先程、ときおり愛読している【東洋経済オンライン】を見ている中で、
『 「体にいい食品ばかり」食べたがる人の深刻盲点
~まずは「腸」を、もっと「きれいな状態」にしよう~ 』、
と題された見出しを見たりした。
『 「体にいい食品ばかり」食べたがる人の深刻盲点
~まずは「腸」を、もっと「きれいな状態」にしよう~ 』、
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
こうした中、私の平素の朝食に関しては、幼年期に農家の児として育ったので、
齢ばかり重ねた今でも、 朝食は、ご飯と汁、おかずと香の物で成り立っていた
庶民の一汁三菜(いちじゅうさんさい)の真似事をしている。
齢ばかり重ねた今でも、 朝食は、ご飯と汁、おかずと香の物で成り立っていた
庶民の一汁三菜(いちじゅうさんさい)の真似事をしている。
私の朝食の原則として、前菜を必ず頂いている。
タマネギをスライスし、生ワカメとあえて、わずかにミツカンポン酢をかけて、
大きめの皿で盛大に食べたりしている。
やがて十六穀米の入った白米のご飯を1合ばかり炊(た)いたのを、
三分の一ばかり盛ったお茶碗で頂いている。
残りの御飯は、半分づつラップに包み、
冷蔵庫に保管して、翌日用、翌翌日用として、電子レンジで温めて頂いているのが、
実態となっている・・。
そして調味料を加味しない納豆、そしてコブの佃煮などを必須として、
これ以外はピーマンのミソで炒めたもの、ゴボウかハス、そしてシラタキのお醤油で炒めたもの、
食べたりしている。
そして私は魚介類が苦手で、やむなく瓶詰のシャケ、ときには缶詰のサバの味噌煮、
食べたりしている。
家内は時折つきあうが、大半は食パンにジャム、オレンジ・ママレード、或いはブルーベリーを塗り、
二枚ばかり食べながら、呑むヨーグルトを飲みながら頂くことが多い。
そしてバナナなど果物も食べたりしている。
やがてお互いに制約しないフリーの昼食として、
昨今の私は、リンゴひとつ、トウモロコシの缶詰をひとつ、
食パンをハムで挟んで一枚を食べたりしている。
やがて夕食の時は、キャベツ、そしてニンジン、ピーマンを千切りにして、
大皿に盛ったのを、電子レンジで温めて、そしてソースを少しかけて、盛大に頂いている。
まもなくロースト・ビーフか牛肉、豚肉、鶏肉など、その日に応じて200グラム程度を食べたりして、
モヤシの炒めものを食べたりしている。
こうした中、お酒は缶ビール500mlを5日毎に、たった一本となっているが、
かっての呑兵衛だった私は、不思議なことに充分に満足となり、
歌を忘れたカナリヤのようになっている。
こうして中で、家内は肉と野菜を食べたりした後、プリンかショートケーキを食べたりしている。
このような私の一日の食事内容であるが、高価な食材には無縁であるが、
年金生活18年の中、昼食以外は殆ど変わらず、こよなく愛食している。
そして私は、こうした食べ物を終末期まで、食べられたら、
限りなく幸せ・・と思ったりしている。
このような心情のある私は、
今回、《・・「体にいい食品ばかり」食べたがる人の深刻盲点・・》って、
どのようなことですか、と思いながら、記事を読んでしまった。
この記事は、【東洋経済オンライン】に於いて、2021年1月24日に配信され、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。
《・・世界的に著名な自然療法士でオステオパシストのフランク・ラポルト=アダムスキー氏。
1992年に発表された「アダムスキー式腸活法」は30年近く欧州で愛され続け、
その「腸活メソッド」を紹介する著作は、本国イタリアのみならず、
ドイツ、フランス、スペイン、ポルトガル、ベルギー、トルコなど世界中で話題になっている・・(略)・・
そのアダムスキー氏の著書が、
このたび初めて『腸がすべて:世界中で話題!アダムスキー式「最高の腸活」メソッド』として邦訳され、
日本でも大きな話題を呼んでいる。
このたび初めて『腸がすべて:世界中で話題!アダムスキー式「最高の腸活」メソッド』として邦訳され、
日本でも大きな話題を呼んでいる。
アダムスキー博士によると、多くの体の不調の原因は「汚れた腸」にあり、
「健康にいいもの」を食べている人の中にも、
残念ながら「腸についての重大な盲点」がある人が少なくないという。
「『健康にいい食品ばかり食べたがる人』が陥りがちな盲点」について、
本書を抜粋・再編集しながら、紹介する。
☆腸が汚れていると「体にいいもの」も効果が薄れる
私は長期にわたるさまざまな研究を通じて
「アダムスキー式腸活法」の基礎を構築するに至りましたが、
その基本となるのは、「体の機能不全のほとんどが『腸の流れ』によって決まる」という考え方です。・・(略)・・
