夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

スマホを持たない人、介護難民になるかしら、時代遅れの私は微苦笑したりして・・。

2020-11-24 13:56:57 | ささやかな古稀からの思い
確か3日前の頃、NTTドコモモバイル社会研究所の「モバイル社会白書2020年版」により、
スマートフォン所有率は60代が約7割の69%、
70代が約5割の48%となっている、と私はニュースで学んだりした。

そしてパソコンやフィーチャーフォン、タブレットなどを入れると、
ほとんどのシニアが、何らかの端末を所有しており、
ネットサーフィンやネット通販などが、当たり前の時代となっている、
と私はニュースで学んだりした。



私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。


こうした中で、私は恥ずかしながらガラケーと称される携帯電話は、
半年前の頃より、受信、発信の電話機能だけ使えるようになったが、
スマホと省略されているスマートフォンも使えない拙(つたな)い身である。

こうした中、せめてと思いながら据え置き型のパソコンとノートパソコンを利用し、
時代遅れの国民のひとりとなっている・・。


          

世の中は夫65歳以上、妻は60歳以上の夫婦のみの無職世帯は、
高齢夫婦無職世帯と称しているが、我が家も同じだよなぁ、と私は漠然としながらも心の片隅にあるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、息子、娘もいなく、もとより孫もいないので、実感が乏しいが本音である。

そして私たち夫婦は、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中、過ぎし5年前の2015昨年の春に、
遅ればせながら家内専用の携帯電話を買い求め、今日に至っている。

そして私は、過ぎし年の2004年(平成16年)の秋に定年後、多々の理由で年金生活を始め、
まもなくブログの世界を知り、国内旅行とかパソコンの故障がない限り、毎日に一通は投稿し、
パソコンを日常の友のひとりとして、愛用している。




こうした中で、過ぎし2年17日に【 マネーポストWEB 】に配信された記事の中で、
《・・スマホを持たない人たちの生活・・》が掲載されていたのを思い浮かべて、
私は自身のパソコンのドキュメント・ファイルに収容していたので、読み返しした・・。

《・・スマホを持たない人たちの生活 「情報源は新聞・テレビで十分」

          

NTTドコモ モバイル社会研究所が発表した「ケータイ社会白書2019年版」によると、
携帯端末所有者におけるスマートフォンの所有率は85.0%(2台目も含む)。

60代でも69%、70代でも41%となっており、シニア層においても、
スマホがかなり身近な存在となっている。

しかし、一方で「スマホをまったく使わない」という人も、まだまだいる。
スマホやネットが当たり前の時代に、スマホを使わない人々は、どんな生活をしているのだろうか――。

          



☆電話帳で携帯ショップの電話番号を調べる

神奈川県在住、70代の女性・Aさんは、夫と2人暮らし。

通信手段は、固定電話とフィーチャーフォン(ガラケー)だ、
インターネットは使ったことがありません。

子供との連絡は、携帯電話のメールを使っています。
親戚とは、電話ですね。
デジカメは持っていますが、撮った写真はお店でプリントしています」(Aさん)


Aさんの“情報源”は、基本的に新聞とテレビ。
調べ物をする際は、電話帳を活用しているという。


「先日、携帯電話によくわからない迷惑メールがくるようになったので、
受信を拒否する設定をしたかったので、電話帳で携帯ショップの番号を調べて、電話しました。


そして、電話で来店の予約をして、店舗に行って迷惑メール拒否の設定をしてもらいました」(Aさん)


ネットを使えば、拒否設定の方法を検索して調べることもできる。
来店の予約もネット上で可能だ。


しかし、Aさんは昔ながらの手順でそれらを行う。
「ネットは、便利なものだということはわかるんですが、
どうしても難しいし、ちょっと怖くも感じてしまう。
便利よりも、“安心”を選んでしまいます」(Aさん)

          


☆映画の上映時間は新聞で調べる

東京都在住の70代の男性・Bさんは、スマホは持っていないが、パソコンは持っている。

メールやインターネットを利用しているものの、
「使いこなしている」というわけではないという。


「古い友人との連絡にメールを使っていますが、そんなに頻繁ではありません。
インターネットは、鉄道のダイヤを調べる時によく使います。

電車の時刻を紙にメモして持っていくことが多いです」(Bさん)

