夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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年金受給者への「臨時給付金5000円案」に隠された、政府の甘くて怖い罠、77歳の私は学び、苦笑して・・。

2022-03-18 12:15:34 | 喜寿の頃からの思い

先程、ときおり愛読している【ダイヤモンド・オンライン】を見ている中、
【 年金受給者への「臨時給付金5000円案」に隠された、
                                                     政府の甘くて怖い罠 】、
と題された見出しを見たりした。

この後、確か15日の夜、テレビのニュースで、
年金生活者への5000円給付が検討されている、と私は知り、
公的年金が減額された分のささやかな年金生活者へのプレゼントかな・・、
と何かとプラス思考の多い血液B型の私は、微苦笑したりした。

そしてきたる参院選にも、中高年層の支持をとるつける、
こうした2つの事情かしら、と微苦笑を重ねたりした。


この後、【 NEWSポストセブン 】を見ている中、
『 年金生活者への5000円給付
                  「自民は若年支持層よりも公明・創価学会の選挙協力を優先した」との指摘 』、
と題された記事を読み、苦笑したりした。

何かしら自民党は、公明党の創価学会の選挙協力が欲しくて、
公明党の願いのひとつを受け入れ、両党はきたる参院選に向けて、
互いに微笑んだ・・このように私は解釈して、
政権与党の首脳部の御方は、なんでも出来るんだなぁ・・と微苦笑したりしてきた。

このような心情のある私は、今回の《・・年金受給者への「臨時給付金5000円案」に隠された、
政府の甘くて怖い罠・・》って、どのようなことなのょ・・と思いながら、
誘惑に負けて、記事を読んでしまった・・。

この記事は、百年コンサルティング代表の鈴木貴博さんの連載寄稿文のひとつで、
【ダイヤモンド・オンライン】に於いて、3月18日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。



《・・




30年前の以前は、現役世代が支払う保険料率を引き上げて、
年金支給額が下がらないようにしてきた時代もあったりした。

ここ20年ぐらい、少子高齢化の時代、
現役世代が支払う保険料率を引き上げた場合、
現役世代の負担が大きくなってしまい、「世代間の不公平が起こりやすい」、
事態となる。

このため、年金制度は長年の改定で、
年金財政を支える勤労世代と年金受給者で、
「痛みを分かち合ってもらう」仕組みになった。

こうした中で、少子高齢化で年金財政は厳しくなっており、
政府は定年退職年齢を引き上げるよう働きかけているのが、昨今の実態となっている。

このような事態を書物などより、学んできた。



過ぎし年に、2018年の社会保障給付費は、高齢化率は28・2%の現状の中、
年金は56・7兆円、医療は39・2兆円、介護は10・7兆円、
子供・子育ては7・9兆円、その他6・7兆円・・総計121兆円となり、
国内総生産(GDP)に占める割合として、21・5%と公表されたりした。

やがて2025年には、団塊世代が75歳以上の後期高齢者を迎え、
もとより高齢化率は増加し、社会保障給付費も膨張する・・。

もとより働いて下さる諸兄諸姉は、短期に成果主義、常時リストラ、
その上に新コロナウィルスの烈風に伴い、
それぞれ過酷な勤務実態と学んで、労苦の多い時代となっている。

ここ20年近く、個人消費が延びない限りは、
民間会社は剰余金が豊富でも、設備投資には積極的になれず、
結果として働いて下さる方の給与は、物価を上回る実質賃金の増加は困難となり、
益々消費低迷となってきた・・。



そして私は、何かと働いて下さる現役の諸兄諸姉に注視するのは、
もとより日本の社会保障制度の年金、医療、介護の基盤は、
高齢者が使う費用は、その時の現役世代が保険料や税で負担する財政方式(賦課方式)を取っているので、
働いて下さる現役世代の諸兄諸姉が、その時の高齢者を支えている現実からでもある。 

そして年金も現役世代が払う保険料で、高齢者に年金を支給する「世代間扶養」の仕組みを取っているので、
団塊の世代が65歳を過ぎた現在、社会保障を長らく支えてきた団塊の世代が、
「支えられる世代」となって、若い世代に重い負担を強いることになってしまった現状である。

こうした中で、年金生活をさせて頂いている私としては、
《・・政府の甘くて怖い罠・・》無力な私は、やむえないなぁ・・溜息している。



余談であるが、過ぎし年の2017年3月下旬に、信愛している高橋洋一さんの著作
『 年金問題は嘘ばかり ~ダマされて損をしないための必須知識~ 』(PHP新書)を購読して、
私は年金制度に多々教示したりした。
   
この表紙には、財務省、厚労省、金融機関がひた隠す年金の『真実』も明記されて、
やがて私は年金に関しては安堵してきた。

           

私は年金生活の身であるので、生活費の基盤は公的年金に頼っているので、
ときには公的年金の基本、現状、今後の状況を学び、
改めて《・・日本経済が潰れない限り、公的年金は潰れない・・》に論説を信愛させられたりした。

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