夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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将来、寝たきりにならないために今、始めたい「ロコモ」対策、78歳の私は学び、多々教示させられて・・。

2022-11-18 14:41:38 | 喜寿の頃からの思い
先程、読売新聞の医療・健康・介護サイトの【ヨミドクター】を見ている中で、
『 アラフォーから始めたい「ロコモ」対策 
     将来、寝たきりにならないために今、できること 』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。

こうした中で、


今回、《・・将来、寝たきりにならないために今・・始めたい「ロコモ」対策・・》、
具体的にどのようなことですか、と思いながら、記事を読んでしまった。


この記事は、読売新聞の【ヨミドクター】に於いて、
2022年9月8日に配信され、読売新聞52年間半の購読に甘えて、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。



《・・ 「フレイル」や「ロコモ」という言葉をご存じですか? 

フレイルは、高齢者の心身が衰え、
あと少しで介護が必要になる状態を言います。

ロコモは、関節や筋肉などの機能が低下して、
移動が困難になるロコモティブシンドロームの略称です。

2022年4月、日本老年医学会や日本整形外科学会など
国内の80もの医学系学会が共同で「フレイル・ロコモ克服のための医学会宣言」を出したことで、
今、改めて注目が集まっています。
(クロスメディア部専門委員 館林牧子)




☆40歳以上で推定710万人

フレイルが高齢になってから表れるのに対し、
ロコモは早い段階から、機能が衰え始める場合があります。

日本整形外科学会は、重症度を3段階に分けていて、
最も重い「ロコモ度3」とされる40歳以上の人は、
全国で推定710万人いるとしています。

高齢になってからはもちろん、
その前の段階から取り組みを始めようと呼びかけているのが、
今回の宣言の特徴の一つです。



☆ロコモ度をテスト

自分がロコモになっているかどうかは、
以下のテストで調べることができます。

(1)立ち上がりテスト
    40センチ、30センチ、20センチ、10センチの台に、
    両腕を両腕を胸の前で組んで腰をかけ、
    両脚もしくは片脚で反動をつけずに立ち上がり、
    そのまま3秒間静止します。

    40センチの台から両脚で立ち上がり、
    できたら片脚で挑戦します。

    片脚で立ち上がれた人は、30センチ、20センチ・・・
    と順番に低い台に移り、片脚で立ち上がれるかどうか調べます。

    40センチの台から片脚で立ち上がれなかった人は
    両脚で同じように低い台に挑戦していきます。

(判定の仕方)
ロコモ度3…両脚で30センチ以上の台から立ち上がれない

ロコモ度2…両脚で30センチの台から立ち上がれるが、
                     20センチの台から立ち上がれない

ロコモ度1…両脚で20センチの台から立ち上がれるが、
                     片脚で40センチの台から立ち上がれない



(2)2ステップテスト

バランスを崩さないようにできるだけ大股で2歩歩き、
2歩幅を測ります。

歩幅(センチ)を身長(同)で割ったものが、
1.3以上ならロコモではありません。

1.1以上1.3未満なら「ロコモ度1」、
0.9以上1.1未満なら「ロコモ度2」、
0.9未満なら「ロコモ度3」で要注意です。

※イラストは、いずれも「ロコモチャレンジ!推進協議会」のウェブサイト( https://locomo-joa.jp/locomo/ )より



☆スマホで「ロコモ年齢」を調べる

日本整形外科学会などがつくる「ロコモチャレンジ!推進協議会」は、
今年5月、20歳以上の人を対象に、25の質問に答えるなどすると、
無料で「ロコモ年齢」がわかるスマートフォン専用のウェブサイト
( https://locomo-joa.jp/locomo-age/ )を作成しました。

学会が全国の20~89歳の男女約1万人を対象に実施した調査をもとに作られ、
生活上のアドバイスやおすすめのトレーニングも紹介してくれます。

同協議会委員長でNTT東日本関東病院長の大江隆史さんは
「移動手段が発達した現代では、
運動器の劣化は、かなり進行しないと気づきにくい。

ロコモ度やロコモ年齢をチェックして、運動器の現状を知り、
足腰の健康を維持してほしい」と呼びかけています。




☆記者のロコモ年齢は77歳!

記者(50代)が、ロコモ年齢を判定してみたところ、
「77歳」で、ロコモ度は1、に該当しました。

確かに、会社では座りっぱなしで、
最近では立ち上がる時に、膝の痛みを感じていますが、
「えっ、そんなに!」。 愕然がくぜん としました。

「1日60分以上歩くことを心がける」、

「1週間に1度は、息が弾んで汗をかく運動をする」、

「毎日の習慣としてスクワットに取り組む」、

「運動をした翌日まで痛みが続く場合は、
 運動を控えて痛みがおさまったら徐々に運動量を増やす」
  ――などのアドバイスが出てきました。

1日60分以上歩くことは、なかなか難しいですが、
なるべく歩き、毎日スクワットに取り組み始めました。

学会では、3か月に1度のチェックを推奨しています。
今後どうなるのか、継続的に調べていきたいと思っています。



☆痛みが気になる場合は・・・

痛みがあるのに無理に運動をするのは、逆効果です。
膝が痛むのに無理に動かしていると、
膝関節の軟骨を損傷して変形性膝関節症になる危険があります。

40歳以上の男性の約4割、
女性の約6割が患っているというデータもあり、侮れません。

膝の痛みが気になる人は、膝痛体操がおすすめです。

あおむけに寝て、片脚の膝を立て、
もう片方の太ももに力を入れて膝をしっかり伸ばし、
10センチの高さまでゆっくり上げます。
そのまま5~10秒間止め、ゆっくり下ろします。

左右の脚を交互に10回ずつ、1日3セット行います。
膝関節に大きな負担をかけずに、膝を支えるももの筋肉を鍛え、
関節のぐらつきを抑える効果が期待できます。


また、背筋や腹筋を鍛える腰痛体操も有効です。

うつぶせに寝て、おなかの下に枕を挟みます。
背中に力を入れ、上半身を10センチ程度、ゆっくり持ち上げます。

そのまま5~10秒間止め、ゆっくり下ろします。
これを10回繰り返します。

終わったらあおむけに寝て、両膝を曲げます。
おなかに力を入れ、背中を丸めるようにして
ゆっくり頭と両肩を持ち上げます。

こちらもそのまま5~10秒間止め、ゆっくり下ろします。
これを10回繰り返します。

体操をしても痛みが改善しなければ、
整形外科の医療機関を受診する必要があります。



☆ロコモ対策は子どもの頃から

関節や筋肉などの機能低下は、20代の頃から始まる人もおり、
30歳女性の約1割が、ロコモ度1に該当するという結果が、
日本人約8700人の調査で明らかになっています。

肥満だけでなく、若い女性にみられるようなやせすぎは、
骨粗しょう症を招き、ロコモの要因になります。

たんぱく質、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKといった、
骨や筋肉のために必要な栄養をバランスよく取り、
適正な体重の維持に努める必要があります。


子どもの頃からの対策も重要です。
大江さんによると、成長と共に骨の量が増え、ピークに達するのは、
 身長が急速に伸びた時期の1年後。

この時期に飛ぶ、跳ねるなど骨を刺激する運動を行い、
骨量を十分増やしておくことが、
将来の骨粗しょう症のリスク軽減につながるそうです。・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



 
今回、《・・将来、寝たきりにならないために今、始めたい「ロコモ」対策・・》、
遅ればせながら78歳の私は学び、多々教示させられた・・。

もとより、いつの日にか寝たきりになってしまった時は、
介護施設などで、何かと制約の多い日常生活を過ごすと思われ、




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