Bさんの趣味は、映画鑑賞。
劇場に足を運ぶことも多い。
最近ではネットで事前に座席を予約できる映画館も多いが、Bさんは基本的に予約せずに映画館に向かう。


「一応見たい映画の上映時間は調べます。
でも、パソコンを立ち上げるのも面倒なので、新聞で調べることが多いです。

クレジットカードは持っていますが、日常的に使っていないので、
ネット予約を利用したことはありません。

いつも上演時間よりも、早目に映画館に行って、その場で座席を確保して、
始まるまで、喫茶店なんかで時間をつぶします。
私くらいの年齢になると、時間に余裕があるので、何の問題もないんです(笑)」(Bさん)


また、家電などを買う際、ネット利用者であれば、公式サイトやレビューサイトなどで事前調べて、
欲しい商品の目星をつけておくということもあるだろう。

しかし、Bさんは、基本的に何の情報も持たずに買い物に行くことがほとんどだ。


「家電なんかの場合、お店に行って、店員さんにいろいろと説明してもらってから買います。
自分だけで決めるということは、まったくない。
ちゃんと細かく相談して買うので、あまり失敗したと思うこともないです」(Bさん)

          

前述のAさんもBさんもスマホを持っていないので、当然ながらQR決済は利用していない。

しかし、ともにSuicaは持っている。
「Suicaは、本当に便利ですよね。
いつも駅の券売機で5000円単位でチャージして、コンビニなんかでも使っています」(Aさん)

「基本的に電車とバスに乗るときしか、Suicaは使っていません。
キャッシュレス決済がなくても、特に不便を感じたことはありません」(Bさん)



★築き上げてきた生活を変えようとは思わない

日常的にスマホやネットを使っている人にしてみれば、
かなり面倒くさいと感じることも多そうなAさんやBさんの生活。
しかし、本人たちは必ずしもそう感じているわけではない。

「やはり、“ネットは怖い”という気持ちが大きいですね。
携帯の迷惑メールだけでも、ドキドキしてしまうんです。

スマホは便利なんだろうなとは思いますが、必要だと思ったことは一度もないので、いらないです」(Aさん)

「何十年もかけて築き上げてきた日常というものがあるので、そこを大きく変えようとは思わないです。

今から多少のお金を費やしてネットを使う生活をするようになったら、
これまでの生活が無駄になってしまうような気がするんです。
それにスマホを勉強する労力を考えると、今のままで十分。

ケーブルテレビに入っているので、見たい番組はいくらでもあるし、
新聞やテレビのニュースだけで知りたい情報も得られる。

書店に行けば、自分が知らないことが書いてある本もたくさんある。
今の生活に満足しきっているんです」(Bさん)

たくさんの便利を与えてくれるスマホやネット。
しかし、それらがなくても問題なく生きていけるのも事実なこと。・・》
                                 
注)記事の原文にあえて改行を多くした。

            

この記事を読み終わった後、《・・スマートフォンの所有率は85.0%(2台目も含む)。
シニア層においても、60代でも69%、70代でも41%・・》と学んだりした。

そして若い世代は殆どスマホを活用し、高齢者世代でも情報格差の時代が到来している、

と思い馳せたりした。

私は携帯電話、スマホも興味がなく、そして息子、娘もいなく、まして孫もいないので、
電話は自宅に設置している固定電話で充分であるが、
家内は独り住まいの家内の母が介護要の身であり、緊急連絡事項もあるので、携帯電話を活用している。

そして私たち夫婦は、幸運にも日常生活が制限されることなく、

生活できる健康寿命の範囲で生活している。

            

今回、Bさんの日常生活の思いは私は似ているが、
しかしながら私の情報源は、やはり新聞・雑誌、テレビ、そしてネットで

公表されているニュース、社会記事、論説なども読んだりしている。

また、家電などを買う際、ネットで公式サイトやレビューサイトなどで事前調べて、
欲しい商品の目星をつけて、家電量販店で現物を確認して、買い求めたりしてきた。

そして私は、程んど毎日、家内から依頼された平素の買物に行く買物メール老ボーイであり、

その後、やはり独りで自宅の3キロ範囲にある遊歩道、小公園などを歩き廻ったりしているので、
この世は予期せぬまさかの出来事に遭遇するかしもしれない。

或いは首都圏大地震なとが万一に襲来した時、自宅か外出先か避難場所にいると思われるが、
こうした時は、緊急情報を知り、無力ながらも対処致したく、
やはりスマホのような情報機器が必要と思ったしている。

やがて、いつの日にか体力の衰え、或いは大病となり、要支援、そして要介護と身となると思われ、
こうした時はスマホのような情報機器が必要と思ったしている。

          


このように思い馳せると、スマホのような情報機器を所有していないと、
いつの日にか情報難民になるかしら、と心の中で呟(つぶ)やいたりしている。
コメント (4)
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