世間はお盆休み、水餃子でも食べようと「山東」にむかったのですが
先日テレビで、また紹介されていたらしく、長~い行列ができてますよ。
お腹減ってるし、出来るなら待ちたくないな~~。
諦めて、とぼとぼ香港路に入ると、「安記」「海員閣」と香港路行列必至のお店が
珍しく並んでいないっ。 空席があります。これはチャーーンス
酒も飲みたいし、こういうときは「安記」で決定です~~。
手前の席が空いてるよっ。早く 早く~~。
「安記」は昭和7年創業、歴史のある広東料理、中華粥のお店です。
中華街でお粥と言えば、まず「謝甜記」と「安記」が有名どころ。
今宵の〆はお粥ですね~~。 なかなか身体に優しそう。
その前にお酒のおつまみを少し食べたいな~。
モツ皿@700
丁寧に処理されたハチノスは臭みもなく上手にボイルされています。
ここにネギ、醤油、ごま油、(少量の酢も感じますが)で味が整えられシンプル
ですが、モツ初心者でもいただきやすいものになっています。
以前「楽園」でモツをいただきましたが、それと比較するとさらに癖がなく万人向けに
仕上がっているように思えます。
味付けは見た目に反して?いやらしくなく、さっぱりとナチュラルなもの。
柔らかいのですが、心地よい歯ざわりもしっかり残ってます。
独特の食感はかみ締めるほどに味わいを広げてくれます。
このモツ皿は「安記」の名物料理でもあります
搾菜
お酒を注文したからでしょうか?特に注文はしていないのですが
持ってきていただけました。 塩気の抜け具合が程よいわ。
紹興酒(ボトル)3年@1700
3年もの@1700とお手頃。 他に5年ものは@2400、15年ものは@5000
という価格設定になっていました。 1700円とは安いですね~。
ツブ貝ニンニク炒め@900
優しい味ですが、先ほどのモツ皿を食べたあとだと、どうも印象が弱いな~。
塩味ベースですが、もう少しニンニクがきいていたほうが良かったかも?
お隣の席には先客の常連さんらしき方が社員さんの慰労会でご利用のよう。
お料理をガンガン頼まれていたので、私達もちゃっかりならって料理を追加して
みようかということになりました~。
「何頼んでもおいしいのよ~~」というお隣さんのテーブルに並んだのは
モツ皿、巻揚、蟹たまetc あれよあれよという間にテーブルいっぱい。
一つ片付くとまた次のお料理が運ばれてくるので、隙間がないわ。
席の間隔が狭いので、お隣から漂う玉子の良い香りにノックダウン。
蟹たま@1800
ふっくら厚みのある蟹たま。やや化学調味料の存在を感じます。
塩分がきついので、これで白飯が食べたくなります~。
ランチにガッチリ食べたい蟹たまかもしれません。
けっこうボリュームがありました。 この蟹たまは、写真ではわかりにくい
のですがアルミの変わった器に入って出されます。
年代ものらしく中華街でも同様の器を用いるお店はもう少ないとのこと。
(保温の目的を兼ね備えていたようにききましたが詳しくは失念)
蟹たまがドスンと腹にきました。紹興酒もすでに空。さらなる飲みモードに
突入しないうちにお粥を決めましょっと。
お粥の種類は豊富。具材が沈んでいるので、はじめのビジュアルはみな
淡白なものです。別小皿にネギ、ゴマ油 醤油。味を変えて楽しむことができます。
粥にはぶつ切りの油条。色あい的には香菜も欲しいとこです。
三鮮粥(海鮮類おかゆ)@800
具はつぶ貝、イカ、海老。底に沈んでいた三鮮をレンゲですくいあげました。
お粥は米粒一つ一つが割れ花が咲いたような状態。
とろっとろで、でんぷん質が溶け出しきったというのではなく、程よくクリーミーな
舌触りで、さらっとした後味は軽い。
広東式中華粥、薄いようでもしっかり味がついています。
若干、化学調味料も感じますが、それを加味しても馴染みやすい塩味。
ある意味・・・やばいのです。
さて、お会計ですが、2人で、
上記お料理とお酒(他にはキリン一番搾り生ビールは@520×2)で、
合計6940円なり~。
閉店は20時と早めです。閉店間際にジョー山中さんがご友人とでしょうか?
来店されてきました。よくいらっしゃるのかお店の方の対応もスムーズでした。
横浜中華街満足度数は、★★★★ かなり積極的に好きです。
安記(あんき)
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町147
TEL 045-641-3150
営業時間/ 平日 9:30~20:00 土曜 9:30~20:00 日・祝 9:30~20:00
定休日/ 水曜日