夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

一度で三度楽しめる「旅行」は、脳の健康維持にも効果的、私は学び、微笑みを重ねて・・。

2022-11-22 15:34:06 | 喜寿の頃からの思い
先程、愛読している【日刊ゲンダイヘルスケア】を見ている中、
『 認知症治療の第一人者が教える 元気な脳で天寿を全う
       一度で三度楽しめる「旅行」は 脳の健康維持にも効果的 』、
と題した見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
私より5歳若い家内と共に、雑木の多い小庭の中で、
古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。

私たち夫婦は、私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、
そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中で、私たち夫婦の共通趣味のひとつは国内旅行であり、
結婚以来、国内の各地をときおり旅路を重ねてきた・・。




やがて2004年(平成16年)の秋に定年退職となり、多々の理由で年金生活を始め、
旅行の日程から解放されて、5泊6日前後の旅路が多くなったりした。    

私たちの旅路は、定年後まもなく自動車の免許書の更新を中止した私は、
最寄駅の近くにある旅行代理店に私たち特有のプランを依頼して、

JR、航空機、フェリーなど活用して、そして宿泊先を選定したりしてきた。

或いは通販のクラブツーリズムの滞在型で、魅了されたプランに参加して、
幾たびか活用したりしてきた。

いずれにしてもリゾートホテル、観光ホテル、観光旅館などに滞在して、
街中、周辺を歩き廻ったり、郊外の山里の小道を歩いたりして、遊学をしたりしてきた。

            

しかしながら2019年の5月、家内は大病となり、やがて体調回復に努めていた頃、
世の中は2020年2月頃より、新コロナウィルスの烈風となり、
お互いに感染が怖くて、『三密(密集、密接、密閉)』となり、

旅行も自粛させられてきた・・。

こうした中、我が家の家内は、体調は万全でなく、
やむなく私たち夫婦も旅行は自粛している・・。

このような深情を秘めた私は、
《・・一度で三度楽しめる「旅行」は、脳の健康維持にも効果的・・》って、
具体的にどのようなことなの・・、と思いながら、記事を読んでしまった。

この記事は、順天堂大学医学部名誉教授の新井平伊さんの連載寄稿文のひとつで、
【日刊ゲンダイヘルスケア】に11月15日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。




《・・ 脳の活性化に、旅行はうってつけ

お得に旅行ができる全国旅行支援割。
これを利用して、旅行に出かけた人、出かける予定の人も、
多いのではないでしょうか。

先着順のために売り切れになっていたけれど、
再度受け付けを開始したところもあると聞きます。

コロナ対策には気をつけつつ、存分に旅行を楽しんでもらえれば、
と思います。

認知症対策としては、旅行は大いにお勧めしたいところ。

旅行には、脳に対していい作用がたくさんあります。

どこかに出かけようと思ったら、

そのプランを立てるところから、始まりますよね。

どの地域に出かけるか、どういう交通手段を使えばいいのか、
最もお得に行ける方法は何か? 

現地の名物、訪れようと思っている先の休業日や
予約が必要かどうか、いくらかかるのか、など。

まずは情報収集をしなければなりません。


個人旅行なら、インターネットを使えば、大量に情報が集まります。
 書店に行けば、旅行本が何冊も並んでいます。

旅行会社の方にお世話になるにしたって、
担当者と会話を交わし、相手の方が提示する内容を吟味し、
同行者がいるなら、何がいいかを話し合い、決定しなくてはなりません。

気分を盛り上げるために、出かける先の土地に関連した書物を読んだり、
映画を見たりするのもいいですね。

それらをもとに、現地であれしよう、これしよう、
と考えるのは、楽しいものです。

旅行自体は、予定を綿密に立てるのもよし、

気持ちの赴くままに足を向けるのでもよし。

いずれにしろ、旅行先で目にした景色、触れ合った人は、
脳に刺激を与えるでしょう。

旅先では、どんなに歩くのが好きじゃない人だって、

確実に平時よりは、体を動かすはずです。

神社仏閣を見るにしたって、風光明媚な観光地をめぐるにしたって、 
 歩かないといけませんから。
体を動かせば、お腹もすきます。
現地でおいしいものをたくさんいただきます。

写真もぜひたくさん撮っていただきたい。

風景写真、同行者との写真、料理の写真など。

そして旅行から戻ってきたら、写真を見ながら、思い出を振り返る。

旅行は、行く前、行っている最中、戻ってきてからと、
一度で三度楽しめる要素があるのです。



■意欲が活発化

脳の健康を考える時、大切になってくるのが、

「意・情・知」になります。

「意」は意欲、
「情」は感情、
「知」は知能になります。

意欲は、脳の司令塔である前頭葉がつかさどり、
老化の影響も受けやすいところです。

老化を考える時、

①体全体の老化
②血管の老化
③脳の老化
④メンタルの老化の4つが重要になります。

これらは相互に関連していますが、
①には昼間起きて仕事・活動して、
夜はぐっすり眠るといったリズムが重要です。

②には、高血圧、脂質異常症など
何らかの生活習慣病を抱えている人が少なくないかと思いますが、
それらのコントロールがうまくできていることが必要です。

そして、③と④には、まさに意欲が重要で、脳の活性化につながり、
 日々を前向きにという気持ちにもなってきます。

前述のように、意欲は加齢に伴って衰えてきます。


脳の老化を防ぐためには、意欲をどう維持して、
前頭葉の活動を活性化させるかが、大切になってきます。

その重要なキーワードとなるのが、楽しむことなのです。


旅行は、まさに「楽しむ」という点でうってつけ。
いくつもの作業を同時に行うことで、脳はより活性化されます。
そういう意味でも、旅行はいい。



もし親御さんとの旅行を予定しているなら、

子どもであるみなさんが、何から何まで決めてしまうのではなく、
親御さんと話し合いながら、プラン立てをしてほしいと思います。

「上げ膳据え膳」は、認知機能の低下を進行させます。
「行きたい場所の候補をガイドブックから、いくつか見つけ出しておいて」、
「このパンフレットの中から、惹かれるものを選び出しておいて」
というのでもいい。

親御さんを巻き込み、目いっぱい楽しんでください。・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



 
今回、認知症治療の第一人者の順天堂大学医学部名誉教授の新井平伊さんより、
《・・「旅行」は、脳の健康維持にも効果的・・ 》多々教示されながら、
微笑みを重ねたりした。

私は過ぎし2017年1月25日の投稿文に於いて、
ひとつの旅でも4度ぐらいは享受している、と老ボーイの私は微苦笑を重ねて・・。』、
と題して、投稿している。

https://blog.goo.ne.jp/yumede-ai/d/20170125

お時間のある御方、お読み下さり御笑話して下されば幸いです。

尚、私のブログのカテゴリーとして、
『旅』、『旅のあれこれ』、『想いでの宿』を独立させて、投稿している。
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