吉祥寺 「竹爐山房」(チクロサンボウ)
当店ではお料理とワインのマリアージュも楽しめます。
「今月のお薦めワイン」という中で
さっぽろ藤野ワイナリー無農薬・有機農法、無濾過、非加熱の生ワインが
紹介されていましたので、白 2011 FUJINO WHITE ナイヤガラ(辛口)@3675を
注文してみました。
栓はスクリューキャップなのですが、塩化ビニール製のコルク型。
しかし、スクリューキャップを開けるのはお店の方ではなく自分達なのです。
あれ?サービス料は別途10%なのに??
味わいとしては、水っぽく酸が強い。おりが入っていたので口当たりもいまひとつ。
そのため次は古越龍山8年@3,150に変更しました。
清炒金銀絲(クラゲと芽、根とり美味モヤシ炒め)(2名分)
金針菜も使われています。
XO醤炒めと説明を受けましたが、
私には春タケノコと大エビの切り身の塩炒めよりこちらの味付けのほうが
舌に違和感を感じる。
時菜牛腱子(岩手短角牛肉のやわらか煮季節野菜添え)
付け合せは、ターツァイ。シェフは早くから短角牛の美味しさに着目なさって
いたそうですが、今回の出来は好ましくない。
冷凍肉だったのかと思わせるところもあり、お肉はパッサパサ。味わいもレトロ。
(モモロー) 八角が効いているだね。
壬生菜銀絲麺(みぶ菜の極細タンメン)
スープは上湯ベース。美白の極細麺は歯ざわりの残る固めのもの。
点心二道(本日のデザート二品)
とちおとめのシャーベット
キノコのプリン 丹波の黒豆のジュレ
クコの実、ミント。
デザート時には、茶杯で中国茶をいただけました。
以上でコース料理終了。
サービスも含め、いささか割高感を覚えるコース内容でした。
平日夜のためか、私達のあとからいらしたお客様は退店するまでに4組ほど。
空いていました。
一度は訪問してみたかった当店。
今回、グルメ雑誌等の評価があまりに良く、また期待が大きすぎたため、
自分としては残念な結果に終わりましたが中国古来の伝統料理の技を知り尽くした
「竹爐山房」の味をいただくことが出来、勉強になりました。
当店を経て、世評の高い各店のシェフが誕生したということも事実。
ですから、中国料理好きの自分としては感謝せねばならんのです。
いただいたお料理の中では、前菜、ふかひれと上海ガニ団子の二重蒸しスープ、
みぶ菜の極細タンメンが口に合いました。
お会計は、1人当たり14,000円(千円未満四捨五入)
サービスで☆が残念です。
中国料理満足度数は、★★★ 日常的なら満足で。
ご高名のある当店に、たいへん失礼いたしました。
竹爐山房 (チクロサンボウ)
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-21-8 センチュリーホーム吉祥寺ビル2 B1F
TEL 0422-23-3363
営業時間/ 木~火 11:30~14:30(L.O.14:00) 17:30~22:00(L.O.21:30)
定休日 水曜日