先程、読売新聞の医療・健康・介護サイトの【ヨミドクター】を見ている中で、
『 アラフォーから始めたい「ロコモ」対策
将来、寝たきりにならないために今、できること 』、
と題された見出しを見たりした。
『 アラフォーから始めたい「ロコモ」対策
将来、寝たきりにならないために今、できること 』、
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
こうした中で、
こうした中で、
今回、《・・将来、寝たきりにならないために今・・始めたい「ロコモ」対策・・》、
具体的にどのようなことですか、と思いながら、記事を読んでしまった。
この記事は、読売新聞の【ヨミドクター】に於いて、
2022年9月8日に配信され、読売新聞52年間半の購読に甘えて、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。
《・・ 「フレイル」や「ロコモ」という言葉をご存じですか?
フレイルは、高齢者の心身が衰え、
あと少しで介護が必要になる状態を言います。
ロコモは、関節や筋肉などの機能が低下して、
移動が困難になるロコモティブシンドロームの略称です。
2022年4月、日本老年医学会や日本整形外科学会など
国内の80もの医学系学会が共同で「フレイル・ロコモ克服のための医学会宣言」を出したことで、
今、改めて注目が集まっています。
(クロスメディア部専門委員 館林牧子)
☆40歳以上で推定710万人
フレイルが高齢になってから表れるのに対し、
ロコモは早い段階から、機能が衰え始める場合があります。
日本整形外科学会は、重症度を3段階に分けていて、
最も重い「ロコモ度3」とされる40歳以上の人は、
全国で推定710万人いるとしています。
高齢になってからはもちろん、
その前の段階から取り組みを始めようと呼びかけているのが、
今回の宣言の特徴の一つです。
ロコモは早い段階から、機能が衰え始める場合があります。
日本整形外科学会は、重症度を3段階に分けていて、
最も重い「ロコモ度3」とされる40歳以上の人は、
全国で推定710万人いるとしています。
高齢になってからはもちろん、
その前の段階から取り組みを始めようと呼びかけているのが、
今回の宣言の特徴の一つです。
☆ロコモ度をテスト
自分がロコモになっているかどうかは、
以下のテストで調べることができます。
(1)立ち上がりテスト
40センチ、30センチ、20センチ、10センチの台に、
両腕を両腕を胸の前で組んで腰をかけ、
両脚もしくは片脚で反動をつけずに立ち上がり、
そのまま3秒間静止します。
両腕を両腕を胸の前で組んで腰をかけ、
両脚もしくは片脚で反動をつけずに立ち上がり、
そのまま3秒間静止します。
40センチの台から両脚で立ち上がり、
できたら片脚で挑戦します。
片脚で立ち上がれた人は、30センチ、20センチ・・・
と順番に低い台に移り、片脚で立ち上がれるかどうか調べます。
40センチの台から片脚で立ち上がれなかった人は
両脚で同じように低い台に挑戦していきます。
できたら片脚で挑戦します。
片脚で立ち上がれた人は、30センチ、20センチ・・・
と順番に低い台に移り、片脚で立ち上がれるかどうか調べます。
40センチの台から片脚で立ち上がれなかった人は
両脚で同じように低い台に挑戦していきます。
(判定の仕方)
ロコモ度3…両脚で30センチ以上の台から立ち上がれない
ロコモ度2…両脚で30センチの台から立ち上がれるが、
20センチの台から立ち上がれない
ロコモ度1…両脚で20センチの台から立ち上がれるが、
片脚で40センチの台から立ち上がれない
(2)2ステップテスト
バランスを崩さないようにできるだけ大股で2歩歩き、
2歩幅を測ります。
歩幅(センチ)を身長(同)で割ったものが、
2歩幅を測ります。
歩幅(センチ)を身長(同)で割ったものが、
1.3以上ならロコモではありません。
1.1以上1.3未満なら「ロコモ度1」、
0.9以上1.1未満なら「ロコモ度2」、
0.9未満なら「ロコモ度3」で要注意です。
1.1以上1.3未満なら「ロコモ度1」、
0.9以上1.1未満なら「ロコモ度2」、
0.9未満なら「ロコモ度3」で要注意です。
※イラストは、いずれも「ロコモチャレンジ!推進協議会」のウェブサイト( https://locomo-joa.jp/locomo/ )より
☆スマホで「ロコモ年齢」を調べる
日本整形外科学会などがつくる「ロコモチャレンジ!推進協議会」は、
今年5月、20歳以上の人を対象に、25の質問に答えるなどすると、
無料で「ロコモ年齢」がわかるスマートフォン専用のウェブサイト
( https://locomo-joa.jp/locomo-age/ )を作成しました。
学会が全国の20~89歳の男女約1万人を対象に実施した調査をもとに作られ、
生活上のアドバイスやおすすめのトレーニングも紹介してくれます。
今年5月、20歳以上の人を対象に、25の質問に答えるなどすると、
無料で「ロコモ年齢」がわかるスマートフォン専用のウェブサイト
( https://locomo-joa.jp/locomo-age/ )を作成しました。
学会が全国の20~89歳の男女約1万人を対象に実施した調査をもとに作られ、
生活上のアドバイスやおすすめのトレーニングも紹介してくれます。
同協議会委員長でNTT東日本関東病院長の大江隆史さんは
「移動手段が発達した現代では、
運動器の劣化は、かなり進行しないと気づきにくい。
ロコモ度やロコモ年齢をチェックして、運動器の現状を知り、
足腰の健康を維持してほしい」と呼びかけています。
☆記者のロコモ年齢は77歳!
