夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
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要介護の一歩手前の状態を「フレイル」、予防に必要な老化対策3か条、76歳の私は学び、多々教示されて・・。

2020-11-20 14:25:00 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWSポストセブン 】を見たりしていた。

こうした中で、『 フレイルとは・・・予防に必要な老化対策3つ・・・    
と見出しを見たりした。



私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、

我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、ささやかに過ごしている。

こうした中、過ぎし私が確か11年前の65歳になった頃、
男性の多くは、70代となれば体力の衰えを実感して、

75歳まではこれまでどおりの自立した生活ができるが、
80歳が見えてくる頃には、介護を必要とするようになり、
やがて80代後半では何らかの介護付き施設に入居する可能性が高くなる、と学んだりしてきた。

こうしたことを学んで以来、平素の買物専任者の私は、買い物の責務を終えた後、
帰宅後も私は独りで外出して、自宅から3キロ以内の周辺にある住宅街、遊歩道、小公園などを
本格的に意識して、歩き廻り、季節のうつろいを享受している。

こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。




こうした深情のある私は、要介護の一歩手前の状態を「フレイル」であるが、
このフレイルの《・・予防に必要な老化対策3か条・・》を改めて学びたく、
記事を精読してしまった。

この記事は『女性セブン』で2019年10月24日号に掲載された記事であり、
関連の【 介護ポストセブン 】で2020年11月19日に配信され、
無断ながら記事の要点を転載させて頂く。

《・・要介護の一歩手前の状態を「フレイル」であるが、
早めに気づくことが、健康・長寿には大事だという。



フレイルとは、兆候や予防、対策などについて、
東京大学高齢社会総合研究機構教授の飯島勝矢さんに解説いただいた。


フレイルとは・・・

「フレイルとは、日本語では『虚弱』という意味です。
虚弱という言葉には、マイナスイメージが強いため、
明るく、前向きな気持ちで予防意識を高めてほしいという思いを込めて、
日本老年医学会が2014年にこの言葉を作りました。

フレイルは、『健康と病気・要介護状態の間』を指しており、
その前段階を『プレフレイル』といいます」

そう話すのは、東京大学高齢社会総合研究機構教授の飯島勝矢さんだ。
一般的に、高齢者は健康な状態から、まずプレフレイルになり、
フレイル、要介護へと徐々に進行していく。

「しかし、プレフレイルやフレイルの状態を発見して、
適切な対策を行えば、現状を維持したり、元の健常な状態に戻すことも可能です。

つまり、フレイルとは、健康に戻ることができるポジティブなものなのです」



★フレイルとサルコペニアは違うの?

厚生労働省によると、高齢になるに伴い、
筋肉の量が減少していく現象を「サルコペニア」と呼ぶ。(略)

しかし「フレイル」には、それに加えてさらにいくつかの原因があるという。


★フレイルの原因は・・・

これまで体の老化予防といえば、
ウオーキングや筋トレなど体を鍛えることが中心だったが、
フレイルを予防するには、実はこれだけでは不充分。

「フレイルの最も大きな原因の1つが筋肉の衰えですから、
運動を定期的に行った方がいいのは明らかです。

しかしフレイルには、『身体的なフレイル』に加え、
心の問題である『心理的フレイル』や、
社会や人とのつながりを失うことで起きる『社会的フレイル』も、
かなり大きなウエートを占めていることが、わかってきました。

定年でリタイアして外出の回数が減ると、人とのつながりや行動範囲が狭まります。

このように社会とのつながりを失うことが、
フレイルの入り口であることもわかってきています」

フレイルの種類や原因は3つ
・身体的なフレイル
・心理的フレイル
・社会的フレイル




★フレイルが進行しすると高齢者はどうなる?

