銀座、四川料理「桃花源」 久しぶりの再訪。
ホテルコムズ銀座の2階。
前回、お一人ランチで訪問し、担担麺(ゴマ味噌辛しそば)をいただき、
その美味しさにシビレタ。
あの味をもう一度確認したい、そして連れ(寝太郎さん)にも味わってほしい。
そうした思いから急遽、休日の予定を変更してやってまいりました。
時間は14時過ぎ、早く早く!!
お昼のピーク時間は終わっているはず、そして土・日・祝とアイドルタイムが
ないにもかかわらず新橋駅を出た辺りから早足です。
想像どおり、お客様のピークも過ぎ、残っていたお客様は3組ほど。
そのお客様も私達が食事をとっている間にお帰りになられたので、
贅沢なことに貸切状態になりました。
テーブル・セッティングは、お店の名前が刺繍されたボタン穴開きの布ナプキン、
箸置き、店名入り箸袋に入った割り箸は縦置き、レンゲ。
卓上には、爪楊枝と紙ナプキン。テーブルクロスは2枚敷き。
着席すると、白タオル地のおしぼりは、トレー置きでいただけ、中国茶が出された。
また、お酒を飲むので、チェイサーをお願いすると氷水も運ばれてきました。
(ノブロー) やっと、着いたで。オラもみにがごっちゃんになった「担担麺」食いてえ。
(みに) 私、ノブローさんの後ろに紹介されてる「酸辣湯麺」も前から
気になっているのよね。 写真だと、生卵が落とされてるでしょ。
生卵は無料。入れるかどうか自由なのよ。注文時に選択できるの。
陳麻婆豆腐(豆腐と挽肉の唐辛子ソース煮) 小盆(S)@1890
メニューを見ているときは気がつかなかったのですが、注文時、麻婆豆腐には、
四川と普通のものがあるので、どちらになさいますか?と聞かれました。
お願いしたのは、四川。
豆腐は木綿豆腐を使用、角切りになっています。
挽肉は粗めで、肉の食感を楽しめるタイプ、葉ニンニク入り。
連れは、パンチが効いて美味いと申しておりましたが、
私はこの日の体調によるものかもしれません。
辛いと言うより渋みや苦味を感じてしまいました。
(ノブロー) こいつには、甜麺醤が入っているようだで♪
(みに) ふふふ、いっぱしに語るね。
のちに、接客対応してくださった方のお話によると、四川マーボーのタレは、
店で注ぎ足して使っているものがベースとのこと。
そこに豆板醤やら何やら足して料理長が毎朝チェックなさるんだそうです。
リクエストすれば、辛めもOKとのこと
私が苦味を感じたとお話したら、山椒ではないでしょうか?とのお答え。
たしかにがっちり効いている。
はやくも一人、ライスを注文してしまいました。金額は不明。
ザーサイ付きです。
お替りはよかったら申しつけてくださいとのこと。どうやらお替り自由のようだ。
これで口の中をやわらげよう。
さて、お酒ですが、ビール(中瓶)@900をいただいたあとは、
陳年紹興貴酒 5年(ボトル640ml)@4200
(ノブロー) 話梅(干し梅)がついてきただ。
(みに) 飲み方はストレート。ワイングラスでいただきます。
水餃子(水ギョーザ) 1人前(4ヶ入)@840
これはウマイ!と大喜びした逸品です。 個人的オススメ指数4超
皮は通常見かけるものより薄めでもちぷるの食感、肉餡も甘みがあって上質だ。
双方ともに素晴らしい。
酢醤油に刻みネギ。このタレもまろやかで美味いのだ。
あっさりしているので、もっといただけそう。
シンプルなだけに技量が問われそうですが、満足度の高いものでした。
宮保鶏丁(鶏肉とカシュナッツ唐辛子炒め) 小盆(S)@2100
中盆(M)だと3150円です。
お料理は、このあとお店の方が、取り分けて提供。
辛さは控えめ、甘酸っぱさが懐かしい。 クラシカルなイメージ。
写真では、わからないと思いますが、ボリュームはありました。
(ノブロー) 辛さ控えめちゅーんで、ララにも勧められるかな。
(ララ・メイ) ノブロー見て!アタシ、お花の上にのっちゃったわ。
(ノブロー) おお!ララ、べっぴんさんだでーー
(みに) あんたたちっーー!いい加減にしなさい!(怒)
担担麺( ゴマ味噌辛しそば)@1260
お料理は、このあとお店の方が、取り分けて提供。
宮保鶏丁と言い、写真を撮るまで待っていただきご協力ありがとうございます。
肉そぼろ、刻みネギ、ほうれん草、ナッツ。
この担担麺を連れにも紹介したくてやってきたのだ。
連れは、香りよし、コクもあり、辛さがあとからついて来る、
と自身の感想をメモに記していましたが
私とは違う。
記憶の中にある同店の担担麺は、もっと深い奥行きがありこれほどに
ゴマゴマしくはなく、洗練さを極めていたはずだ。
味が落ちたということではなく傾向が変わったように思えてしまった。
推測ですが、平日では本来、アイドルタイムの時間帯。
私達の他にはもうお客様がいらっしゃらない、
つまりこうしたことも関係があるのだろうか? 実際のところは不明。
ポットの中には茶葉は入っていません。
予めお店の方でお茶をいれてポットに移し変えたもの。ジャスミン茶でした。
同店の本店は熊本。
四川料理の第一人者・故陳建民氏に師事した斉藤隆士氏が料理長として
昭和50年に開業。
銀座 桃花源は、斉藤隆士氏に四川料理の真髄を学んだ川上洋信氏が
平成11年の開業当初から総料理長を務めているという。
また、四川料理の七つの味には
酸(すっぱい味)、甜(甘い味)、苦(苦い味)、辣(辛い味)、麻(山椒の味)、
鹹(塩味)、香(かおり)があり
HPによると、四川料理は
これらを組み合わせた千変万化の多彩な味わいを楽めるというのだ。
そして、同店は好みの料理や予算、人数にも応じてくださるとのこと。
師から弟子に受け継がれる味。
いろいろ申しておりますが、こうしたものも大事にしたい。
お会計は、2人で上記お料理とお酒で合計12540円。
今回の経験もふまえ、また、時間をおいてから訪問してみよう。
中国料理満足度数は、★★★★ 積極的に好きです。
桃花源(トウカゲン)
東京都中央区銀座8-6-15 ホテルコムズ銀座 2F
TEL 03-3569-2471
営業時間/ 平日 11:30~15:00、17:00~22:00
土曜日 11:30~21:30 日曜・祝日 11:30~21:00
定休日 年中無休