夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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費用負担が大きい「施設入所の前に」検討してほしい在宅介護サービス、78歳の私は学び・・。

2022-11-04 14:27:26 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【マネーの達人】を見ている中、
『 費用負担が大きい「施設入所の前に」
         検討してほしい在宅介護サービス 』、
題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。

こうした中で、私たち夫婦にとって難題は、
やはり晩秋期の不安は、いつの日にか、介護・要となり、
介護施設にお世話になる時と思われる。
                 
このような状況の中で、要介護認定されている場合は、
特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設(老健)などの介護施設のほか、
有料老人ホーム、 介護型のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などを学んだりしてきた。              

そして私たち夫婦は、いつの日にか『要支援』までであったら、
何とか自宅介護で過ごせると思われるが、
やはり『要介護』になってしまったら、やむなく介護施設に入居すると思案したりしてきた。




このような深情を秘めている私は、
今回の《・・「施設入所の前に」検討してほしい在宅介護サービス ・・》って、
具体的にどのようなことですか、と思いながら記事を精読してしまった・・。


この記事は、介護関係に精通されている佐々木 政子さんの寄稿文であり、
【マネーの達人】に8月28日に配信され、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。



《・・自宅での介護、続けていくことが難しくなってきている気がするけれど、
今から施設に入ると、お金が続くか不安がある、
そんなお悩みを持たれている方もいるのではないでしょうか。

在宅介護の負担が大きくなってきたという場合でも、
介護サービスによる頻繁な見守りや支援を利用することで、
家での生活を可能にできることがあります。

今回は、施設入所の前に検討してほしいサービスや制度をご紹介します。




☆多方面からのフォローが充実の小規模多機能型居宅介護


金銭的な問題や要介護度の関係で、
通所介護や訪問介護を必要な回数を利用できていない方は、
小規模多機能型居宅介護の利用をおすすめします。

小規模多機能型居宅介護(以下:小規模多機能)とは、
通い・訪問・泊りが1か所の施設で受けることができる介護サービスです。

通いはデイサービス、訪問は訪問介護、
泊まりは、ショートステイにあたります。

どのサービスも、同じ小規模多機能勤務の職員によって提供される為、
安心感があるというメリットがあります。

通いと泊りは、1日の利用人数が決められています。

小規模多機能としての定員にあたる、登録利用者数も決められています。

各施設の状況によりますが、
午前中通い、夕方訪問、朝訪問、午後通いなど
各サービスを組み合わせることができます。

希望するサービスを細かく組み合わせることができるので、
要介護度が重くさまざまな手助けが必要な方はもちろん、
1人暮らしで頻回な見守りや入浴などのちょっとした手助けが
必要な方にもおすすめです。

利用料金は要介護度によって異なりますが、
通い・訪問・泊りをどのように組み合わせても、
1か月固定料金になります。

費用の注意点としては、泊まりの宿泊費や食費、
通いの食費などは自費の為、
利用した分だけ費用が掛かるという点です。





☆健康に不安のある方は「看護小規模多機能型居宅」


また、小規模多機能のサービスに訪問看護の機能を加えた
看護小規模多機能型居宅という介護サービスもあります。

この介護サービスは訪問看護が利用できるので、
健康状態に不安がある方や医療の必要が高い方におすすめです。



☆頻回な訪問を希望するなら定期巡回・随時対応型訪問介護看護


要介護から利用できる訪問介護・訪問看護のみの介護サービスです。
 要支援では、利用できません。

通常の訪問介護で認められていない安否確認のみの訪問や
365日24時間、緊急時の対応が可能です。

1人暮らしで、毎日の安否確認や服薬の確認、
緊急時が心配などの方におすすめです。

また、短時間の身体介助が中心の支援となるので、
頻回なおむつ交換等が必要な方にも利用しやすいサービスです。

訪問介護のみでの利用や訪問介護と訪問看護を組み合わせた形で
利用することができます。

利用料金は月額定額のため、何度利用しても料金は同じです。

訪問介護のみの利用、訪問介護と訪問看護両方の利用では
料金が異なり、訪問介護・訪問看護の両方を利用する方が金額は上ります。




☆障がい者手帳を持っている方は、障がい福祉サービスと併用可


障がい者手帳を持っている方は、介護サービスで足りない部分を、
障がい福祉サービスを利用できる場合があります。

市町村の担当部署で、障がい福祉サービスを利用する手続きと
ケアプランにどんな障がい福祉サービスを利用するのか記載し、
市町村の担当部署に認められることで利用できます。

介護サービスにない内容もあるので、
現在の障がい支援区分でどのようなサービスを受けられるか確認が必要です。

またその際は、担当のケアマネージャーと介護サービスと
障がい福祉サービスをどのように組み合わせるのか良いのか
相談しましょう。

介護サービスと障がい福祉サービスを併用することで、
在宅生活を続けられる可能性がある方もいますのでぜひ検討してみてください。




☆在宅生活を続けるために


今回は、施設入所の前に、
在宅生活を続けるための方法を見てきました。

在宅での介護を続けていくために無理は禁物ですが、
施設入所の前に在宅生活において金銭面、介護面での負担が少ない
方法を考えてみるのも1つの方法です。

介護サービスをどのように利用していくかは、
介護を担っている方の事情によってそれぞれ違います。

施設入所を決める前に、ご自分にあった在宅での介護サービスの利用方法を
もう一度見直してみることも忘れないようにしましょう。(執筆者:現役老人ホーム施設長 佐々木 政子)

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 




今回、介護関係に精通されている佐々木 政子さんの寄稿文に導かれて、
《・・「施設入所の前に」検討してほしい在宅介護サービス・・》、
多々教示されたりした。


私たち夫婦のどちらかが、いつの日にか『介護・要』になってしまった時、

国の支援を受けている費用が程ほどに適度な特別養護老人ホームに、
入居が叶(かな)わなくなってしまった時、困苦する。
      
やむなく高価と称されている有料老人ホームに、断腸の思いで自宅の敷地を売却して、
介護施設に入居しなくてはならない場合もある。

私は世田谷区と狛江市に隣接した調布市の外れに住んでいるが、
程近くにある有料老人ホームは、三つばかり参考例として記載する。

A:入居費(0万円~840万円)そして月額(21.1万円~35.5万円)
B:入居費(0万円~1580万円)そして月額(0万円~63.7万円)
C:入居費(0万円~3600万円)そして月額(27.4万円~115.6万円)

入居費が廉(やす)ければ、月額の負担が多い上、
やはり介護の難度、施設の優良度合により、大幅な差異がある、と思われる。


       

もとより介護の難題は、いつまで介護を受ける必要な期間が判らず、
やがて永がられば本人の自己負担額が増し、貯金は切り崩しても資金不足となり、
当然ながら、退所が余儀なくされて、行き場がなく迷子のような介護難民になることである。

私たち夫婦は、裕福層には遥か遠い年金生活の身であるので、
改めて有料老人ホームの入居費、そして毎月の負担額が余りにも高価に、溜息をしたりしてきた・・。



今回、《・・「施設入所の前に」検討してほしい在宅介護サービス・・》、
多岐な在宅介護サービスを学び、やがて私たちがそれぞれ直面した時、
最善と思われるケースを私の住む市の高齢者支援センターなどで、
アドバイスを頂き、前向きに生活したいと思ったりしている。

いずれにして、自身の介護・要になる時期をできるだけ伸ばし、
日常に制約のない健康寿命を継続して
日々、程々の散策をしたり、程度な食事、或いは熟睡が欠かせないなぁ・・
と思い重ねたりしている。
コメント (6)
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