みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

海鮮名菜 香宮 (シャングウ) (№1) 六本木

2013-04-25 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

広東料理 「海鮮名菜 香宮」(シャングウ)

当店のオープンは2011年11月28日。監修は、「赤坂璃宮」の譚 彦彬 氏。

東京カレンダーによると

『 厨房を預かるふたりの料理人は、ともにあの「赤坂璃宮」出身。

方や丸の内「福臨門酒家」でも修業を積み、炒めの極意を学んだ川口海一料理長。

その右腕として脇を固める篠原裕幸氏は、本場香港まで遊学、都合2年に亘り研修を

重ねた若年の実力派だ。』

                                                   と言うことです。

場所は、西麻布、星条旗通り沿い。

このあたりに詳しくなければ少し目立たない場所と言っても良いかもしれません。

どっしりと重厚感のある外観。

事前にグルメサイトでリサーチしていた情報によると総席数は40席に満たないと

いうことでしたが、この外観からはもっと多くのお客さまをお迎えできる広さを

イメージさせます。

ランチタイムの訪問。幸い予約なしでしたが入店できました。

入り口より右手のダイニングが今回の利用。

数えてみるとテーブル4卓で16席。ほか、個室が3室あるそうです。

ゆったりと空間を使われすっきりと落ち着いた上品な内装。

窓際のお席でしたので坪庭の植物を楽しむことができました。

テーブル・セッティングは、位置皿、飾り折りナプキン、カトラリーレスト、スプーン、

箸(縦置き)、テーブルフラワー。 テーブルクロスは2枚重ね。おしぼりはタオル地。

ナプキンには「桃花源」さん同様ボタン穴が開いています。

ランチタイム、麺・飯セット、楓コース、柊コースのほかアラカルトの注文も可

ということですが、せっかくなので、本日は、楓コース@3,150 でお願いしました。

テーブルナプキンをのけると位置皿には「香宮」の文字。お食事のスタートです。

食卓演出も効いて、このあとのコース料理が待ち遠しくなります。

最初に提供されたのは、辣椒醤(ラチュジャン)

こちらは、醤に豆板醤などを加えて炒め、冷やした辛味調味料とのこと。

お好みでどのお料理にも使えるそうです。 

楓ランチコース@3,150(二名様より)のメニュー構成は上のとおり。

なお、当該コースには、ティーポットによる中国茶付き(茶葉ナシ)

卓上でティーウォーマーで温め飲むことができます。

富貴特品盆(前菜盛り合わせ)

 ・燻製たまご・・・龍井茶(ロンジンチャ)漬け、黄身が柔らかい状態。美味。

 ・海老のマヨネーズソース・・・クイックスイート(さつまいも)とパプリカのソース
   ホクホク甘いクイックスイートを使われていますから、ソースはねっちりとして濃厚。 

 ・クラゲの冷製・・・クラゲの頭の部分を使った甘酸っぱい冷製。

 ・フォアグラの紹興酒漬け いちじくソース・・・中華前菜と思えないような味の広がり。
   不思議なことにいちじくソースをつけていただくとコーヒーのような風味に。

(コウタロー) でっけえ海老だで。1個だけんど、がっしり食べ応えあるだよ。

菜胆燉花(広東白菜と椎茸入り蒸し上湯スープ)

メニューには上記のように記されていましたが仕入れ等により変わられたのでしょう。

白キクラゲ、冬瓜、クコの実、アサリ入りの蒸し上湯スープになりました。

生姜も効いた薬膳風のスープ。

丁寧に出汁をとられた上湯スープは一口飲むごとに胃が温まり活性化する感じ。

医食同源を実感させてくれる味わいです。美味しい。

錦銹炒海鮮(活けの海鮮の塩味炒め)

店で扱う魚介は、川口海一料理長が毎日築地に通い吟味されているとのお話ですが

それも納得。 肉厚のホタテは絶妙な火入れで中はしっとりとレア。

キクラゲも厚みがあり、コリコリとした歯ざわり、これは上物。

中国野菜などとともに、品良く軽い塩味でまとめられています。

香港に詳しい篠原裕幸氏は、前菜とデザートを担当されているとのこと。

現在、基本に忠実でありながら、新しさのエッセンスが光る

互いの持ち味を生かした巧みなコース料理のデュオ。

次のお料理が楽しみです。

                                               -№2に続く-

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