先程、ときおり愛読している【 NEWSポストセブン 】を見ている中、
『 年金生活者への5000円給付
「自民は若年支持層よりも公明・創価学会の選挙協力を優先した」との指摘 』、
と題された見出しを見たりした。
恥ずかしながら、我が家の生計は原則として、
私たち夫婦は、お互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂いた範囲で、
日常生活を過ごすことを原則としている。
そして耐久品の購入、冠婚葬祭、そして私たち夫婦の共通趣味の国内旅行に関しては、
程々の貯金を取り崩して、ここ17年間を過ごしてきた・・。
こうした中、2021年度の公的年金支給額は、前年度に比べ0・1%減り、
2022年度も、同0・4%の減額が決まった、と私は新聞で学んできた。
そして昨夜、テレビのニュースで、年金生活者への5000円給付が検討されている、
と私は知り、公的年金が減額された分のささやかな年金生活者へのプレゼントかな・・、
と微苦笑したりした。
そしてきたる参院選にも、中高年層の支持をとるつける、
こうした2つの事情かしら、と微苦笑を重ねたりした。
こうした思いを秘めていた私は、今回の《・・自民は若年支持層よりも・・
公明・創価学会の選挙協力を優先した・・》、
どのようなことですか、と好奇心に負けて、記事を読んでしまった。
この記事は、【 NEWSポストセブン 】に於いて、3月15日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。
《・・
3月15日、自民党の茂木敏充、公明党の石井啓一両幹事長が、
岸田文雄首相と官邸で会談し、
年金生活者らにコロナ対策の給付金を支給するよう要請、
首相は「しっかり検討する」と応じた。
1人あたり5000円を見込んでいるという。
【写真】公明の山口那津男代表。公明支持層である創価学会にウケる政策を呑ませて選挙協力か
このことが報じられるや、ネット上は、大いに荒れた。
「選挙対策のばらまきは もうもうええかげんやめてくれ」、
「参院選前に、これって若者や納税者を馬鹿にしすぎじゃない?」、
「選挙対策のつもりなら、5000円は馬鹿にしすぎだろ」
など、批判は多方面に及んだ。
自公をめぐっては、18歳以下への10万円給付をめぐっても、
「安易なばらまき」と批判を浴びたばかりで、
少なからず炎上するのは、目に見えていたはず。
それでもなぜ、このタイミングでの要請に踏み切ったのか。
これに遡る2日前、公明党の山口那津男代表は、
東京都内のホテルで開かれた自民党大会の壇上で喜色満面、
「(夏の参院選に向け)結束の土俵が整った」と強調していた。
自公をめぐっては、参院選に向けた選挙協力に関して、“すきま風”が取り沙汰されており、
1か月前には山口代表が、
「(自民党に)相互推薦をお願いしたが、現にない以上、自力で勝てるようにやらざるを得ない」
と自民に最後通牒を突きつけていた。
いったいこの1か月間に、何があったのか。
その間に自民が公明に用意した“お土産”が、
年金生活者への5000円給付だろうと、ベテラン政治ジャーナリストは推測する。
「公明党には、長年の選挙協力で、
『自民党小選挙区の議員に有利なだけで、こちらには旨味がない』
との不満が溜まっていました。
支持母体である創価学会の不満は、さらに強く、
『汗をかくのは、こちらばかりで、自民党は非協力的だ』
という不平の声が募っていた。
18歳以下への10万円給付は、公明党・創価学会の主張を取り入れ、
不満を緩和するものでしたが、学会員の高齢化が進む今、
今度は高齢者からの不満が出てきた。
それに対する対策が、今度の5000円支給案ということです。
近年の自民党支持者には、若年層も増えており、
そうした支持層から『ばらまき』と批判されることは、
自民党執行部も折り込み済みです。
若年層の票が多少減っても、
公明党から十全たる選挙協力を得られるほうが大事だと、執行部は考えたのでしょう」
茂木幹事長は、この要請の前日にあたる3月14日、
都内のフランス料理店で、安倍晋三・元首相、麻生太郎・副総裁と会食した。
自民党の最大派閥から第3派閥までの領袖が一同に介し、
参院選をめぐる情報交換をしたという。
「この場で茂木氏は、安倍・麻生両氏に、
この5000円支給案について、内諾を得たと言われています。
とくに長年にわたって財務大臣を務めていた麻生氏は、
『ばらまき政策』に抵抗感が強い。
それでも、昨年の総選挙で、麻生派の甘利明氏が、
公明党支持層の離反で落選し、幹事長を辞任したトラウマから、
公明党・創価学会の支持なしに、選挙が戦えないことを痛感しているのでしょう。
やむを得ず了承したといいます」(同前)・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

今回、年金生活者への5000円給付に伴う、政界のある実情を学び、
年金生活の私は、微苦笑をしてしまった。
私は苦手な麻生太郎・副総裁の懇親している甘利明さんが、
自民党の幹事長をしている時、前回の選挙で、惜敗したことは、
私は新聞で学んできた・・。
何かしら実情は、公明党支持層の離反で、落選してしまった、と今回学んだりした。
もとより国会議員は、選挙に立候補して、落選してしまえば、
権力、高収入、高待遇も失うので、あらゆる努力を切磋琢磨すると思われるが、
今回の《・・年金生活者への5000円給付・・》、こうした手段もあるのかしら、
と私は微苦笑してしまった。