腸が「正しく」流れているときは、健康な生活を送ることができますが、
腸の流れが「滞る」と、体のバランスが崩れてしまい、
さまざまな体の不調へとつながってしまいます。
免疫力低下や重大な健康被害を引き起こす可能性もあります。
腸の流れが「滞る」と、体のバランスが崩れてしまい、
さまざまな体の不調へとつながってしまいます。
免疫力低下や重大な健康被害を引き起こす可能性もあります。
腸の流れが滞ってしまうのは、
「間違った食生活」で消化管の壁に「有害な汚れ」が
たまっていくことが主な原因です。
この腸にたまっていく「有害な汚れ」をとり、
消化管の働きをよくするためには「正しい食生活」が有効です。
しかし、「正しい食生活」といっても、
「体にいいもの」と言われているものを摂ればいいというわけではありません。
健康志向の高い人ほど、「体にいいもの」を食べようとしますが、
そういう人の中には「腸について無知」なあまり、
重大な点を見逃しているケースも少なくないのです。
本記事では、そんな「『体にいいもの』ばかり食べたがる人が、
陥りがちな盲点」を紹介します。
「『健康にいい食品』ばかり食べたがる人の盲点」の1つ目は、
「『食品』についてばかり目がいき、肝心の『腸』について意識がいかない、
『腸が汚れた状態』のまま食べつづけてしまう」ということです。
☆腸がキレイだからこそ「体にいい効果」が出る
【1】「『腸が汚れた状態』のまま食べつづけてしまう」
よくある食事療法では、「あの食品が体にいい」、
「この食べ物が健康に効く」といったものばかりです。
しかし、「体にいいからといって、
健康にいい食べ物を摂取するだけでは、不十分だ」
というところまでは教えてくれません。
1つ、例をあげてみましょう。
「視力をよくしたければ、ブルーベリーがいい」
という話もよく聞きます。
ブルーベリーは、「アントシアニン」という抗酸化物質をもち、
それが目の網膜にある「ロドプシン」というたんぱく質に作用するため
視力の回復効果が期待されるといわれています。
しかし、一生懸命ブルーベリーを食べても、
消化管がふさがれて働きが低下していたら、
ブルーベリーに含まれるありがたい抗酸化物質は、
血中までたどり着くことができず、その効果も期待が薄れてしまいます。
さらに、消化管の働きが低下していることにより、
長い間腸内にブルーベリーがとどまることになってしまい、
かえって「腸に負担をかけてしまう」という悪循環に陥ってしまう
ケースもあります。
つまり、どんなに「体にいいスーパーフード」といわれていても、
消化管が詰まって正常に流れていなければ、
腸の中で「奇跡」を起こせないのです。
いくら体にいい物質が含まれていても、
唯一の通路(消化管の壁にある「穴」)がふさがれて
血中に到達できなければ、どんなに「体にいい食べ物」でも効果が十分には発揮されず、
体外に出てしまうことも少なくないということです。
体調不良の原因となる毒素を除去するのはたしかに重要ですが、
それをできる万能の食べ物など存在しません。
体をキレイにするには、消化管こそ重要な役割を担っています。
腸がベストコンディションになっていることで、
はじめて「その食べ物の真の効果」が発揮されるのです。
2つめは「体にいい食べ物の『消化の速さを無視』して食べてしまう」ことです。
☆「消化の速さ」が異なる組み合わせはNG
【2】「体にいい食べ物の『消化の速さを無視して食べる』」
健康雑誌などでも取り上げられていますが、
「おやつは、スイーツの代わりに、ナッツ類を食べるといい」
という話をよく聞きます。
ナッツ類は食物繊維が多く、そのなかでも、
くるみはアーモンドやアマニ油、サバやサーモンと同様に、
「オメガ3」系の脂肪酸を非常に多く含む食品です。
「オメガ3」は、健康に欠かせないDHAを含む「体にいい脂肪酸」と、
いわれています。
「じゃあ、体にいい『カテキン』が豊富な緑茶と一緒に食べると、
ますます体にいいかも」と思いがちですが、
実は問題があります。
「健康な人も盲点! 「腸の汚れ」が招く5大不調」でもお話ししたとおり、
食べ物には種類によって「消化の速さ」が異なります。
くるみは、消化の速さが遅い「スロー」に分類され、
緑茶は、消化の速さが早い「ファスト」に分類されるので、
それぞれの消化のスピードが異なります。
異なる速さで移動する食べ物を、同じ消化管に入れると
消化のトラブルが起きやすくなり、
腸全体の流れが遅くなってしまうのです。
これが「腸が汚れた状態」では、
ますます腸に多くの負担をかけてしまいます。
食事だけ大改革したところで、意味はありません。
先に消化管を正しく機能させないことには、
どんな健康法を試しても効果が出ません。
