海からあがったあとは、宿でお風呂ですよね~~。
風呂あがりといえば、種なし梅・・・。 いえ、冷たいビールでしょう。
夕飯は部屋食でお願いしてあります。 浴衣に着替えリラックス。
食前酒を写し忘れましたが 自家製果実酒はレモンでした。
先付、季菜、造り
地鶏のたたき 茗荷 穂紫蘇 美味ジュレ。 地鶏を軽くあぶっています。
茗荷のシャキシャキとした食感と爽やかな風味が美味ジュレとマッチしていました。
左から十勝寄せ、合鴨博多、海老酒煮、蛤素焼き、東海寺和え、丸十南部。
蛤素焼きはいわゆるホワイトソース焼き。東海寺和えはコハダを酢で〆た
ものに刻みたくわんをあえています。丸十南部はさつまいも。
勘八重ね 鮪 甘海老 あしらい。 勘八の身がしまって美味しかった。
焼 物
賀茂茄子 西京チーズ焼き 帆立 陸蓮根。
昆布を茄子の皮に見たてて揚げてあります。かなり塩分が強かったのですが
西京チーズが甘かったので、バランス的には好きな一皿でした。
煮 物
鰯有馬煮 小玉葱 印元。
8時間煮ているという鰯は、旨みを逃さずいい具合にとろとろ。
欲を言うと針生姜が欲しいところです。一つ一つ炊き合わされたと思える煮物。
素材の甘みを感じさせる小玉葱、歯ざわりがしっかり残っています。
揚 物
鱸もろこし包み アスパラ パプリカ レモン あられ塩。
もろこしを使い季節感を出しているものと思われます。
ここの料理長さんは、夏はもろこしをよく使われるのです。
あられ塩がよくあいます。もろこし包みはつなぎがはいっているので
なかみはふっくらとした食感になります。
酢 物
日向和え 蟹 花びら茸 陸鹿尾菜 海月 タピオカ サヤ。
難しい字ですね~~。 尾菜はひじきと読むそうです。
食 事
若布御飯 赤出し 香の物。
御飯の量が少ないよ~~。 お替わりの2杯目からは普通の白御飯になって
しまうんですって・・・。寂すぃ~。 赤出しは味噌の風味が豊かで美味しい。
甘 味
紫芋の水羊羹 キウィ ぶどう 白玉 小倉クリーム 桂花ジュレ。
紫芋の水羊羹の塩気で甘すぎずに品よくまとまっています。
白玉~~好きなのよ~~懐かしい~~。
宿の夕食には、名入り御品書を置いていただけます。こうしたサービスは
特別感があって素敵ですね。 料理長は 角屋 敏夫 様です。
さて、最近思うこと、料理のボリュームが少なくなったかな~。
夏のハイシーズンで忙しいせいか部屋出しの食事もせっつかれる感じが
ありあり。 昔はゆっくりお食事させていただけたような気がするのですが・・・。
とは言え、鎌倉は海だけでなく見どころもいっぱい。
季節折々に鎌倉探索の時などにも使える宿であると思います。
KKR 鎌倉わかみや
〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ヶ浜4-6-13
TEL 0467-25-4321