記者(50代)が、ロコモ年齢を判定してみたところ、
「77歳」で、ロコモ度は1、に該当しました。
確かに、会社では座りっぱなしで、
最近では立ち上がる時に、膝の痛みを感じていますが、
「えっ、そんなに!」。 愕然がくぜん としました。
「1日60分以上歩くことを心がける」、
「1週間に1度は、息が弾んで汗をかく運動をする」、
「毎日の習慣としてスクワットに取り組む」、
「運動をした翌日まで痛みが続く場合は、
運動を控えて痛みがおさまったら徐々に運動量を増やす」
――などのアドバイスが出てきました。
1日60分以上歩くことは、なかなか難しいですが、
なるべく歩き、毎日スクワットに取り組み始めました。
学会では、3か月に1度のチェックを推奨しています。
今後どうなるのか、継続的に調べていきたいと思っています。
なるべく歩き、毎日スクワットに取り組み始めました。
学会では、3か月に1度のチェックを推奨しています。
今後どうなるのか、継続的に調べていきたいと思っています。
☆痛みが気になる場合は・・・
痛みがあるのに無理に運動をするのは、逆効果です。
膝が痛むのに無理に動かしていると、
膝関節の軟骨を損傷して変形性膝関節症になる危険があります。
40歳以上の男性の約4割、
女性の約6割が患っているというデータもあり、侮れません。
膝の痛みが気になる人は、膝痛体操がおすすめです。
あおむけに寝て、片脚の膝を立て、
もう片方の太ももに力を入れて膝をしっかり伸ばし、
10センチの高さまでゆっくり上げます。
そのまま5~10秒間止め、ゆっくり下ろします。
左右の脚を交互に10回ずつ、1日3セット行います。
膝関節に大きな負担をかけずに、膝を支えるももの筋肉を鍛え、
関節のぐらつきを抑える効果が期待できます。
また、背筋や腹筋を鍛える腰痛体操も有効です。
うつぶせに寝て、おなかの下に枕を挟みます。
背中に力を入れ、上半身を10センチ程度、ゆっくり持ち上げます。
そのまま5~10秒間止め、ゆっくり下ろします。
これを10回繰り返します。
終わったらあおむけに寝て、両膝を曲げます。
おなかに力を入れ、背中を丸めるようにして
ゆっくり頭と両肩を持ち上げます。
こちらもそのまま5~10秒間止め、ゆっくり下ろします。
これを10回繰り返します。
体操をしても痛みが改善しなければ、
整形外科の医療機関を受診する必要があります。
☆ロコモ対策は子どもの頃から
関節や筋肉などの機能低下は、20代の頃から始まる人もおり、
30歳女性の約1割が、ロコモ度1に該当するという結果が、
日本人約8700人の調査で明らかになっています。
肥満だけでなく、若い女性にみられるようなやせすぎは、
骨粗しょう症を招き、ロコモの要因になります。
たんぱく質、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKといった、
骨や筋肉のために必要な栄養をバランスよく取り、
適正な体重の維持に努める必要があります。
子どもの頃からの対策も重要です。
大江さんによると、成長と共に骨の量が増え、ピークに達するのは、
身長が急速に伸びた時期の1年後。
この時期に飛ぶ、跳ねるなど骨を刺激する運動を行い、
骨量を十分増やしておくことが、
将来の骨粗しょう症のリスク軽減につながるそうです。・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
今回、《・・将来、寝たきりにならないために今、始めたい「ロコモ」対策・・》、
遅ればせながら78歳の私は学び、多々教示させられた・・。
もとより、いつの日にか寝たきりになってしまった時は、
介護施設などで、何かと制約の多い日常生活を過ごすと思われ、
自身の日頃のささやかな願いも叶わなく、困苦するので、
今回、学んだ《・・立ち上がりテスト・・》を始めたりしている。
そして何かと不器用な私でも、幾たびも挑戦すれば、
人並みにできる・・と思いながら行っている・・。
遅ればせながら78歳の私は学び、多々教示させられた・・。
もとより、いつの日にか寝たきりになってしまった時は、
介護施設などで、何かと制約の多い日常生活を過ごすと思われ、