【3】「体にいい食べ物は『どんどん食べてもかまわない』」
「体にいい食べ物」と聞くと、何でも試してみたくなりますよね。
また、「『体にいい』というと、いくら食べても大丈夫」
とつい思ってしまいがちです。
しかし、「体にいい」からといっても、
たくさん食べれば、その効果が増えていくわけではありません。
「腸が汚れて」いると消化も鈍くなりますし、
何種類も食べても、消化の速さが異なっていれば、
さらに腸の流れも悪くなっていきます。
すると食べ物が腐敗して、壁に張り付き、
腸は狭くなり、毒素の処理もできなくなります。
こうして腸管の中で、どんどん蓄積されていき、
腸管は「食べ物を下へと送る」ために、
24時間働きつづけることになるのです。
これは、腸から自浄に必要な「すき間」の時間、
つまり、「空っぽのまま何もせずに休む時間」を奪うことになります。
つねに満杯のまま、食べ物を処理しつづければ、
消化管はあちこちで流れが詰まり、自分で自分を浄化できずに、
どんどん疲れていきます。
こんな食べ方をすれば、
どんなに「体にいいもの」を食べつづけても、効果は発揮できません。
「体にいいもの」を食べるときも、
「すき間」時間をつくることを意識してみましょう。・・(略)・・
どんなに「体にいいもの」を食べつづけても、効果は発揮できません。
「体にいいもの」を食べるときも、
「すき間」時間をつくることを意識してみましょう。・・(略)・・
☆「きれいな腸」で、「健康でアクティブな毎日」を
みなさんには「腸をきれい」にすることで、
「いつでもアクティブで活力にあふれて思いどおりに動く体」を手に入れ、
結果、「幸せな人生」を実現されることを強く願っています。
「いつでもアクティブで活力にあふれて思いどおりに動く体」を手に入れ、
結果、「幸せな人生」を実現されることを強く願っています。
(医学監修:澤田幸男/医学博士、澤田肝臓・消化器内科クリニック院長)・・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
今回、「『腸が汚れた状態』のまま食べつづけてしまう」、
そして「体にいい食べ物の『消化の速さを無視して食べる』」、
或いは腸から自浄に必要な「すき間」の時間が必要、
そして「体にいい食べ物の『消化の速さを無視して食べる』」、
或いは腸から自浄に必要な「すき間」の時間が必要、
このようなことを多々教示されたりした。
そして復誦するように、呟(つぶや)いていたら、
昨年の9月、『「空腹」こそ最強のクスリ』を上梓された
生活習慣病の専門医の青木厚さんの至言を思い馳せたりした・・。
《・・食事のあと、食べものが消化されるまで、胃の中に滞在する時間は2~3時間、
脂肪分の多いものだと4~5時間ほどと言われています。
小腸は、胃から送られてきた消化物を5~8時間かけて分解して、
水分と栄養分の8割を吸収します。
そして大腸が、小腸で吸収されなかった水分を15~20時間かけて吸収します。
そして復誦するように、呟(つぶや)いていたら、
昨年の9月、『「空腹」こそ最強のクスリ』を上梓された
生活習慣病の専門医の青木厚さんの至言を思い馳せたりした・・。
《・・食事のあと、食べものが消化されるまで、胃の中に滞在する時間は2~3時間、
脂肪分の多いものだと4~5時間ほどと言われています。
小腸は、胃から送られてきた消化物を5~8時間かけて分解して、
水分と栄養分の8割を吸収します。
そして大腸が、小腸で吸収されなかった水分を15~20時間かけて吸収します。
このように、私たちが食べ物を口に入れたあと、胃腸は何時間も働き続けます。
一日3回、食事をとると、朝食から昼食までの間4~5~5時間、
昼食から夕食まで6~7時間程度となります。
つまり、前の食事で食べたものが、まだ胃や小腸に残っているうちに、
次の食べものが、運ばれてきてしまうことになるのです。
昼食から夕食まで6~7時間程度となります。
つまり、前の食事で食べたものが、まだ胃や小腸に残っているうちに、
次の食べものが、運ばれてきてしまうことになるのです。
これでは、胃腸は休むひまがありません。
どんどん疲弊していきます。
くわえて、年齢を重ねると、消化液の分泌も悪くなり、胃腸の働きが鈍くなるため、
ますます消化に時間がかかるようになり、胃腸も疲れやすくなります。・・(略)・・
腸の機能が衰え、腸内環境が悪くなると、免疫力が低下してしまいます。
すると、風邪や肺炎などの感染症にかかりやすくなる、
アレルギーが悪化する、がんが発生する、といったことも起こりやすくなります。・・ 》
このようなことを思い浮かべて、改めて食事の内容の食べ合わせ、
胃腸を休息させる時間など、大切にしょうと思い重ねたりした。