フレイルの進行イメージとは・・・。
以下の3段階を経て要介護状態へと進んでいく。


          




★まずは、自分の「フレイル」の状態がわかる「イレブン・チェック」に挑戦してみよう。






★フレイル予防に必要な3つのこと

フレイル予防の具体的な対策は、以下の3つが有効だ。
【1】社会参加:仕事やボランティア、趣味などで人とかかわる。

【2】運動:体を動かし、筋肉を鍛える。


【3】栄養:しっかり噛んで、しっかり食べる。

仲間と一緒に運動をすれば【1】【2】がクリアでき、
その後に栄養価の高いものを食べれば、同時に【3】までクリアできるため、
これは健康長寿の3つの柱と呼ばれており、
この3つをバランスよく実践することが望ましい。



【1】社会参加でフレイル予防

フレイルの最初の入り口は、孤立にある。

とはいえ、社会とのつながりを持つためには、
地域活動やボランティアなど、社会貢献をしなくてはならないと身構える必要はない。

友達と一緒にカラオケに行く、趣味の手芸サークルに入るなども、立派な社会参加だ。

「足腰に不安があり、外出して他人とかかわるのを躊躇する場合は、自宅に友人を招くのもいいですね。

そのために掃除をし、お茶を入れたり、料理をするのは体も頭も使うことになりますから。
それも無理なら、電話をかけて声を聞きながら話をするものいい」   

家族以外の他人とかかわりを持ち、孤立を防ぐことも、
フレイル予防につながるのだ。



【2】運動でフレイル予防…「楽しみ」に運動を結びつける

運動が苦手な人に、ウオーキングや筋トレを勧めても、
なかなか続かないことが多い。

無理して挫折するよりも、日常生活の中のできる範囲で、
体を今より10分長く動かす方が、毎日続けられる分、効果は期待できる。

「毎日8000歩歩くなど、数字だけを目標にすると、
運動が苦痛になりかねません。

むしろ『誰と歩くのか』、『歩いたあとに何が待っているのか』が重要です。

目的地を決めて出かける、誰かに会いに行くなど、外出する理由をたくさん見つけましょう」(略)
 


【3】食事でフレイル予防・・・誰かと一緒に食べる

食事と健康の関係は深く、中年から高齢期の入り口にかけては、
過栄養のメタボ対策として、塩分や脂肪を控えるなどの食事制限が重要だ。

しかし、後期高齢者になると栄養の吸収力が落ちてくるため、
たんぱく質を積極的に摂取し、野菜などの栄養も、
バランスよく摂ることが大切になってくる。

これに加え、食べる環境もフレイル対策には重要だと、前出・飯島さんは言う。
「若い頃から太りすぎは健康によくないため、
お腹をひっこめるために食事に気をつけるよう指導されてきた人が多く、
市民講座で『あと3㎏やせなきゃと思っている人は?』と問うと、
6割近くの人が手を挙げます。

でも、フレイル対策には、この意識を変えることが必要なのです。
実は今、もっとも怖いのは、肥満よりも孤独です。

同居家族がいるにもかかわらず、ひとりで食事をする『孤食』の人は、
フレイルチェックのほとんどのデータが悪く、うつ傾向をはじめ、
さまざまなリスクが高いことがわかってきました。

ひとり暮らしの方が危険なようですが、そうとは限らない。
ひとり暮らしでも友達と食事をする機会が多ければ、
リスクは低いのです」(飯島さん・以下同)

フレイル予防にとっては「誰かと食べる」ことが重要。
家庭内の社会性も必要なのだ。(略)

イラスト/坂木浩子(ぽるか)・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




私は健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活17年を過ごしてきた。




或いは私は両親から血液B型をさずかり受けたお調子者の為か、
家内が煎茶かコーヒーを飲みたいことを素早く察知して、茶坊主に徹し、
日に6回前後は淹れたりしている。

     
 
こうした中、私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、
恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、見知らぬ男性、
女性グループの御方たちと、話しかけられたり、或いは話しかけたりして、談笑し、
殆ど毎日過ごしている。


或いは、知人とか友人と時折お逢いする時は、

しばらくねぇ・・、と私は笑いながら逢ったりして、
日中はコーヒー、夕暮れからはビールか水割りのウィスキーを飲みながら、談笑をしたりしている。




ときおり国内旅行を私たち夫婦は幾たびか重ねてきたが、
旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、話しかけて談笑したりしている。
                          
こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしてきた。



          
      
しかしながら今年の新春より、新コロナの烈風より、

独りで歩くことが多くなっているが、情景に魅せられた時は、
一期一会だよねぇ・・とデジカメで撮ったりしている。

もとより記憶のかたみ、として撮っているので、
のちの思い・・もあり、ときには時を忘れて夢中になったりする時もある。



こうして歩き、何とか日常生活を制限されることなく、
健康的に生活を送ることの健康寿命で80歳を迎えたい、
と神様か仏様のいると思われる空を見上げて、ときおり祈願したりしている。

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