お一人ランチは、北京料理、「八重洲大飯店」(ヤエスダイハンテン)
場所は、JR山手線 東京駅、東京メトロ銀座線 日本橋駅 徒歩3分。
中央通りから、日本橋三丁目養珠院通りに入った道沿いになります。
同店は、東京駅、駅前にて1945年に創業。
1967年(昭和42年)に、現在の日本橋に北京料理の中国料理店としてリニューアル。
チェーン展開をせず、一店舗で営業を続けているそうです。
入店すると、まず喫煙か禁煙かを聞かれます。
禁煙を希望し、案内されたのは入り口よりほど近いテーブル席ですが、
ぐるなびによると、総席数は320席もあるとのこと。
テーブル・セッティングは、箸置きは本物の落花生、箸は縦置き、メニュー。
着席すると、氷水とレンゲが運ばれ、おしぼりは業務用タオル(袋入り)をトレー置き。
オーダーを通すと、メニューは下げられた。
卓上には、醤油、酢、辣油、豆板醤、紙ナプキン、
「八重洲大飯店」のロゴ入り袋に入った爪楊枝。
落花生は、あとで、食べていいのだろうか。
とても気になったのですが、まわりで殻を割っているお客様も見当たらない。
ランチタイムの忙しいときに、お店の方にお聞きするのも気がひける。
やはりここは止めておこうっと。
ランチタイムのメニューの一部。
夜のメニューはわかりませんが、親しみやすい料理がずらり。
私のお目当ては、開店当時から好評という「特製鶏煮込み麺」
(S)スタンダードと(L)ラージがありますが、同店の鶏煮込み麺は、はじめてなので
お試しという意味もあり、(S)で注文。
追加セットは+250円。これでデザートまでついてくる。
直感で「鳥の唐揚げつけてください」とお願いすると、
「特製鶏煮込み麺と鳥の唐揚げ、鶏×鳥で大丈夫ですか?」と聞きなおされた。
そうかあ、お店の方が言うとおり、バランス悪いのかな。。
「じゃ、ふかひれ餃子と焼売で!」 と、あっさり方向転換。
ふかひれ餃子と焼売
先に運ばれてきたのが、小ぶりな、ふかひれ餃子と焼売。
私は豆板醤をつけて食べるのが好きなのです。
肉餡は、昔懐かしい味がした。
特製鶏煮込み麺(爛鶏麺) (S)スタンダード@1050
青菜、鶏肉。いたってシンプル。
豚骨と鶏でとったという白濁したぽってりスープは濃厚でコラーゲンがたっぷり。
塩味で整えられています。
お店の方のご指導によると、お好みで豆板醤を加えお楽しみくださいとのこと。
六本木「香妃園」の特製とり煮込みそば は、それもアリなのですが、同店のものは、
もっと味がはっきりしているので、このままでも十分に思えました。
麺は中太ストレート麺。スープとの絡みもよく、するするとした喉越しも良い。
不思議とあとをひく味わい。
ランチタイム、まわりのお客様の注文を拝見していると大半が、特製鶏煮込み麺。
支持率の高さにも納得できた。
小豆入りタピオカココナッツ
麺を食べ終える前に運ばれてきた。
タピオカのむちっっとした食感は良いのですが、小豆がところどころ戻しきれて
いないのか、硬かったのは残念。
同店は、開店以来の調理スタッフによりお料理を提供してくださっているとのこと。
この地で長く親しまれ、お客様に愛されているのも、こうした変わらぬ安心感が
ひとつの所以なのかもしれません。
長い年月をかけ育まれた同店に、一個人の評価も野暮かとは思いますが、
今回のランチ満足度数は、★★★☆ 消極的に好きです。
八重洲大飯店 (ヤエスダイハンテン)
東京都中央区日本橋3-3-2
TEL 03-3273-8921
営業時間/ 11:30~22:30(L.O.22:00)
定休日 日・祝