつつあり、
 政府分科会の尾身茂会長は20日、札幌市について「ステージ3に入っている」と語った。

このように感染拡大が止まらぬ以上、見直しは当然だ。

陽性者が出た医療、介護施設などの入所者や、
そこで働く人々全員を対象に国の費用で、新型コロナの検査を行うことも評価できる。



そうであっても、腑(ふ)に落ちない点がある。

菅首相は対策本部の会合後、記者団に対して政府の方針を説明したが、
いつから、どの地域を対象に「Go To」事業を一時停止するのか、
という肝心な点を説明しなかった。

ウイルスを運ぶのは、人である。
人の移動が活発になる3連休にすでに入っている。

政府が今ごろ会合を開き、方針を決めたことすら遅いのに、
具体的な実施対象、期間を示さないのはどうかしている。
対応が後手に回っている感が否めない。


菅首相は「Go To」事業を推進してきた。
経済社会活動と感染防止対策の両立を図ることは望ましいが、
感染状況に応じてブレーキとアクセルを踏みわける必要はある。

運用見直しは、都道府県知事と連携して行うというが、
対象地域の決定は、五月雨式で構わない。
早急に具体策をまとめ、公表してもらいたい。

懸念されるのは、地域の医療体制が崩壊することだ。
政府の分科会は20日、
「今まで通りの対応では早晩、医療提供体制が逼迫(ひっぱく)する可能性が高い」
と警鐘を鳴らした。

政府と自治体は、病床や宿泊療養施設の確保を急いでほしい。

菅首相が取り組むべきことはまだある。
臨時国会の会期末(12月5日)を待たずに記者会見に臨み、
自らの言葉で、コロナ収束への取り組みと決意を国民に伝えることだ。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



たまたま今回の産経新聞の《・・「GoTo」見直し 具体策を一日も早く示せ・・》の論説を読み、
瞬時に私は思っていることを述べられて、瞬時に賛意したりした。

そして論説を担当されている御方は、さすがに冷静な論調で、
あますことなく今回の難題も綴られて、
恐れ入りました・・と私は微苦笑をしたりしている。
コメント
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